認知症になった場合、ご本人の銀行や証券の口座は凍結されてしまいます。例えば介護が必要になった時、その費用はどこから捻出しますか?
認知症による資産凍結に対する備えや、事前準備に対する家族間の意識差の解消法について、「元気が出るお金の相談所」所長でマネーセラピストの安田まゆみさんが事例を交えて解説します。
今回の認知症対策コラムは2本立て!事例を交えて解説します
筆者紹介
「元気が出るお金の相談所」所長・マネーセラピスト CFP
安田 まゆみ
相談業務歴25年。現在は、主に介護が始まる前からの「認知症対策としての家族信託」「もめない相続のための遺言」「相続発生後の事務処理や申告サポート」など相続に至るまでのお金周りのサポートやコンサルティングを受けている。また、相続後の実家の売り方などについても各種専門家と連携してコンサルティングを行っている。NHK「ごごナマ」などテレビやラジオへの出演は100回を超え、セミナーも1000回を超えている。近著は「そろそろ親とお金の話をしてください」(ポプラ新書)。他著作多数。