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株主優待も配当も狙える業績好調な銘柄とは?

相場環境が不安定な昨今、投資する銘柄にお困りのお客様も多いかもしれません。本コンテンツではマネックス証券の銘柄分析ツール「マネックス銘柄スカウター」を活用し様々なテーマで銘柄をご紹介します。今回のテーマは「株主優待も配当も狙える業績好調な銘柄」です。

株式投資の魅力は値上がり益だけではない

株式投資には値上がり益以外に大きく2つの魅力があります。1つは株主優待制度、もう1つは配当金です。株主優待制度とは、株主に対して商品やサービスをプレゼントする制度です。また、配当金とは、株主に対して分配される現金配当のことです。権利確定日に対象の株式を保有していると株主優待や配当金を受け取ることができます。
マネックス銘柄スカウターでは、株主優待の有無や予想配当利回りで銘柄を絞り込むことが可能です。

毎月の権利確定日など株主優待について詳しくはこちら

株主優待も配当も狙える業績好調な銘柄

株主優待も配当も狙える銘柄のうち、長期的に業績が好調な銘柄を「マネックス銘柄スカウター」の10年スクリーニング機能を使って抽出しました。具体的なスクリーニング条件および抽出された銘柄は以下のとおりです。

スクリーニング条件

10年スクリーニングの「基礎条件」で株主優待ありにチェックし、「条件を追加する」ボタンから詳細条件をそれぞれ設定して抽出します。

【基礎条件】

  • 株主優待:あり

【詳細条件】

  • 会社予想配当利回り:1%~4%
  • 過去10年間の通期売上高の平均成長率:5%以上
  • 過去10年間の通期営業利益の平均成長率:5%以上
  • 過去10年間の通期売上高の増収回数:7回以上
  • 過去10年間の通期営業利益の増益回数:7回以上
  • 直近の通期売上高:5%以上増収
  • 直近の通期営業利益:5%以上増益
  • 今期売上高の会社予想:5%以上増収
  • 今期営業利益の会社予想:5%以上増益
  • 会社予想PER:25倍以下

スクリーニング結果

銘柄(銘柄コード) 終値(07/01) 配当利回り(会社予想) 1株あたり
配当金額
(会社予想)
売上高成長率10年平均 営業利益
成長率
10年平均
キューブシステム(2335)894円2.91%26円6.7%10.5%
ケア21(2373)711円2.39%17円13.6%26.3%
ライク(2462)2,226円2.34%52円13.1%14.9%
アリアケジャパン(2815)5,430円1.77%96円5.3%8.0%
アークランドSH(3085)2,109円1.42%30円15.0%12.7%
マツキヨココカラ(3088)5,460円1.47%80円5.3%8.6%
トレジャーファク(3093)1,182円1.69%20円12.5%5.7%
シュッピン(3179)1,365円2.20%30円15.7%31.0%
システムリサーチ(3771)1,994円3.01%60円9.9%21.0%
エコミック(3802)440円1.36%6円12.9%32.6%
エア・ウォーター(4088)1,680円3.33%56円6.1%7.5%
クイック(4318)1,363円3.89%53円11.8%20.0%
早稲田アカデミー(4718)1,153円2.08%24円5.2%8.9%
メック(4971)2,225円2.02%45円9.4%18.8%
三和H(5929)1,304円3.45%45円6.6%14.9%
シンメンテH(6086)1,160円1.72%20円20.8%29.2%
マルマエ(6264)1,806円2.44%44円15.5%73.1%
オカダアイヨン(6294)1,468円2.25%33円9.4%13.5%
図研(6947)3,110円1.29%40円5.6%16.0%
コンドーテック(7438)1,023円3.32%34円5.5%6.4%
エスリード(8877)1,649円2.43%40円13.3%12.2%
青山財産ネット(8929)993円3.12%31円12.2%25.9%
日本コンセプト(9386)1,418円2.47%35円8.6%8.3%
NSD(9759)2,381円2.27%54円7.5%12.9%
関西フードM(9919)1,171円1.54%18円9.1%10.8%

