投資によって得られる利益が非課税になるNISA(ニーサ)。例えば一般NISAでは非課税投資枠の上限が年間120万円と決められていますが、使わなかった分を翌年へ繰り越すことはできません。2020年も残りわずかとなった今、「毎日つみたて」を利用して、残りの非課税投資枠で効率よく運用するためのポイントをご案内します。
目次
2020年、残りの非課税投資枠はいくら?
まずは自分の2020年の残りの非課税投資枠を確認しましょう。ログイン後のマイページから、「保有残高・口座管理」、「NISA残高」と進みます。「非課税投資額」の「残り非課税投資枠(円)」にてご確認いただけます。
「思い切ってNISA口座を開設したけれど、その先の投資機会を伺うあまり、最初の一歩が踏み出せない」という方は意外にも少なくないようです。
焦りは禁物?時間の「分散」は「毎日つみたて」で!
誰でもできる!「積立投資」のメリットとは?
2020年も残りわずかだからと焦って一度に購入してしまうと、高値掴みで損をしてしまうリスクがあります。ピンポイントで買うタイミングを見極めようと悩むよりは、「分散」を活用してリスクを抑える「積立投資」をされてはいかがでしょうか。定期的に一定の金額を投資する「積立投資」なら、下図のように値段が高いときにはあまり購入せず、逆に値段の低いときに多く購入することができます。値段に応じて機械的に購入する量が調整されるため、投資のタイミングに悩むことなく、安心して続けられます。
積立頻度は「毎日」がオススメ
マネックス証券では積立頻度を毎日(※)と毎月(=月1回)からお選びいただけます。ただし今回のケースでは、「毎月」で申込むと2020年内に購入できる回数が限定されてしまうため、少しでも多く分散させるという観点で「毎日」を選択する方が良いでしょう。
※各投資信託ごとに定められたファンド休業日を除く、毎ファンド営業日となります。銘柄により1ヶ月間の買付日数が異なります。
【NISAも対象】「毎日つみたて」をサクッとご紹介
- マネックス証券のYouTubeチャンネル「マネックスオンデマンド」にリンクします。
- 2020年9月より、NISA口座でも「毎日つみたて」が利用できるようになりました。
細かい計算は不要!非課税投資枠を無駄なく使う便利な機能
「2020年の非課税投資枠は今年中に余すことなく使い切りたい」という方には、NISA非課税投資枠使い切り設定の適用をおすすめします。お申込みいただいた積立額よりも残り非課税投資枠が少ない場合に、残り非課税投資枠の金額で積立買付を発注する機能です。
(例)5万円の積立を申込んでいるが、2020年の非課税投資枠が残り4万円しかなかった場合
NISAの積立におすすめの投資信託は?
ランキングから選ぶ<NISA月間積立契約件数>
マネックス証券のNISA口座で積立申込件数の多いファンドをご紹介します。1位や5位のファンドは国内株式を投資対象としている一方、2~4位のファンドは米国など海外の株式へ投資を行います。どれか1本に絞るだけではなく、投資対象地域にも「分散」を意識するとより効果的です。なお、「毎日つみたて」は最低100円からお申込みいただけます。
- 2020年9月1日~2020年9月30日のマネックス証券のNISA口座における月間積立契約件数ランキングです。
- マネックス証券のNISA口座で積立できない銘柄は対象外となります。
- 上記のランキングは過去のものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
積立の申込方法を画面付きで解説!
各投資信託ごとにファンド詳細ページがございますので、「購入・積立」ボタンからお進みください。最低100円からお申込みいただけます。
続いて、ファンド概要ページの下にある「積立申込」ボタンからお進みください。
投信つみたて 申込入力の画面にて、積立頻度は「毎日」を選び、次に積み立てる金額をご入力ください。日額指定は「1日あたり」、月額指定は「1ヶ月あたり」で設定できます。
続いて、口座区分で「NISA」をお選びください。「特定」や「一般」とお間違えのないよう注意が必要です。
※「NISA」はNISA口座未開設の場合には表示されません。「特定」も同様に、特定口座未開設の場合には表示されません。