アルトナー（2163）

エンジニア派遣会社。設計・開発技術者の人材派遣、請負・受託のテクニカルアウトソーシングを行う。事業領域は輸送用機器・電気機器・精密機器分野、自動車、スマートフォン、産業用ロボット、半導体露光装置等の設計・開発。
通期の売上高は9期連続増収で過去10年間の最高を更新している。2024年1月期の業績予想は増収増益で、予想に対する売上高の進捗率は第3四半期時点で75.2％と順調。アナリスト予想を基に算出した理論株価（PER基準）と比較するとやや割高な水準。予想配当利回りは3.79％（年間1株あたり予想配当75円、12月11日の終値1,978円で計算）で、直近実績で9期連続増配。実績配当性向は71.2％と高く、株主還元に積極的な姿勢がうかがえる。

（出所）マネックス銘柄スカウター

ヒューリック（3003）

不動産デベロッパー。東京23区駅近中心の不動産賃貸業務、不動産開発・建替業務、アセットマネジメント業務（REIT）、保険事業、ホテル・旅館事業を行う。主力は不動産の保有賃貸・投資開発、みずほフィナンシャルグループ企業へのテナント。
通期の売上高は2期連続増収で過去10年間の最高を更新している。2023年12月期の売上高について予想困難としていたが、2023年10月に開示するとともに営業利益などを上方修正している。通期予想に対する売上高の進捗率は第3四半期時点で59.3％とやや低め。アナリスト予想を基に算出した理論株価（PER基準）と比較するとやや割高な水準。予想配当利回りは3.20％（年間1株あたり予想配当48円、12月11日の終値1,498円で計算）で、直近実績で9期連続増配。実績配当性向は40.3％に抑えられており、今後も増配する余地に期待できそう。

（出所）マネックス銘柄スカウター

コンドーテック（7438）

産業資材メーカー&商社。工事関連業界向けインフラ・環境資材の製造販売と仕入販売を行う。主力製品はターンバックル、足場吊りチェーン、ねじ製品などの自社工場生産品と金物類、チェーン、ワイヤロープなどの仕入・OEM生産品。
通期の売上高は2期連続増収で過去10年間の最高を更新している。2024年3月期の業績予想は増収増益で、予想に対する売上高の進捗率は第2四半期時点で48.5％とまずまず。アナリスト予想を基に算出した理論株価（PER基準）と比較すると妥当な水準。2024年3月期に大幅な増配を予定しており、予想配当利回りは3.43％（年間1株あたり予想配当40円、12月11日の終値1,166円で計算）で、上場来減配なし。数年おきに自社株買いも行っており、株主還元に積極的な姿勢がうかがえる。

（出所）マネックス銘柄スカウター

Ｇ−７ホールディングス（7508）

カー用品店・スーパー等の運営会社を傘下に持つ持株会社。主力の自動車用品販売店「オートバックス」と業務用食材を小売販売する「業務スーパー」を全国展開しており、それぞれ国内最大のフランチャイジー。
通期の売上高は10期連続増収で過去10年間の最高を更新している。2024年3月期の業績予想は増収増益で、予想に対する売上高の進捗率は第2四半期時点で50.3％と堅調。アナリスト予想を基に算出した理論株価（PER基準）と比較するとやや割安な水準。予想配当利回りは3.44％（年間1株あたり予想配当40円、12月11日の終値1,163円で計算）で、直近実績で8期連続増配。実績配当性向は43.8％に抑えられており、今後も増配する余地に期待できそう。

（出所）マネックス銘柄スカウター

青山財産ネットワークス（8929）

資産コンサルティング会社。個人資産家・企業オーナーに専門性を活かした財産承継・事業承継・財産運用コンサルティングを提供。不動産仕入れ・商品開発による販売、不動産小口化商品の販売も行う。
通期の売上高は10期連続増収で過去10年間の最高を更新している。2023年12月期の業績予想は増収増益で、予想に対する売上高の進捗率は第3四半期時点で68.7％とやや低い。アナリスト予想を基に算出した理論株価（PER基準）と比較すると妥当な水準。予想配当利回りは3.99％（年間1株あたり予想配当41円、12月11日の終値1,028円で計算）で、直近実績で9期連続増配。実績配当性向は50.1％と市場全体に比べると高めで数年おきに自社株買いも行っており、株主還元に積極的な姿勢がうかがえる。

（出所）マネックス銘柄スカウター