マネックス証券の米国株取引では、2019年7月22日(月)現地約定分より最低取引手数料を0米ドル(無料)に引き下げしたことで、少額での投資がより低コストで行えるようになりました。
米国株投資の人気が高まる中で、個別株の銘柄を探すことが大変だと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで初心者の方におすすめするのがETF(上場投資信託)です。
特定の指数に連動する米国ETFの中には、ナスダック総合指数、NYダウ工業株30種平均、S&P500などの米国主要株価指数に連動するETFがあります。これらの米国ETFを購入することで、個別銘柄を選ばなくとも米国市場への投資が可能となります。さらに不安定な相場でも分散投資が可能です。
当コンテンツでは、米国株価指数に連動する米国ETFや、ETFを購入する際のポイント、そして米国株取引に関するマネックス証券のお得なプログラムをご紹介いたします。
ご注意
- ETFの運用状況によっては、分配金が支払われない場合や支払回数が変わる可能性があります。
- 分配金利回り実績は2019年8月16日の株価を基準に算出しています。当該実績は過去のデータに基づくものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
相場が不安定な時はETFで分散投資
米国株価指数に連動するETFを購入することで、各指数を構成しているすべての銘柄に分散投資したのと同じ投資成果を得ることができます。例えば、NYダウ工業株30種平均に連動するETFを買うことで、アップル(AAPL)やナイキ(NKE)などを含めた当指数を構成する30銘柄に分散投資することになります。
などの構成銘柄に分散投資
以下では、米国株価指数である、NYダウ工業株30種平均、S&P500、ナスダック100指数に連動するETFをご紹介します。
さらに、ETFを探す時のポイントになる、経費率や分配金についても簡潔にご説明します。
ETFを探す時のポイント
年間で受取ることができる分配金額や分配頻度、分配金利回りもETF購入の際のポイントとしてご確認ください。
NYダウ工業株30種平均に連動するETF(分配頻度:毎月)
(出所)マネックス証券米国取引サイト トレードステーション 過去2年の日足チャート(2019年8月16日時点)
銘柄名(ティッカー) | 運用会社 | 経費率 |
---|---|---|
SPDR ダウジョーンズインダストリアルアベレージ(DIA) | ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ | 0.17% |
株価 (2019年8月16日時点) |
過去12ヶ月分配金実績 | 分配金利回り |
258.88米ドル | 6.229米ドル | 2.41% |
(出典)Nasdaqウェブサイトなどを参考にマネックス証券作成
S&P500に連動するETF(分配頻度:四半期)
(出所)マネックス証券米国取引サイト トレードステーション 過去2年の日足チャート(2019年8月16日時点)
銘柄名(ティッカー) | 運用会社 | 経費率 |
---|---|---|
バンガード・S&P500 ETF(VOO) | バンガード・グループ | 0.03% |
株価 (2019年8月16日時点) |
過去12ヶ月分配金実績 | 分配金利回り |
265.22米ドル | 5.337米ドル | 2.01% |
銘柄名(ティッカー) | 運用会社 | 経費率 |
---|---|---|
iシェアーズ・コア S&P500ETF(IVV) | ブラックロック | 0.04% |
株価 (2019年8月16日時点) |
過去12ヶ月分配金実績 | 分配金利回り |
290.58米ドル | 4.83米ドル | 1.66% |
銘柄名(ティッカー) | 運用会社 | 経費率 |
---|---|---|
SPDR トラストシリーズ1(SPY) | ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ | 0.0945% |
株価 (2019年8月16日時点) |
過去12ヶ月分配金実績 | 分配金利回り |
288.85米ドル | 5.423米ドル | 1.88% |
(出典)Nasdaqウェブサイトなどを基にマネックス証券作成
ナスダック100指数に連動するETF(分配頻度:四半期)
※ナスダック100指数とは、ナスダック上場企業のうち、金融セクター以外で流動性が高い時価総額上位100位の銘柄で構成されている指数です。
(出所)マネックス証券米国取引サイト トレードステーション 過去2年の日足チャート(2019年8月16日時点)
銘柄名(ティッカー) | 運用会社 | 経費率 |
---|---|---|
インベスコQQQトラストシリーズ(QQQ) | インベスコ | 0.20% |
株価 (2019年8月16日時点) |
過去12ヶ月分配金実績 | 分配金利回り |
185.48米ドル | 1.49015米ドル | 0.80% |
(出典)Nasdaqウェブサイトなどを基にマネックス証券作成
おすすめ米国ETFに低コストで投資できる!
今回ご紹介した米国ETFの株価は、どれも300米ドル以内で推移しています。
マネックス証券の米国株取引手数料(税抜)は、1約定あたり約定金額の0.45%(最大20米ドル)となっており、最低取引手数料がありませんので、少額であっても低コストで米国ETFへの投資を行うことが可能です。
例えば300米ドル分のETFを購入した場合、
300米ドル × 0.45% = 1.35米ドル となりますのでコストは約145円に収まります。
(1米ドル=106円換算)
これであれば、毎月、ETFの積立投資を行っても、比較的安い手数料で米国ETF投資を続けることが可能となります。
米国ETF関連情報
ゴールドマン・サックス モチーフ ETF
レバレッジETF10銘柄を取扱い開始!
米国株のお取引を始めるには、外国株取引口座を開設後、
①資金振替(円資金の移動)
②為替振替(円を米ドルへ交換)、もしくは円貨資金の連携指示が必要です。
米国株取引をはじめるには
米国株取引は、マネックス証券の「証券総合取引口座」と「外国株取引口座」の2つの口座を開設すると、ご利用いただけます。もちろんどちらも口座開設・維持費は無料です。
※2020年3月16日以降に証券総合口座を開設された場合は、外国株取引口座が開設されています。(一部のお客様を除く)
米国株取引をはじめるには
外国株取引口座をお持ちでないお客様は、まず、外国株取引口座をお申込みください。開設後は、外国株取引口座情報へのアクセスや米国株取引画面へのログインができます。
※2020年3月16日以降に証券総合口座を開設された場合は、外国株取引口座が開設されています。(一部のお客様を除く)