ニュースなどでよく耳にする「日米の金利差」や「政策金利」。実はこれらのキーワードは、FX取引にも密接に関わっています。
FXでは「米ドルと円」のように2つの通貨をペアにして取引を行います。この2国間の金利差から生まれる「スワップポイント」の仕組みを基礎から解説。金利変動時の相場の動きや取引時の注意点もお伝えします。
そもそもスワップポイントとは?
FXでは「米ドル/円」といった「通貨ペア」を選んで取引を行います。スワップポイントとは、この2国間の通貨を売買した際に発生する「金利差調整分」のことです。
例えば「米ドル/円」において、金利の低い「円」を売って金利の高い「米ドル」を買う取引(買いポジションの保有)を行うと、原則としてその金利差額を日々受取れます。逆に、高金利通貨を売って低金利通貨を買う(売りポジションの保有)と、支払いが発生する点には注意が必要です。

受け取れるスワップポイントの具体例
米ドル/円の買いポジションを10,000通貨、30日間保有した場合
1日あたりのスワップポイント135円×30日=4,050円※1
なお、1米ドル160円の時、レバレッジ2倍で10,000通貨取引する場合に必要な資金は約800,000円です。(1米ドル160円×10,000通貨÷2=800,000円)※2
- 1日あたりのスワップポイントは2026年6月1日実績。スワップポイントが30日間不変であったと仮定。
- 外貨振替時の各種手数料は考慮しておりません。
政策金利が変わるとスワップポイントにどう影響する?
スワップポイントは常に一定ではなく、各国の政策金利や市場の需給バランスなどにより日々変動します。一般的に、保有する通貨の国が利上げをすればスワップポイントの受取り額が増え、逆に利下げをするとスワップポイントは減る傾向があります。
しかし、政策金利が変わらなくても相場環境により金額が増減し、支払いへ転じることもあるため、日々の確認が大切です。

取引する際の注意点・リスク
スワップポイントはFXの魅力のひとつですが、「為替変動リスク」には十分な注意が必要です。特に高金利通貨は、国の経済情勢によって急激に価格が下落するリスクもはらんでいます。受取ったスワップポイント以上に為替差損が膨らみ、結果的に収益がマイナスとなる場合もあります。
高金利通貨に限らず、FX取引をする際には余裕を持った資金管理を徹底しましょう。

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