株主優待の権利は取得したいけれど、株価の下落リスクが気になる・・・。そんな悩みを解決するのが信用取引を使ったつなぎ売りです。現物で保有している同じ銘柄を信用取引で売建することで、損益が相殺されて株価下落のリスクを抑えながら、株主優待の権利を手に入れることができます。
この記事の3つのポイント
- ① 今月の【つなぎ売りできる短期信用】対象銘柄がすぐわかる!
気になる銘柄の優待取得を目指してつなぎ売りにチャレンジ! - ② 【つなぎ売り】の仕組みをやさしく解説
そもそもつなぎ売りって? - ③ なぜ【短期信用】がおすすめなのかをシンプルに紹介
逆日歩(品貸料)を抑えて、効率的につなぎ売りができるから!
5月優待で一般信用のつなぎ売り可能な銘柄はこちら!
銘柄名(銘柄コード) | 主な優待内容 | 優待獲得株数 | 権利付最終日 |
---|---|---|---|
アスクル(2678) | 2,000円相当の「LOHACO」割引クーポン券(500円×4枚) ※クーポン券の取得と利用にはインターネット環境が必要 ※501円(税込)以上の商品1点につき1枚利用可。1回の注文で複数枚利用可。一部除外品有 |
100株以上 | 2025年5月16日 |
大黒天物産(2791) | 果物(2,000円相当) | 100株以上 | 2025年5月28日 |
クリエイトSDホールディングス(3148) | 買物優待券(500円×3枚)またはおこめ券(3枚) ※買物優待券は「薬クリエイト」・「Cremo」・「ゆりストア」の各店で500円以上の買物に利用可、調剤薬局での利用不可 |
100株以上 | 2025年5月28日 |
クスリのアオキホールディングス(3549) | 以下のうちのいずれか (1)株主優待割引カード(3%割引) (2)自社ノベルティカード(2,000円相当) (3)VISAギフトカード(1,500円相当) (4)地方名産品(2,000円相当) |
100株以上 | 2025年5月16日 |
- 当社の一般信用「短期信用」の対象銘柄(一部抜粋)です。在庫状況によってはご注文いただけない場合がございますのでご注意ください。
- 株主優待は各企業の判断で廃止・変更になる場合がございます。お取引にあたりましては最新の株主優待情報を各上場会社のホームページ等にてご確認ください。
- 投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。
「短期信用」対象銘柄の確認は信用取引口座の開設が必要です。
つなぎ売りとは?
株価下落リスクを抑えながら、効率的に株主優待を手に入れることができる取引方法!
「つなぎ売り」とは、現物で保有している銘柄を、信用取引で新規売り(売建)することを言います。
権利付最終売買日までの保有期間や権利落ち日における現物株の株価下落リスクを抑えながら、効率的に株主優待を手に入れることができます。
※現渡とは、売り建玉と同じ銘柄の現物株を持っている場合に、現物株を差し出すことで返済(決済)する方法です。
信用取引の売建の場合、株価が下がった時に利益が発生するので、同じ銘柄で同じ株数の現物株を保有している場合は損益が相殺されて、株価変動の影響をほぼ受けずに株主優待の権利を取得できます。
つなぎ売りは「短期信用」がオススメ!
制度信用取引では、株式の貸し手である証券金融会社で株式が不足すると、逆日歩(品貸料)が発生し、売建をしている投資家がコストを支払わなければなりません。
一方、短期信用をはじめとする一般信用取引では、証券金融会社を利用せず株券を調達いたしますので、「逆日歩」のコストがかかりません。
「短期信用」対象銘柄の確認は信用取引口座の開設が必要です。
最後に「つなぎ売り」のメリットとデメリットを整理
短期信用をはじめとする一般信用取引を活用すれば、「逆日歩(品貸料)」のコストがかからないのでデメリットをカバーでき、効率的につなぎ売りが可能!
一般信用在庫情報をXで発信しています
マネックス証券日本株専門X(旧Twitter)では、当月優待銘柄の一般信用短期の在庫状況を発信しています。
※在庫の状況によってはご注文を頂けない場合もありますのでご注意ください。

信用取引をはじめるには
信用取引は、マネックス証券の「証券総合取引口座」と「信用取引口座」の2つの口座を開設すると、ご利用いただけます。もちろんどちらも口座開設・維持費は無料です。
証券総合取引口座をお持ちの方
信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が大きくなる可能性があるため、価格の変動等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じることがあります。信用取引を利用するときは、その仕組みをよく知り、お客様自身の判断と責任において行うようお願いいたします。
また、信用取引口座の開設には一定の審査がございます。審査の結果によっては開設できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
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信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が大きくなる可能性があるため、価格の変動等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じることがあります。信用取引を利用するときは、その仕組みをよく知り、お客様自身の判断と責任において行うようお願いいたします。
また、信用取引口座の開設には一定の審査がございます。審査の結果によっては開設できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
スタート信用では信用取引の売建(空売り)が行えないため、つなぎ売りはできません。