会社情報

松本 大(おおき)から

皆様こんにちは。

マネックス証券代表取締役社長を務めております松本大です。

私は大学を卒業してから米系の投資銀行に12年間ほど勤務しておりました。初めは債券のトレーディングや金利派生商品の開発・トレーディングなどを行っていましたが、最後の2年間は日本版ビッグバンが進む中で発生する様々な変化に対応するビジネスの設計と実行を指揮しました。それは即ち銀行を始めとする金融機関や国のバランスシートを分析し、その再構築を進めるビジネスであり、具体的には銀行の保有する優良貸出債権の証券化や無担保不良債権の購入などを含みました。米系投資銀行での最初の10年間は資本市場について学び、最後の2年間は日本の金融の抱える構造的な問題に対峙したとも言えると思います。

経歴

松本大がマネックスをつくったわけ

そんな投資銀行勤務の最後の年(98年4月)に、私は初めてインターネットに出会いました。ですからインターネットに関しては極めておくてでした。しかしそのコンセプトを理解するにつれ、自動車や電話の発明があらゆるビジネスのあり方を変えたように、インターネットも全てのビジネスを再構築するだろうと考えるようになりました。また、きれいな水でなければおいしいお酒が造れないように、不良債権を抱えた既存の金融機関に「マネー」を扱う良い金融サービスが提供できるのか疑問を持つようになりました。かつて大資本にしか提供できなかった個人向け金融サービスも、インターネットを利用すればベンチャー企業にも実現できます。

MONEX(マネックス)はMONEYのYをひとつ先のXに替えたものです。「一足先のマネー」を設計して提供していきたい、資本市場の本来のあり方を日本にも広めていきたい。そういう願いからマネックスを作る決意をしました。

その後2005年5月には、同じくオンライン専業証券であった日興ビーンズ証券と合併し、マネックス証券といたしましたが、マネックス設立当初からの理念は変わらず、個人を主役とした総合的な金融サービスの実現を目指しています。

松本大が今考えていること

お金は他の公共財と同様、使われて初めて価値を生みます。電気やガスと同じように身近な金融サービスを提供したいという、マネックスの理念は普遍です。それはより良い資本市場の実現と、より良い「マネー」サービスの提供であり、常にベンチャー精神を忘れずに旧体制と闘っていくことです。しかし同時に、自らが旧体制となったり、或いは陳腐化するリスクも強く認識しなければいけないと思っています。環境とニーズは刻一刻と変わっていきます。メディアやマネックスメールでの毎日のコラムで、常に今考えていることを発信し、皆様からのチェックを受けたいと考えています。