当社とお客さまとの間における公社債の店頭取引におきましては、以下の点について十分ご理解のうえお取引されるようお願いいたします。
公社債の売買に際しては、証券会社等を通じて金融商品取引所に注文を発注する「取引所取引」と、証券会社等の店頭でお客さまと証券会社等とが相対(あいたい)で取引を行う「店頭取引」があります。取引所に上場されていない債券の売買は、店頭取引により行われます。
店頭取引は、お客さまと証券会社等との相対取引であり、当社では、当社が合理的に算出する適正な価格により取引を行います。なお、各証券会社等は、それぞれが定める適正な価格による取引を行うこととしておりますので、金融商品取引所等で行われる取引所取引の取引価格とは異なる場合があります。また、お客さまが店頭取引を希望されても、当社において当該公社債のお取扱いがない場合はお取引できません。当社が取扱う公社債とは、日本証券業協会の規則に基づき、当社が適格外国有価証券市場で取引が行われていると判断した公社債および外国国債等です。
また、当社が店頭取引によりお客さまから買付けることができる公社債は、お客さまが適法に取得された公社債で、かつ当社が保管の委託を受けているものに限らせていただきます。お取引が可能な銘柄かどうかについては、当社までお問合わせください。
公社債を当社との店頭取引により売買する際は、取引価格に必要なコストが含まれているため、購入対価のみをお支払いいただきます。
原則として公社債の売買には経過利子の受払い(買付時に支払い、売却時には受取れます。)が必要となります。また、外貨建て債券の売買、利払、償還等にあたり、円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をもとに当社が決定した為替レートが適用されます。
公社債をはじめ、金融商品への投資にはリスクが伴います。お客さまの資金の性格に合わせ、許容できるリスク等をよくお考えのうえ、お客さまご自身の責任と判断で投資決定を行ってください。
日本証券業協会では、投資者の皆さまが公社債の店頭取引を行う際の参考情報として「売買参考統計値」および「個人向け社債等の店頭気配情報」を原則として毎営業日発表しております。これらの情報は、インターネット(日本証券業協会のウェブサイト)や一部の新聞等においてもご覧になれます。
公社債の売買が成立すると、当社から取引報告書が交付されます。
取引報告書にはお客さまが取引された公社債の銘柄名(回号)、額面金額、手数料金額、受渡金額等が記載されています。お取引内容に間違いがないか、よくご確認ください。