2024年も残りわずか。損益通算やNISA口座での税金対策など、年内取引最終日までにやっておきたい税金対策を、お金と投資の情報メディア「マネクリ」からご紹介します。
知らないと損する「課税口座編」投資家が税金対策で年内取引最終日までにやるべきこと
投資の利益や損失は、毎年1月1日から12月31日の1年間に生じたものを一区切りとして税制上、カウントされます。次のようなことがあるならば、2024年の年内取引最終日までに取引をしておきましょう。
- 損益通算と損失の繰越控除
- 含み損のある「株・投資信託」の損出しと「配当金・分配金」の相殺
知らないと損する「NISA口座編」投資家が税金対策で年内取引最終日までにやるべきこと
NISA口座を利用している人も多いでしょう。ただ、NISA口座は課税口座編で紹介した損益通算・繰越控除・外国税額控除の対象外。そもそもNISA口座は非課税の口座なので、損益通算や繰越控除ができなくなっています。
では、NISA口座で年末年始にやることはないのかというと、そんなことはありません。
年末年始にNISA口座でやるべきことをまとめてみました。
2025年の投資に向けて、年末年始に確認しておくべき5つのポイント
自分のリスク許容度(「自分が損にどのくらい耐えられるか」を示す度合い)を踏まえて投資できたかどうか、振り返ってみましょう。そして、もしリスクをとりすぎているようならば、リスクを抑えることを考えましょう。
2025年の投資に向けて、年末年始に確認しておくべき5つのポイント
(株)Money&You代表取締役/マネーコンサルタント
頼藤 太希氏
中央大学商学部客員講師。早稲田大学オープンカレッジ講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に創業し、現職へ。日テレ「カズレーザーと学ぶ。」、TBS「情報7daysニュースキャスター」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」、書籍、講演などを通じて鮮度の高いお金の情報を日々発信している。『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『定年後ずっと困らないお金の話』(大和書房)、など書籍100冊、累計180万部超。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。
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