「日本経済はもうだめだ」
「日本はこれから衰退していくに違いない」
このような意見が散見される昨今、「強い日本の未来を創ろう」という想いから誕生したファンド。それが、マネックス・アクティビスト・ファンド(愛称:「日本の未来」、通称:「まふ」)です。本記事では、「そもそもアクティビストとは何か」から始め、マネックス・アクティビスト・ファンドの意義についてご説明いたします。
アクティビストとは
まず、そもそも「アクティビスト」とはなにかについてご説明いたします。
アクティビストとは「投資先企業の一定数以上の株式を保有し、その企業の業績を改善するために働きかける者」のことです。「物言う株主」や「ハゲタカ」という言葉を、一度は耳にした方もいらっしゃるかもしれません。また、このように言われることで負のイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。
なぜ「ハゲタカ」と呼ばれるのでしょうか。それは、「企業の株価が下がっている時に株を買い占め、経営陣に圧力をかけて業績を短期的に向上させ、株価が上がったときに売却する」ためです。
しかし最近では、こういった負のイメージから脱却しつつあるのです。
ハゲタカから救世主へ?
最近負のイメージから脱却しつつあるアクティビスト。「ハゲタカが救世主に変貌した」や「アクティビストはハゲタカではない」など、ポジティブなイメージが定着しつつあるのです。
その理由は、アクティビストが非効率的な経営をしている企業の経営を改革してきたからです。例えば身近なところで言うと、多くの人が利用しているOS(Windows)を開発したMicrosoft社も、2010年代にアクティビストの対象となり、株価を大きく上昇させました。
このように、本来アクティビストとはマイナスな効果ではなくプラスの効果を企業・経済にもたらします。このアクティビストによる行動は、実は誰しもが心の底に持っている欲望と同じではないでしょうか。例えば、愛用しているアプリがあったとして、その使い勝手が悪くなってしまったら「以前は良かったのになぁ」と思わないでしょうか。もしくは、使いやすいアプリでも、まったく機能等がアップグレードされなければ「もっと、こうすればいいのに」と思うことはないでしょうか。
そういった思いを胸の内に秘めておくのではなく、言葉にして企業に伝え改善を図るのが、アクティビストです。
「まふ」誕生
「まふ」公式キャラクター
「まっふー」
それでは実際にどのようにして自分でその思いを企業に届け、働きかければいいのでしょうか。経営に働きかけるためには、一定数以上の株式を保有する必要がありますし、なにより思いを伝える相手は経営のプロですから、簡単にはいきません。
そこで「個人投資家とともに日本の企業の変革を行い、日本の新しい未来を創っていきたい」という想いから誕生したのが「マネックス・アクティビスト・ファンド(愛称:日本の未来、通称:「まふ」)」です。
100円から投資できる「マネックス・アクティビスト・ファンド(通称:まふ)」
「マネックス・アクティビスト・ファンド(通称:まふ)」とは、その名の通りマネックスグループ発の投資信託で、2020年6月25日に運用を開始しました。前章で述べたように、ご自身がアクティビストとして経営に働きかけるには一定数以上の株式を保有する必要があり、そのためには多額の資金が必要です。
しかし、「まふ」なら100円から購入可能で、皆様の企業に対する想いをマネックスグループが誇るエンゲージメント(対話)のプロが、代わりに企業にお伝えします。ファンドの詳しい内容に関しては「『まふ』特設サイト」に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
「まふ」が日本を強くする?
