企業は、ひとりひとりの市民と同じように、社会の構成員であり、社会に対する責任を負っています。当社は、高い倫理観を持ち、その倫理観に裏打ちされたコンプライアンス(法令遵守)態勢を維持しつつ、経営・事業活動を行っていきます。それは、社会の構成員としての公共的観点からだけではなく、当社およびグループ内各社のお客様や当社グループの事業に関係する方々から長期的に安定した信頼をいただくためにも重要であるとともに、ひいては、当社グループ全体の企業価値を維持増進してゆくためにも、極めて重要であると認識しているからです。
当社グループの役員・従業員が業務を遂行するにあたり、関係諸法令・諸規則を厳格に遵守することはいうまでもありません。また役員・従業員ひとりひとりが生活する地域社会において、よき市民として法令規則を遵守することも当然です。さらに、当社グループの事業活動において個別具体的な様々な事案を判断・実行するにあたっては、社会公共の利益を常に念頭に置き、高い倫理観をもって適切に行わなくてはなりません。当社は、以上のことをより確実にし、かつ、継続して実行するための当社グループ全体にわたる態勢整備や役員・従業員のモラールの維持向上のため、不断の努力をいたします。
投資者保護や取引公正性の確保を通じて資本市場の健全な発展を担うべき当社の役員・従業員が遵守すべき基本的心構えとして、以下のとおり当社の企業倫理コードを定めます。
なお、当社の役員・従業員は、国民経済における資金の運用・調達の場である資本市場の担い手として、資本市場における仲介機能という重責を負託されていることを十分に認識し、金融庁より公表されている「金融サービス業におけるプリンシプル」の内容に基づいて、一人ひとりが職業人として国民から信頼される健全な社会常識と倫理感覚を保持し、求められる専門性に対応できるよう、不断の研鑽に努めることを確認します。
反社会的勢力との一切の関係を遮断し、反社会的勢力には毅然として対応するために、以下の基本方針を定めます。
(平成24年4月25日改定)