レバレッジ(ブル)型ETFは、株価指数の値動きに対して2倍などの運用成果を目指すETFです。相場上昇時に大きなリターンを狙える一方、損失も拡大する可能性があります。また、相場下落時に収益機会を狙うインバース(ベア)型ETFも存在します。本ページでは、レバレッジ型・インバース型ETFの仕組みや活用方法の他、代表的な銘柄について解説します。
お知らせ
本コンテンツは情報提供が目的であり、投資その他の行動を勧誘する、あるいは、コンテンツ中の個別銘柄を勧誘、推奨するものではございません。また、過去の実績は将来の投資成果を保証するものではありません。銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断にてお願いいたします。
レバレッジ型ETFとは相場の値動きを効率的に捉えるETF
レバレッジ型ETFとは、株価指数の日々の値動きに対して、2倍などの値動きを目指して運用されるETF(上場投資信託)です。
例えば日経平均株価が1%上昇した日に、日経平均レバレッジ型ETFは約2%の上昇を目指します。個別銘柄を選ぶことなく、株式市場全体の上昇局面を効率的に捉えたいという投資家に活用されています。
ご注意
レバレッジ型ETFやインバース型ETFは、対象指数の「日々の変動率」に連動するよう設計されています。そのため、長期間保有した場合の値動きは指数の単純な2倍・マイナス2倍とは一致しないことがあります。一般的には短期的な相場の方向性を捉えるための商品とされており、中長期投資を前提とした商品ではない点を理解しておくことが重要です。
レバレッジ型ETF等は、原指数に連動させるため、基本的に先物取引を用いた運用を行っており、先物取引コストを負担しているほか、先物取引の期限(限月)を乗り換えることによる、価格変動リスクが生じます。
レバレッジ(ブル)型ETFとは
手持ちの資金の何倍もの取引が可能になることを「レバレッジ」と言います。
レバレッジ型ETFとは、日経平均株価やTOPIXなどのベンチマーク(基準となる指数)の変動率に対して、2倍や3倍の変動率で上下するレバレッジ・インデックスに連動を目指すETFです。
例えば、下の図のようにNEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)(以下、NF日経レバ)※は日経平均株価の変動率の2倍の値動きを目指します。
そのため、日経平均株価が前日比2%上昇した場合、NF日経レバの株価はその2倍の4%の上昇となります。しかし、日経平均株価が前日比2%下落した場合も同様に変動率の2倍、つまり前日比4%の下落となるので注意が必要です。
「ベンチマークの変動率の●倍の値動きをする」、これがレバレッジ(ブル)型ETFの特徴です。
※日証金:貸株注意喚起銘柄(2026年6月15日現在)
NF日経レバと日経平均の比較チャート(日足)

インバース(ベア)型ETFとは
インバース(ベア)型ETFは、レバレッジ(ブル)型ETFと逆方向の値動きをします。
つまり、日経平均株価やTOPIXなどのベンチマーク(基準となる指数)が上昇した場合、インバース(ベア)型ETFの価格は下落します。
インバース(ベア)型ETFの1つに、NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)(以下、NF日経インバ)があります。
NF日経インバは、「日経平均株価の変動率×マイナス1倍」を日々の変動率として計算されます。つまり、日経平均株価が上昇するとNF日経インバは同じ変動率分下落します。
NF日経インバと日経平均の比較チャート(日足)

レバレッジ型・インバース型ETFの活用方法
現物取引でも、価格の変動率を高めて取引することができる!
株式取引の場合、レバレッジをかける(手元資金の最大約3.3倍の資金で取引する)には信用取引を行う必要があります。しかし原資産(ベンチマーク)の変動率2倍もしくは3倍のETFに投資をすることで、現物取引でありながら、信用取引を利用しなくても、ベンチマーク以上の大きな値動きを目指す投資が可能です。
さらに、レバレッジ型ETFを信用取引で売買することもでき、組み合わせることでより少ない資金で大きな値動きを狙えます。一方で、利益だけでなく損失も拡大しやすくなるため、資金管理やリスク管理がより重要になります。
※レバレッジ型・インバース型ETFを信用取引で売買する場合は、委託保証金率の30%にレバレッジ型・インバース型ETFの倍率を乗じた率が委託保証金率となります。
現物取引でも、相場下落時に利益が狙える!
「相場の下落時に利益を狙う」取引手法として、信用取引や先物取引の「空売り」があります。現物取引では、株価が購入価格より上昇しない限り利益を出すことはできません。しかし、インバース(ベア)型のETFを購入することで、ベンチマークとなる指数が下落している時に利益を狙うことが可能です。
さらに、信用取引では投資元本を上回る損失が発生する可能性がありますが、現物取引でインバース(ベア)型ETFを保有する場合、損失は原則として投資元本の範囲内に限定されます。そのため、相場下落局面における投資手法として、空売りに比べて取り組みやすい選択肢の一つといえるでしょう。
レバレッジ商品の概要や投資リスクについては、日本取引所グループのウェブサイトもご覧ください。
主なレバレッジ型ETF・インバース型ETF
| 銘柄コード | 銘柄名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1570 | NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 ※日証金:貸株注意喚起銘柄(2026年6月15日現在) |
日経平均株価の日々の値動きの約2倍となることを目指すレバレッジ型ETF |
| 1365 | iFreeETF 日経平均レバレッジ・インデックス | 日経平均株価の日々の値動きの約2倍となることを目指すレバレッジ型ETF |
| 1571 | NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均株価の日々の値動きの逆(マイナス1倍)となることを目指すインバース型TF |
| 1357 | NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均株価の日々の値動きのマイナス2倍程度の値動きを目指すインバース型ETF |
| 1366 | iFreeETF 日経平均ダブルインバース・インデックス ※日証金:貸株注意喚起銘柄(2026年6月15日現在) |
日経平均株価の日々の値動きのマイナス2倍程度の値動きを目指すインバース型ETF |
| 1568 | TOPIXブル2倍上場投信 | TOPIXの日々の値動きの約2倍となることを目指すレバレッジ型ETF |
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信用取引は、マネックス証券の「証券総合取引口座」と「信用取引口座」の2つの口座を開設すると、ご利用いただけます。もちろんどちらも口座開設・維持費は無料です。
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信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が大きくなる可能性があるため、価格の変動等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じることがあります。信用取引を利用するときは、その仕組みをよく知り、お客様自身の判断と責任において行うようお願いいたします。
また、信用取引口座の開設には一定の審査がございます。審査の結果によっては開設できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
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