近年、海外企業をメインに組み入れるファンドの人気が高まる中、「まふ」の組入は国内上場企業のみです。
「まふ」はエンゲージメント(対話)によって、そういった企業の中で変革を願う企業の可能性を最大限に引き出し、成長の後押しをしています。これによって日本の企業の価値を底上げし、強い日本経済を創り上げ、より良い日本の未来を築くことが「『まふ』の使命」です。これまでに当ファンドが行った主なエンゲージメント(対話)先の一つに大手ベンチャーキャピタルであるジャフコグループがあります。
ジャフコ グループは非事業用資産の過度な保有によって資産効率が低下し、それによって株式市場から過小評価されていました。そこに「まふ」がエンゲージメント(対話)を行い、非事業用資産の売却および株主還元を実施し、今後の資本配分においての方針を公表することで、株価は大きく上昇しました。
出所:カタリスト投資顧問作成
「まふ」のオススメ購入方法
「まふ」のおすすめ購入方法は、
エンゲージメント(対話)が運用手法の中心である「まふ」は個別の投資案件においてリターンを出すのにある一定の時間がかかります。また案件によっても、時間軸が異なります。集中投資であるため基準価額もインデックス投資にくらべて上下します。
そのため、定期的にコツコツと積立投資をしていただくことが、ドルコスト平均法によりお客様の資産増加に繋がると考えられます。ドルコスト平均法の詳しい内容については、「金融商品購入のタイミング」でご案内しております。またマーケット全体と連動しやすいインデックスファンドや純粋なアクティブ運用の商品と組み合わせることにより、ポートフォリオ全体のリターンの源泉を分散させることが可能となり、様々な市場の局面でリターンを上げられる可能性があります。
「まふ」は儲かるのか?~積立シミュレーション~
「まふ」の意義については理解できたとしても、投資をするのであればやはり利益が欲しいですよね。
ここでは、先ほどご紹介したおすすめの購入方法「ドルコスト平均法」の代表例である「毎月つみたて」と「毎日つみたて」で実際に「まふ」を購入した場合のシミュレーションをご紹介します。積立期間はファンド設定日(2020年6月25日)から2021年12月29日まで、毎日500円、毎月15,000円を積み立てた場合のシミュレーション結果です。
毎日500円の場合
出所:マネックス証券作成
- 上記は毎日500円をつみたて投資(最終日を除く)したと仮定して試算しています。表示桁未満は四捨五入して表示しています。
- 上記はシミュレーションであり、実際の運用とは異なります。したがって、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
毎月15,000円の場合
出所:マネックス証券作成
- 上記は毎月初(2020年6月を除く)に15,000円をつみたて投資(最終月末を除く)したと仮定して試算しています。表示桁未満は四捨五入して表示しています。
- 上記はシミュレーションであり、実際の運用とは異なります。したがって、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
このように、仮に上記期間で毎日500円積み立てた場合は+10.07%、毎月15,000円積み立てた場合は+12.62%のリターンが得られるというシミュレーション結果になりました。
毎日つみたての場合ですと、プチ貯金の感覚で投資ができて、なおかつその結果として日本経済が強くなることに繋がります。毎月も毎日も、「どちらがいい」というのはありませんが、肝心なのは無理のない範囲で、コツコツ長期的に投資を続けることです。ご自身に合った方法で、積立投資を始めるのがいいでしょう。
ご購入・ファンド詳細はこちらから!
マネックス・アクティビスト・ファンド
<ファンドの特長>
- 個別企業の分析を重視したボトム・アップ手法による銘柄選択により比較的少数の銘柄に投資します。
- 対象企業に対しては、目的を持ったエンゲージメント(対話)や提案を行い、企業価値と株主価値の中長期的な向上を目指します。
- マザーファンドは、カタリスト投資顧問株式会社より投資に関する助言を受けて運用します。
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【入門編】まだ「まふ」を知らない方へ!マネックス・アクティビスト・ファンドを動画で解説!
※マネックス証券のYouTubeチャンネル「マネックスオンデマンド」にリンクします。
これまでの「まふ」セミナーと公式SNS
「まふ」は毎月セミナーを開催しております。以下のリンクより、これまでのセミナーをご覧いただけますので、ぜひご視聴ください!
また、公式SNSにて「まふ」やそれ以外の投資情報も発信中です!Twitter、Instagramともに公式キャラクターの「まっふー」がお待ちしております。ぜひ会いに来てください!
公式SNS
最後に
ここまで、いかがでしたでしょうか。少しでも「『まふ』とはなにか」、「『まふ』へ投資する意義」についてご理解いただけたようであれば幸いです。
最近、米国株投資が流行っている中であえて、組入銘柄を日本株のみにしている「まふ」。そこには、日本にある変革の可能性がある企業への期待が込められています。「日本経済の先行きは不安だから、米国株に投資する」というのは簡単です。しかし、外国の企業に負けないくらい日本の企業のなかにも可能性のある企業はたくさんあります。そういった企業にも日本の未来のために頑張ってもらいたいという思いは多くの方がお持ちではないでしょうか。私たちの手で、日本企業を応援し、一緒に日本の未来を創りませんか?「まふ」は個人投資家のみなさまの賛同をお待ちしております!