
株主優待がある銘柄が、権利落ち日に一時的に株価が大きく下落する場合があります。
株主優待は欲しいけれど、一時的な下落リスクが気になるというお客様も多いかもしれません。
このリスクを抑えるために、信用取引を活用する方法があります。
現物取引の買いと信用取引の売りを併用する「つなぎ売り」です。
つなぎ売りとは、同一銘柄を現物で保有し、信用取引で新規売建することを言います。現物株式を保有して株主優待の権利を得ながら、株価が下がると利益が出る信用取引の売りを行うことで株価の下落リスクを抑えることができます。

※売買手数料や諸経費は考慮していません。

権利付最終売買日までに現物買いをします。(すでに現物株式を保有している場合は不要です。)
※現渡には旧NISA、NISA成長投資枠で保有されている株式はお使いいただけません。
STEP1の約定後、同じ銘柄を同じ株数信用取引の「新規売建」を発注します。
逆日歩が発生せずにお取引ができる一般信用取引の「短期信用」がオススメです。
権利付最終売買日の17時頃以降、保有している現物株で「現渡(げんわたし)」をして信用取引の売り建玉を決済します。
※現渡には旧NISA、NISA成長投資枠で保有されている株式はお使いいただけません
信用取引には制度信用取引・一般信用取引がありますが、つなぎ売りには逆日歩が発生せずにお取引ができる一般信用取引の「短期信用」がオススメです。
「短期信用」は、返済期間が15営業日の信用取引です。
以下では「短期信用」を利用したつなぎ売りのスケジュールの一例をご紹介します。(月末が権利確定日の銘柄の場合)
※権利確定日が月末とは異なる銘柄もございます。その場合、権利付最終日も異なりますのでご注意ください。
つなぎ売り開始:
一般信用「短期」を利用した場合のつなぎ売りが開始できる日です。この日から権利付最終日までに現物株と信用売りを保有します。
権利付最終日:
17時頃以降に保有している現物買いで「現渡」をして信用取引の売り建玉を決済します。
※配当金が支払われる銘柄をつなぎ売りしている場合、配当金支払い時期に税金が源泉徴収された後の金額の授受が必要です。具体的には、現物買いは配当金を受取り、信用売りは配当相当額を支払います。
現物の配当金は源泉税(20.315%)が差し引かれた金額を受取り、一般信用売建玉については配当落ち調整金(配当金の100%)をお支払いいただくため、配当金の約20%の差額をお客様にご負担いただくことになります。
信用取引で新規売りをするときは、逆日歩に注意する必要があります。
逆日歩とは、制度信用取引において、貸株残高が増加し(信用売りが増える)、証券金融会社(証券会社が株や資金を調達する会社)において株不足となり、不足した株式等を機関投資家等から調達するために費用がかかった際に発生します。その時に発生した費用が品貸料(逆日歩)となります。
逆日歩の金額は、証券金融会社が株式を調達する際に行う入札によって後から決まります。そのため、事前には金額が分かりません。
せっかく、「つなぎ売り」で株価の下落による損失を相殺しても、逆日歩が発生することにより、思わぬコストがかかってしまう可能性があるのです。
短期信用をはじめとする一般信用取引では、証券金融会社を利用せず株券を調達いたしますので、「逆日歩」のコストがかかりません。

マネックス証券でつなぎ売りを行うには、信用取引口座の開設が必要です。マネックス証券では、最大10万円まで売買手数料をキャッシュバックする「信用取引デビュー応援プログラム」も用意しています。
ぜひ、信用取引口座の開設をご検討ください(スタート信用では売建て取引、および買建て取引含むワンデイ信用・スペシャル空売りはできません。)。
信用取引をはじめるには
信用取引は、マネックス証券の「証券総合取引口座」と「信用取引口座」の2つの口座を開設すると、ご利用いただけます。もちろんどちらも口座開設・維持費は無料です。
証券総合取引口座をお持ちの方
信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が大きくなる可能性があるため、価格の変動等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じることがあります。信用取引を利用するときは、その仕組みをよく知り、お客様自身の判断と責任において行うようお願いいたします。
また、信用取引口座の開設には一定の審査がございます。審査の結果によっては開設できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
信用取引をはじめるには
信用取引口座をお持ちでないお客様は、まず、信用取引口座をお申込みください。開設後は、信用取引口座情報へのアクセスや信用取引画面へのログインができます。
信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が大きくなる可能性があるため、価格の変動等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じることがあります。信用取引を利用するときは、その仕組みをよく知り、お客様自身の判断と責任において行うようお願いいたします。
また、信用取引口座の開設には一定の審査がございます。審査の結果によっては開設できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。