ON COMPASSは目標に向かってリスクを徹底管理するおまかせ資産運用サービスです。今回は足元の運用状況および金融市場の状況についてご説明します。
ON COMPASSが投資対象とする投資信託の基準価額の推移
日銀の金利引き上げ、米国の景気減速懸念、中東情勢の緊迫化などから投資家はリスク回避姿勢を強めています。ON COMPASSが投資対象としているMSV内外ETF資産配分ファンドも昨今の世界金融市場の影響を受け軟調に推移しているものの、底堅い値動きとなっています。
- 出所:マネックス・アセットマネジメント作成
- 基準価額(1万口当たり)は信託報酬控除後、2024年8月5日時点で分配実績はありません。
- 2023年12月29日の基準価額を100として指数化。
- レベル1はMSV内外ETF資産配分ファンド(Aコース)、レベル2はMSV内外ETF資産配分ファンド(Bコース)、レベル3はMSV内外ETF資産配分ファンド(Cコース)、レベル4はMSV内外ETF資産配分ファンド(Dコース)、レベル5はMSV内外ETF資産配分ファンド(Eコース)、レベル6はMSV内外ETF資産配分ファンド(Fコース)、レベル7はMSV内外ETF資産配分ファンド(Gコース)、レベル8はMSV内外ETF資産配分ファンド(Hコース)になります。各レベル・コースの特色や想定リスク当に関しては交付目論見書をご確認ください。
- 将来の運用成果を保証するものではありません。
自分にあった運用戦略
ON COMPASSでは許容できるリスクや目標金額に合わせて8つのコースで運用できます。資産運用を続けていく中で、昨今の相場急落などにより投資に関する考え方が変化したり、見直しを考えたりすることがあるかもしれません。ON COMPASSでは資産計画内容の変更などはすべて手数料がかかりません。
※出所:マネックス・アセットマネジメント作成の交付目論見書
日米主要株価指数が下落した背景:米国経済の減速懸念
2024年の年初から堅調に推移してきた日米の主要株価指数は、足元は調整局面を迎えています。7月中旬以降、バイデン大統領の撤退に伴う米大統領選挙への不透明感、日銀の金融引き締めなど、市場参加者が事前に想定していなかった出来事がいくつか起こりました。
確かに、これらのことの影響はあったものの株価下落の理由としては、米国経済の減速懸念が大きな理由と考えます(下図)。
その米国経済ですが、9月に想定される米利下げなど米金融当局による適切な金融政策により、いずれ回復に向かうと考えます。
- 出所:ブルームバーグデータよりマネックス・アセットマネジメント作成
- 2020年12月末の指数を10,000として指数化
- 米国株はS&P500指数、日本株はTOPIX(東証株価指数)
- 上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません
マーケットに居続けることの重要性
以下のグラフは、ON COMPASS専用ファンドの中で純資産総額が最大の運用戦略レベル6<MSV内外ETF資産配分ファンド(Fコース)>について、「投資し続けた場合(市場に居続けた場合)」と「投資を中断した場合(各下落局面の最終日に売却し、その後約1ヶ月で投資を再開したと仮定)」のシミュレーションです。
設定来の3回の下落局面では、その後の1ヶ月間で基準価額が急速に戻していることから、「投資し続けた場合」と「投資を中断した場合」では、44.1%の差が生じました。
下落時に市場から離れず市場に居続けることで、中長期でのパフォーマンスを享受できる可能性が高いと考えます。
- 出所:マネックス・アセットマネジメント作成
- 2016年6月10日の基準価額を10,000として指数化。
- 上記は、一定の条件のもと過去の基準価額を用いたシミュレーション結果であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
【ご参考】各コースの設定来からの推移
- マネックス・アセットマネジメント作成
- 基準価額(1万口当たり)は信託報酬控除後、2024年8月5日時点で分配実績はありません。