(出所)2022年7月4日時点のマネックス銘柄スカウター

スクリーニング項目が多いため一部の項目を省略して表示しています。

アナリストによる銘柄解説

10年スクリーニングで抽出された銘柄の一部をマネックス証券のマーケット・アナリスト益嶋裕の解説でご紹介いたします。

アリアケジャパン(2815)

大手業務用天然調味料メーカーでチキン・ポーク・ビーフなどを原料とする畜産系天然調味料で高シェアを誇る。同社の調味料は加工食品、カップラーメンのスープ、コンビニ弁当などで幅広く使われている。日本・アジア・ヨーロッパを拠点に「最適地生産方式」を採用して各拠点で生産を行っている。高い品質が評価されるなか、営業利益率は20%を上回って推移。また、前期の売上高は526億円であるのに対し、2025年3⽉期には632億円を視野に入れ営業利益率や海外売上高比率の引き上げを目指す。予想PERは21倍程度と高利益率の成長企業ながら大きな割高感はなく、株価も安値圏にある。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

株主優待

内容:1,000株以上保有で3,000円相当の商品(食品)
株主優待獲得に必要な最低金額:5,430,000円
権利付最終日:2022年09月28日

優待内容の詳細をみる


アークランドサービスホールディングス(3085)

低価格とんかつ専門店「かつや」を中心に飲食店を他店舗展開。コストパフォーマンスの高い料理の提供が評価され、ハイペースで出店を続けてきた。直近6月の既存店売上高も好調に推移するなど客足は衰えていない模様。一方で卵などの食材価格高騰を受け第1四半期は9%超の営業減益だった。自己資本比率は70%近く、手元現金も200億近くと好財務にも特徴。親会社は新潟県を中心にホームセンターを展開しているアークランドサカモト(9842)で過半数の株式を保有。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

株主優待

内容:100株以上保有で550円相当の食事券2枚等
株主優待獲得に必要な最低金額:210,900円
権利付最終日:2022年12月28日

優待内容の詳細をみる


マツキヨココカラ&カンパニー(3088)

マツモトキヨシとココカラファインを中核とする大手ドラッグストアチェーン。グループ店舗数は3,300超と日本トップクラス。マツモトキヨシは首都圏の駅前などの好立地に特徴があり、ココカラファインは郊外にも多く出店。ドラッグストア各社が昨秋から株価を大きく下げる中同社も調整していたが、5月に発表した本決算以降株価は右肩上がりの上昇を続ける。今後、インフレ進行の中での価格転嫁が課題となる一方で外国人観光客(インバウンド)の増加は業績の後押しになりそうで、業績の上振れに期待したい。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

株主優待

内容:100株以上保有で2,000円相当の自社グループ商品券等
株主優待獲得に必要な最低金額:546,000円
権利付最終日:2022年09月28日

優待内容の詳細をみる


エスリード(8877)

森トラストの子会社のマンションデベロッパー。大阪に本社を持ち関西圏を中心に新築分譲マンションや中古マンションの買取再販などを行う。前期は売上・経常利益とも過去最高を更新し、今期予想も最高を更新見込み。北海道の苫小牧にラグジュアリー・ウェルネスリゾートの展開を計画中。6期連続の完成在庫0を達成するなど「選ばれるマンションだけを販売する」をキーワードに堅実な販売に定評。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

株主優待

内容:100株以上保有で3,000円相当のカタログギフト
株主優待獲得に必要な最低金額:164,900円
権利付最終日:2023年03月29日

優待内容の詳細をみる


関西フードマーケット(9919)

京阪神地区(兵庫・大阪・奈良・京都)で食料品主体のスーパーマーケット「関西スーパー」「イズミヤ」「阪急オアシス」を展開。H2Oリテイリングの子会社となり3社が経営統合された。昨年発表した中期経営計画では2030年の営業利益を300-350億円と前期実績の6倍程度を目指す意欲的な計画を発表している。グループ店舗数の増加に伴う営業エリアの重複への対応や店舗オペレーションの合理化によるコスト削減等が今後の課題となる。株主優待は各店舗で使える優待券またはお米。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

