資産形成を終えた世代のフィナンシャル・ウェルネスを研究し、その重要性を発信している合同会社フィンウェル研究所が行った、「60代6000人の声」のアンケート結果をもとに、60代のお金との向き合い方やリタイア後の生活の満足度について同研究所代表の野尻 哲史氏の連載コラムをお届けします。
初回となる今回は、2019年にメディアでも大きく取り上げられた「老後2,000万円問題」が、60代のお金との向き合い方にどんな影響を与えているかを解説します。
60代の方はもちろんのこと、60代に限らず興味深い内容になっていますので、ぜひご覧ください。
筆者紹介
野尻 哲史(のじり さとし)氏
1982年に大学を卒業し、国内外の証券会社調査部での勤務を経て、2006年より運用会社で投資教育に従事。20年以上にわたって資産形成・資産活用の啓発活動を続ける。2019年5月、定年を機に合同会社フィンウェル研究所を設立し、資産形成を終えた世代向けに資産の取り崩し、地方都市移住、勤労などに特化した啓発活動をスタート。行動経済学会、日本FP学会などの会員、日本アナリスト検定会員、2023年10月金融審議会資産運用タスクフォース委員。著書に『60代からの資産「使い切り」法』(日本経済新聞出版)、『IFAとは何者か』(一般社団法人金融財政事情研究会)、『「老後の資産形成をゼッタイ始める!」と思える本』(扶桑社)、『定年後のお金』(講談社+α新書)、『脱老後難民「英国流」資産形成アイデアに学ぶ』(日本経済新聞出版社)など多数。
老後2000万円問題の後遺症
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