- レベル1はMSV内外ETF資産配分ファンド(Aコース)、レベル2はMSV内外ETF資産配分ファンド(Bコース)、レベル3はMSV内外ETF資産配分ファンド(Cコース)、レベル4はMSV内外ETF資産配分ファンド(Dコース)、レベル5はMSV内外ETF資産配分ファンド(Eコース)、レベル6はMSV内外ETF資産配分ファンド(Fコース)、レベル7はMSV内外ETF資産配分ファンド(Gコース)、レベル8はMSV内外ETF資産配分ファンド(Hコース)になります。
- 将来の運用成果を保証するものではありません。
ON COMPASSの運用のポイント
グローバルな分散投資
ON COMPASSは国内債券、外国債券、国内株式、外国株式、グローバル・リートを投資対象資産とし、代表的なインデックスに連動する流動性の高いETFを通じて、分散投資を行っています。
持続性のある長期運用
ON COMPASSは長期的な投資を見据え、規律ある運用の実践により持続的な投資成果の獲得を目指します。低コストETFの選別や売買回転率の制御による複利効果の享受、数十年にわたる時系列データにファンダメンタル情報も加味した各資産のリターン/リスク分析など、長期運用に適した施策を講じています。
リスク管理を重視した資産配分
様々な資産に投資するバランス・ファンドでは資産配分(アセット・アロケーション)が最も重要な機能の一つですが、ON
COMPASSでは将来のポートフォリオの価値が一定の条件を満たす中で下振れリスク(期待ショートフォール)を最小化するように資産配分を決定します。投資の目標達成の確度を維持しつつ不測の事態への備えを意図しており、お客様の目標に向かった運用(ゴールベース・アプローチ)に適すると考えます。
市場では一般的な統計分布では説明の難しい大暴落や、平時には関連の低い企業群の非常時における連鎖倒産などがまれに起こります(テール・リスク)。ON
COMPASSでは滅多にない現象を適切に取り込む統計手法を活用しテール・リスクに対処しています。
運用体制
ON COMPASSはマネックス・アセットマネジメントのクオンツ運用部が最先端の投資理論と精緻なリスク管理法を駆使し、運用しています。クオンツ運用部が独自に開発した運用モデルにより、論理性・客観性を重視した科学的な方法により投資判断を行っています。多変量解析、機械学習、最適化シミュレーションなどを随所に取り入れ、運用の高度化を図っています。
自分の契約状況の確認方法
ご自身の契約状況について、ON COMPASS専用のマイページにて確認することができます。
「ON COMPASSログイン」からアクセスできます。
おまかせ運用 ON COMPASSとは?
おまかせ運用サービス「ON COMPASS」なら、資産運用プランの作成からゴール達成までをサポートします。質問に答えるだけで最適な資産運用プランをご提案。さらにその資産運用プランにそって、全自動で運用を行います。資産運用の初心者の方や、忙しい方にピッタリのサービスです。
また、下落に強い安定運用もON COMPASSの特徴の一つです。マネックス・アセットマネジメント独自のモデルが、下落幅を抑制します。
気になる手数料は年率0.9775%程度(税込)
手数料は年率0.9775%程度(税込) のみ。申込みや売買、プラン変更や追加投資などにかかる費用は一切不要です。
※組み込むETFの平均経費率0.07%程度を含む。手数料は、運用資産残高に対して年率0.9775%程度(税込)かかります。市場環境等によっては、実質コストが0.9775%程度(税込)を超えることがあります。手数料・費用の詳細につきましては、契約締結前交付書面や交付目論見書等を必ずご確認ください。
ON COMPASSを始めるには
ON COMPASSをご利用いただくには、マネックス証券の「証券総合取引口座」および「ON COMPASS 投資一任口座」を開設いただく必要があります(口座開設画面で同時にお申込みいただけます)。すでに証券総合取引口座をお持ちのお客様は、「ON COMPASSをはじめる」より、投資一任口座を開設してください。
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