株価が下落トレンドから上昇トレンドに変わったかを見極めるのは難しく、いつ買えばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。そんな時にオススメなのが「打診買い」という手法です。信用取引を活用すれば、少額の資金で効率よく取引できます。
打診買いとは?
「打診買い」とは、株価の下落トレンドが終わると思ったところで少額ずつ株を購入する投資手法です。下落トレンドが終わったと思っても、株価がさらに下落する可能性もあります。最初から大きな額を購入するのではなく、試しに少額を購入して買い進めれば、株価が下落しても損失は抑えられ、思惑通りに株価が上昇すれば利益を得ることができます。
底値のサイン?打診買いを入れるタイミング
下落トレンドが終わり、株価が上昇に転じると判断したタイミングで行う「打診買い」はいつ行えばいいのでしょうか?株価の値動きを完璧に予想することは誰にもできませんので、ここではテクニカル分析(株価の動きで将来の値動きを予想する分析手法)で底値のサインとして知られるパターンをご紹介します。
ダブルボトム
「ダブルボトム」は、下落トレンドの中で2つの谷を形成してできるチャートの形です。株価が大きく下落した後にいったん上昇し、再び前回下落した株価近くまで下落し、上昇に転じたときのチャートの形で、アルファベットの「W」のような形になります。「ネックライン」と呼ばれる谷の中心にある高値を超えると上昇トレンドに転換すると言われています。
三角保ち合い
上値同士をつなぎ合わせた線と下値同士をつなぎ合わせた線が三角形のように収束していくチャートの形を「三角保ち合い」と言います。
上値をつなぎ合わせた線を突破すると上放れしやすいと言われています。
「株価アラート」で気になる銘柄の急変をキャッチ!
「株価アラートメール」を活用すれば、気になる銘柄の株価があらかじめ指定した価格に達した場合、速報メールでお知らせいたします。
購入を検討している株がここまで値下がりしたら買いたい、という目標株価を設定しておくことで、タイミングを逃がさず投資ができます。
信用取引なら少額資金で打診買いできる!
「打診買い」は下落局面の中でお試しで買いを入れる手法です。現物取引で行うより、取引額の約30%の保証金で取引できる信用取引を活用すれば、残った資金を別の取引に活用することができます。
信用取引では買い建玉を保有していると金利がかかるので、予想通りに株価が上昇トレンドに転換した場合、現引して現物株にすることで金利がかからず長期間保有することができます。
方法1 反対売買による返済
建玉の反対売買(売却)を行い返済する方法で、売却時の株価によって損益が異なります。
売却金額 - 買建て金額 = 損益
方法2 現引(げんびき)による決済
株式を売却せずお金だけを返済をすることで、現物株を受け取る方法です。
買建て金額 → 現物株
信用取引をはじめるには
信用取引は、マネックス証券の「証券総合取引口座」と「信用取引口座」の2つの口座を開設すると、ご利用いただけます。もちろんどちらも口座開設・維持費は無料です。
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信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が大きくなる可能性があるため、価格の変動等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じることがあります。信用取引を利用するときは、その仕組みをよく知り、お客様自身の判断と責任において行うようお願いいたします。
また、信用取引口座の開設には一定の審査がございます。審査の結果によっては開設できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
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