マネックス証券株式会社(以下、マネックス証券)は、親会社であるマネックスグループ株式会社および株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)との間で、2023年10月4日に資本業務提携契約を締結いたしました。マネックス証券は今後、個人の生活における資産形成がもっと身近で当たり前のものとなるよう、証券会社の既存のビジネスモデルを進化させ、お客様に最も選ばれる次世代の資産形成サービスをNTTドコモと共同で創出し提供してまいります。
NTTドコモとの提携の概要と、2024年から始まる新しいNISA制度に関して、マネックス証券のサービスや様々な企画についてご案内いたします。
d払い®アプリ上での資産形成サービスの提供などを予定
本資本業務提携では、マネックス証券の社名や企業理念、ブランドはそのままに、NTTドコモの顧客基盤や事業基盤を活用して、以下のような資産形成サービスを共同で開発・推進していく予定です。
① 初めての方にも手軽で簡単な資産形成サービスの提供
d払い®アプリを通じて、初心者向け資産形成サービスを提供します。投資初心者を中心としたユーザーニーズを踏まえ、パーソナライズされた情報・商品を継続的に提供することで、着実な資産形成をサポートいたします。
また、dポイント・d払い®・dカード®・dアカウント®等の NTTドコモのサービスとマネックス証券のサービスの連携を強化し、dポイントでの特典設計として取引・残高や口座開設に応じたポイント還元や、d払い®を通じた入出金や積立、dカード®による積立もできるよう検討してまいります。
② データを活用した一人ひとりへの最適な商品の提案
NTTドコモが保有している9,600万会員のデータとマネックス証券がこれまで培ってきたデータを、必要に応じてお客様の同意を得た上で掛け合わせ、お客様のニーズを可視化しパーソナライズ化されたコミュニケーションを実現すべく、金融 CRM(Customer Relationship Management)を協働して推進します。
③ ドコモショップ等を通じた投資情報・金融教育サービスの提供
投資が初めての方からなじみのある方まで、お客様の投資知識・金融リテラシーの向上を目的としたさまざまな教育コンテンツの提供やセミナーを実施します。
④ AIによるお客様サポート
AIを活用し、お客様それぞれの投資に関するお悩みの解決に向けたサポートを実施します。
⑤ STO(Security Token Offering)等の次世代金融商品の取扱い
社会の流れとともに変容するさまざまなニーズに対応すべく、先進的な金融商品の開発・販売を検討します。
(注)「d払い®」「dカード®」「dアカウント®」は NTTドコモの登録商標です。
マネックス証券代表取締役社長 清明祐子からのメッセージ
「投資の日」である2023年10月4日に、NTTドコモ、マネックスグループ、マネックス証券の3社において資本業務提携契約を締結した旨を発表しました。金融界の歴史に新たな1ページが刻まれ、個人の資産形成の世界に「変革」が生み出される提携だと考えています。同時に、マネックス証券創業来の理念の実現に向けた、大きな一歩でもあります。
マネックス証券は、1999年に「一歩先の未来の金融」をデザインしようと設立され、投資の民主化と、それによる個人のウェルビーイングの向上に努めてきました。この四半世紀、固定観念や既成概念にとらわれず様々な挑戦を重ね、高品質かつユニークなサービスや投資体験を提供してきました。今回の提携は、それらをさらに進化させるものであり、新たなイノベーションにつなげられるものです。
今、様々なシナジーをNTTドコモと話しています。既存サービスの改善につなげられるアイデアもあります。NTTドコモと一緒に創るマネックスの未来を想像していると、ワクワク感が止まりません。「お一人おひとりの生活の中に資産形成があたりまえにある」世界を創っていきますので、ぜひ、これからのマネックス証券にご期待ください。
2024年は売買手数料が無料の新NISAにも注目!
すでにご案内しているとおり、2024年から開始される新NISAについて、マネックス証券では対象商品の売買手数料をすべて無料(※1)とします。
<2024年以降の主要ネット証券(※2)NISA売買手数料比較>
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | 松井証券 | |
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現行NISA口座 での保有分の売却手数料 |
無料! | 一部手数料あり | 不明 | 一部手数料あり | 不明 |
日本株 (現物取引) |
無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
日本株 (単元未満株取引) |
無料 | 無料 (スプレッド あり) |
無料 | 無料 (買付不可・ 売却のみ) |
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米国株 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
中国株 | ETFのみ無料 (株式は有料) |
ETFのみ無料 (株式は有料) |
取扱なし | 取扱なし | |
投資信託 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
- 日本株、米国株、中国株について新NISAで取引可能なのは現物取引です。また、米国株(国内取引手数料)、中国株の売買手数料、ワン株(単元未満株)の売却手数料はキャッシュバック形式で実質無料です。
- 2023年9月28日時点の各社公表資料をもとにマネックス証券作成。主要ネット証券とは、auカブコム証券、SBI証券、松井証券、楽天証券、マネックス証券を指します。
さらに、「マネックスの全力NISAシリーズ第1弾」として、2023年10月以降にマネックス証券でNISA口座を開設いただいたお客様を対象に、マネックスカードを利用した投信積立のポイント還元率(取引代金に対するポイント還元率)を通常の1.1%から最大2倍の2.2%に引き上げるプログラムも実施中です。「マネックスの全力NISAシリーズ」では今後もお得な企画を発表する予定ですので、ぜひご期待ください。