ロスカットルールのリスク
当社では、お客様の損失を一定の範囲に抑えるための措置(ロスカットルール)を設けてあります。外国為替相場の変動等により、お客様の未決済建玉に評価損が発生し、証拠金維持率が所定の水準(※)(口座開設時には100%に初期設定されています。また、法人口座では、一律100%に設定されています。)に達した場合、お客様のご意思にかかわらず、未決済建玉のすべてが自動的に反対売買されることにより、決済されます。
※当社ロスカット水準は、50%、60%、70%、100%のいずれかより選択が可能です。なお、法人口座のお客様は100%のみとなります。
また、ロスカットルールでは、外国為替相場の変動により、所定の証拠金維持率を下回る水準で反対売買される場合があり、ロスカットルールで想定した金額を超える損失が発生する可能性があります。さらに、外国為替相場の急激な変動により、差し入れた証拠金を上回る損失が生じることがあります。
追加証拠金の発生と反対売買に係るリスク
当社では、上記ロスカットルールとは別に、営業日の最終為替レートを基準として、お客様の証拠金維持率が100%を下回った場合、100%に不足する金額を追加証拠金としてお客様に請求いたします。原則、お客様が不足金額を追加証拠金発生日の翌銀行営業日の午前0:30までに充当しない場合(追加証拠金の充当には、不足金額をご入金いただくか、不足金相当額が解消できるよう建玉を決済いただく必要があります(※))、お客様のご意思にかかわらず、当社は、お客様が保有する建玉を決済するため、任意に、お客様の計算において転売又は買戻しを行うことができるものとします。この場合、発注しているすべての未約定注文は同時に失効いたします。なお、不足金額を充当していただく期限は、クリスマスや年末年始前後の取引時間の変更等により、変更することがあります。期限に変更が生じる場合は、事前に当社のウェブサイト等で告知します。
追加証拠金が発生した場合は、取引画面上に表示いたします。原則、電話連絡は行いませんので、取引されるお客様は、常に取引画面を確認してください。
追加証拠金が充当されずに、建玉が反対売買された場合でも、ロスカットルールの反対売買と同様、外国為替相場の急激な変動により、差し入れた証拠金を上回る損失が生じることがあります。なお、法人口座では、ロスカット率が100%に設定されていることから追加証拠金を設けておりません。
※同一通貨ペアの売建玉と買建玉を同時に保有する(両建て)場合、建玉を決済した際に追加証拠金に充当される証拠金は売建玉、買建玉の多い数量分のみであるため、建玉の数量によっては、建玉を決済しても証拠金が開放されず、追加証拠金の充当とならないことがありますので十分ご注意ください。
当社は、お客様との取引から生じるリスクの減少を目的とするカバー取引を次の業者と行っています。
取引通貨の為替レートに応じて取引額に対して一定の証拠金率(4%以上(法人口座の場合は1%以上))の証拠金(必要証拠金)が必要となります。
取引手数料は無料です。
当社は、通貨ペアごとにオファー価格(ASK)とビッド価格(BID)を同時に提示し、お客様はオファー価格(ASK)で買い付け、ビッド価格(BID)で売り付けることができます。オファー価格(ASK)とビッド価格(BID)には差額(スプレッド)があり、オファー価格(ASK)はビッド価格(BID)よりも高くなっています。
店頭外国為替証拠金取引におきましては、金融商品取引法第37条の6の規定の適用はなく、クーリング・オフの対象とはなりませんので、ご注意ください。
お取引にあたっては「契約締結前交付書面」をご覧いただき、取引の仕組みやリスク・手数料等についてご確認ください。