金融商品を選ぶ際に大切なことの一つとして、手数料があります。複雑な金融商品の場合、手数料も複雑になりがちです。ON COMPASSはシンプルな手数料設定で、分かりやすい表記を心掛けています。この記事では、ON COMPASSの手数料の仕組みについてご紹介します。
複雑な金融商品の手数料
他社との差別化を図るために、各金融機関ではさまざまな金融商品を販売しています。
中には複雑な金融商品もあり、こうした商品では手数料も複雑になりがちです。投資経験者でも理解が難しかったり、深い金融知識を求められたりすることがあります。
最終的にどの商品を選ぶかは、投資家の判断に委ねられます。商品を選ぶ際は手数料についても理解して選択することが大切です。
ON COMPASSのシンプルな手数料
ON COMPASSではお客様が理解しやすいよう、手数料の設定がシンプルです。
手数料はお客様の資産残高に対して年率0.9775%(税込)程度です。これには、ON COMPASSを通じて投資するETFの売買や保管にかかる経費、ETFを運用する会社に支払う経費(以下ETF経費率)0.07%程度を含んでいます。実際のETFの経費率は、提案画面やマイページ上で確認可能です。
このETFの経費のように間接的にかかる費用は変動するためあらかじめ具体的に表示していない資産運用サービスもあります。ON COMPASSの場合はこういった費用も含めてフェアな手数料表記にしたいという想いから、ETFの経費率の概算も含めています。そのため0.9775%「程度」という表記になっています。
このように資産残高に応じて手数料が発生するため、お客様とON COMPASSを運用するマネックス・アセットマネジメントがウィンウィン(win-win)の関係性となっています。資産残高に応じた手数料にすることで、お客様の資産が増えるとマネックス・アセットマネジメントの利益も増えるような仕組みになっています。こうすることによって、マネックス・アセットマネジメントも「お客様の資産を増やそう」という意識が働き、運用方法を改善し続けることにもつながります。
また、一般的なおまかせ資産運用サービスでは、手数料を別途支払う必要があるものも多いですが、ON COMPASSでは手数料は日々の投資信託の評価額に反映されています。そのため、手数料の支払いに関して、お客様が特別何かをする必要はありません。
手数料は3ヶ月ごとに発行される運用報告書に記載されているほか、いつでもマイページで確認できます。
売買やリバランス、追加投資などの費用は全て無料
ON COMPASSでは、毎月の積立やリバランス、為替交換や売買の費用なども必要ありません。
また積立額の変更や追加投資、一部解約や全解約も無料で行えます。「転職して収入が減ったから、毎月の積立額を低くしたい」「臨時収入があったから、追加で投資に回したい」など、ライフプランやそのときどきの状況の変化に対応しやすくなっています。
まとめ
ON COMPASSの手数料はシンプルで分かりやすく、お客様の資産の増加がマネックス・アセットマネジメントの利益につながる仕組みになっています。また手数料を別途支払う必要もないため、手間がないところも利点です。初心者の方はもちろん、経験者の方にも嬉しい設定ではないでしょうか。
出典:マネックス・アセットマネジメント「ON COMPASSの手数料の仕組み」