株主優待

内容:100株以上保有で株主優待券(500円割引)2枚またはお米2kg等
株主優待獲得に必要な最低金額:117,100円
権利付最終日:2022年09月28日

優待内容の詳細をみる

現物取引手数料の引下げ 3月22日約定分(予定)から

銘柄スカウター「10年スクリーニング」の使い方

マネックス銘柄スカウターとは

マネックス銘柄スカウターとは、2017年10月の提供開始以来数多くのご好評をいただいている銘柄分析ツールです。「10年スクリーニング」「アナリスト予想」「通常発表されない3ヶ月に区切った企業業績」「セグメント業績」「業績予想修正履歴」「理論株価」など投資判断に役立つ様々な情報をご提供しています。

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マネックストレーダー株式スマートフォンからもアクセス可能です。詳細はご利用方法をご覧ください。

「10年スクリーニング」の使い方

「10年スクリーニング」とは、2019年4月の提供開始以来ご好評をいただいている機能です。過去10年間の業績や直近の四半期業績、アナリスト予想などで高度なスクリーニングが可能です。下記では簡単な使い方をご説明します。

銘柄スカウターを開いたら上部の黄色いメニューの「10年スクリーニング」を押す。

スマートフォンでご利用の場合は右上の三本線のメニューよりご選択ください。

10年スクリーニングを開いたら「新規作成」ボタンを押す。

絞り込みたい条件を入力する。詳細条件を設定したい場合は「条件を追加する」を押す。

絞り込みたい詳細条件をチェックする。チェックが出来たら「決定」ボタンを押す。

条件を設定したら「スクリーニング」ボタンを押す。

国内上場有価証券取引に関する重要事項

<リスク>

国内株式および国内ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「国内株式等」)の売買では、株価等の価格の変動や発行者等の信用状況の悪化等により元本損失が生じるおそれがあります。また、国内ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じるおそれがあります。

<保証金の額または計算方法>

信用取引では、売買代金の30%以上かつ30万円以上の保証金が必要です。信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が最大3.3倍程度となる可能性があるため、価格、上記各指数等の変動、または発行者の信用状況の悪化等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じるおそれがあります。レバレッジ型商品等の一部の銘柄の場合や市場区分、市場の状況等により、30%を上回る委託保証金が必要な場合があります。

<手数料等>

国内株式等のインターネット売買手数料は、「取引毎手数料」の場合、約定金額3,000万円以下のときは、最大921円(税込:1,013円)、約定金額3,000万円超のときは、973円(税込:1,070円)かかります。ただし、信用取引では、「取引毎手数料」の場合、約定金額が50万円以下のときは、成行・指値の区分なく最大180円(税込:198円)が、約定金額50万円超のときは、成行・指値の区分なく最大350円(税込:385円)がかかります。また、「一日定額手数料」の場合、一日の約定金額300万円ごとに最大2,500円(税込:2,750円)かかります。約定金額は現物取引と信用取引を合算します。(非課税口座では「取引毎手数料」のみ選択可能ですのでご注意ください。)単元未満株のインターネット売買手数料は、買付時は無料です。売付時は約定金額に対し0.5%(税込:0.55%)(最低手数料48円(税込:52円))を乗じた額がかかります。国内ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。国内株式等の新規公開、公募・売出し、立会外分売では、購入対価をお支払いただきますが、取引手数料はかかりません。IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引の売買手数料は、1注文の約定金額により異なり、2億円超の約定金額のとき最大手数料345,000円(税込:379,500円)かかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「IFAコースの手数料」をご確認ください。
信用取引では、約定したお取引に対し当社が定める手数料がかかる他、信用金利等がかかります。

<その他>

お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「上場有価証券等書面」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。
当社は、本書の内容につき、その正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。
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