他金融機関を含めはじめてNISAをご利用になる方は、NISA口座開設にかかる税務署審査中でも一部のお取引が可能となります(金融機関変更や再開設に該当されるお客様は対象外です)。
税務署審査中のお取引には、NISA口座の開設が無効とされた場合に、いくつかの制約が発生いたしますので、必ず以下をご確認の上お取引いただきますようお願いいたします。
2018年以降、他の金融機関を含めはじめてNISA(※)をご利用になる方は、必要書類をご提出いただきマネックス証券で受理されると、税務署審査中でもNISA口座でのお取引(外国株式は除く)が可能となります。金融機関変更や再開設のお手続きの場合は、税務署審査が完了した後にお取引が可能となります。
お客様のNISAご利用経験(2018年以降) | 手続き | 税務署審査中のお取引 |
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NISA(※)を他の金融機関も含めて初めて利用する場合 | 新規口座開設 | 可 |
他の金融機関でNISA(※)を利用している(利用していた)が、今後マネックス証券でNISAを利用する場合 | 金融機関変更 | 不可(※) |
マネックス証券で以前NISA(※)を利用していたが、再度マネックス証券でNISAを利用する場合 | 再開設 |
(※)2023年以前のNISAにおける「一般NISA」「つみたてNISA」も含みます。
(※)ご注意
「金融機関変更」や「再開設」は「新規口座開設」とお手続きが異なります。「金融機関変更」や「再開設」に該当するお客様が「新規口座開設」としてお手続きされると、税務署審査中でもお取引が可能な状態となります。
この場合、税務署審査完了後に重複口座であることが通知され、NISA口座開設が無効となり、NISA口座で申込んだ注文等が失効となるほか、その間の取引が課税扱いになるなどいくつかの制約が発生いたします。ご不安のある方は税務署審査完了後にお取引を始めることをお勧めいたします。
ただし、税務署審査中は、分配金再投資コースで購入した場合でも分配金の再投資は行われず、分配金受取となります。
税務署審査の完了までは、繁忙期や大型連休等をはさむ場合を除き概ね1~2週間のお時間がかかります。審査完了のご連絡は、ログイン後のメッセージボードにてお知らせいたします。
税務署審査の結果、お客様が他金融機関においてNISA口座を開設されている(重複口座)等の照会結果を受領した場合は、NISA口座の開設が無効となり、以下の制約が発生いたします。
以前NISA口座を利用したご経験があるなど、ご不安のある方は、税務署審査完了後にNISA口座でのお取引を始められることをおすすめいたします。
税務署審査の完了は、ログイン後のメッセージボードにてお知らせいたします。
非課税投資枠が利用不可となるため、NISA口座での買付ができなくなります。投信つみたてによる買付が行われないほか、NISAを指定した買付注文も失効となります。
※NISA口座での買付を制限するため、一時的に非課税投資枠が「0円」もしくはマイナスと表示されます。
無効となったNISA口座でIPO、POの需要申告をされていた場合は失効となります。また当選(補欠含む)された場合でも、購入申込が不可となります。(ただし、すでに購入申込を完了されていた場合は、マネックス証券にて特定口座(特定口座の開設がない場合は一般口座)に移管いたします。)
無効となったNISA口座で保有する残高は、特定口座(特定口座の開設がない場合は一般口座)へ移管いたします。課税口座への移管には、お客様のお取引状況により、数日から2週間程度かかる場合があります。
無効となったNISA口座での取得日・取得価額にて移管されます。
無効となったNISA口座で保有する残高は課税口座に振り替えとなるため、その処理のタイミングによっては、NISAを指定して発注された売却注文が失効となる場合があります。
無効となったNISA口座で行われたお取引は、課税上、一般口座でのお取引として取り扱われます。NISA口座でのお取引を取り消すことはできません。また、無効となったNISA口座で行った譲渡や受け取った配当や分配金を特定口座扱いにすることはできません。
税務署審査中にお取引を行う際は、あらかじめご了承ください。
NISA口座の開設が無効となったお客様が再度マネックス証券にてNISAのご利用を希望される場合は、改めて、金融機関変更や再開設のお手続きをいただく必要があります。