日本円から買付(円貨決済)とは
当社では、米ドルを保有していなくても日本円をご準備いただくだけで米国株をお買付いただくことが可能です。
事前に日本円から米ドルへの両替(為替振替)する必要がないため、より簡単に米国株取引を始めていただけます。
(※)お客様の代わりにマネックス証券が、米国株の買付に要した金額の日本円を翌営業日の為替レートで米ドルへ両替(為替振替)します。
- 当社では、外国株取引口座の日本円を使用して米国株をお買付いただくことを「円貨決済」と記載しています。
- はじめに証券総合取引口座から外国株管理サイト(外国株取引口座)への資金移動が必要です。
証券総合取引口座から外国株管理サイト(外国株取引口座)への資金移動については、入出金ページをご確認ください。
米国株 入出金
特長
- 米ドルのご準備が不要
米ドルを持っていなくても日本円をご準備いただくだけで米国株をお買付いただくことが可能です。
- 必要な金額だけ自動で円→米ドルに両替できる
お客様の代わりにマネックス証券が、米国株の買付に要した金額の日本円を翌営業日の為替レートで米ドルへ両替(為替振替)します。
そのため、お客様自身で米ドルをご用意(円→米ドルへの両替)いただく必要はございません。
※米ドル預り金と円貨預り金の両方があった場合、米ドルから使われ、不足分が円貨預り金から充当されます。
- いつでもお取引が可能
証券総合取引口座から外国株管理サイト(外国株取引口座)に資金移動させた日本円資金の範囲内であれば、いつでも米国株のお買付が可能です。
ご利用方法
日本円から買付(円貨決済)いただくには、事前設定(買付可能額への連携)が必要で、自動連携と手動連携の2つの方法がございます。
自動連携の場合、毎営業日17:00頃に外国株管理サイト(外国株取引口座)にある日本円を自動で日本円での買付可能額に反映します。「毎日手動で連携するのは面倒だ」という方におすすめです。
手動連携の場合、19:00から翌10:00までの間、日本円での買付可能額にリアルタイムで反映されるため、「今日購入したいけど、米ドルが準備できていない」という場合に活用いただけます。
連携の締め時間
自動連携の場合、毎営業日17:00頃に外国株管理サイト(外国株取引口座)にある日本円を、自動で買付可能額に反映します。
17:00頃
(米国株取引画面の買付可能額には18:35頃に反映)
※17:00以降に日本円での買付可能額を増やしたい場合は、19:00以降に手動連携をご利用ください。
ご利用の流れ
外国株管理サイト(外国株取引口座)に日本円をご準備ください。
(手順は、米国株の入出金ページ「入金の流れ」をご確認ください。)
米国株・中国株の専用ページ「外国株管理サイト」のTOP画面で、「米国株円貨決済 買付可能額への連携」の「自動連携する」にチェック(緑色の状態)をしてください。
連携解除
連携された円貨資金は翌日の11:30頃に自動で連携が解除されます。
外国株取引口座からの出金や、中国株取引での使用のために、翌日11:00より前に連携を解除したい場合は、翌日10:00までに「増減」リンクから連携金額の減額指示を行うことで連携を解除できます。
利用方法
手動連携と同様に、米国株・中国株の専用ページ「外国株管理サイト」のTOP画面で、「米国株円貨決済 利用状況」の「当日連携済みの円貨金額(円)」の隣にある「増減」をクリックしてください。
「米国株取引口座の円貨決済余力を減額する」を選択し、連携を解除したい金額を入力後「余力連携」ボタンをクリックしてください。
確認画面で減額金額を確認後、「実行」ボタンをクリックすると解除指示が完了します。
連携指示が可能な時間
19:00~翌10:00
(3:30~5:30頃のメンテナンス中に、一時使用できない時間があります。)
ご利用の流れ
はじめに証券総合口座から外国株管理サイト(外国株取引口座)への資金移動が必要です。
外国株管理サイト(外国株取引口座)に日本円をご準備ください。
(手順は、米国株の入出金ページ「入金の流れ」をご確認ください。)
米国株・中国株の専用ページ「外国株管理サイト」のTOP画面で、「米国株円貨決済 買付可能額への連携」の「当日連携済みの円貨金額(円)」の隣にある「増減」をクリックしてください。
「米国株取引口座の円貨決済余力を増額する」を選択し、日本円を使用した米国株取引に充てたい金額を入力後「余力連携」ボタンをクリックしてください。
※既に当日連携済みの円貨金額がある場合は、増やしたい金額を入力してください。
確認画面で米ドル換算額を確認後、「実行」ボタンをクリックすると日本円での買付可能額への連携が完了します。
翌11:30頃に連携は自動で解除されますので、再度日本円を使用して米国株を買付(円貨決済)したい場合は、改めて連携設定する必要があります。
連携解除
連携された円貨資金は翌日の11:30頃に自動で連携が解除されます。
外国株取引口座からの出金や、中国株取引での使用のために、翌日11:00より前に連携を解除したい場合は、翌日10:00までに「増減」リンクから連携金額の減額指示を行うことで連携を解除できます。
利用方法
手動連携と同様に、米国株・中国株の専用ページ「外国株管理サイト」のTOP画面で、「米国株円貨決済 利用状況」の「当日連携済みの円貨金額(円)」の隣にある「増減」をクリックしてください。
「米国株取引口座の円貨決済余力を減額する」を選択し、連携を解除したい金額を入力後「余力連携」ボタンをクリックしてください。
確認画面で減額金額を確認後、「実行」ボタンをクリックすると解除指示が完了します。
まとめ・ご注意
メリット・デメリット
|
日本円を使用した取引 (円貨決済) |
両替による 米ドルでの取引 |
自動連携 |
手動連携 |
メリット |
両替や連携の指示が不要 |
余力を即時に反映させられる 日本が祝日の場合も取引が可能 |
お手元の資金を全て買付に利用できる |
デメリット |
米ドルの余力がやや少なく計算される(※) |
米ドルの余力がやや少なく計算される(※) |
両替の指示が必要 |
17:00以降に外国株取引口座に移動させた日本円は当日反映されない |
都度「連携」の指示をする必要がある |
14:30を過ぎて両替した米ドルは当日反映されない |
※日本円から買付(円貨決済)ご利用時は、為替レートの変動による不足金が発生しないよう、連携当日の当社が定める為替振替レートに105%の掛目をかけたレートにてドル換算した金額が米国株取引画面の買付可能額(ドル表記)に表示されます。
そのため、米国株取引画面の買付可能額には実勢レートでの換算金額よりも少ない金額が表示されますが、換算時に掛け目に上乗せされた5%が為替手数料として徴収されることはございません。
(買い注文が約定した場合、お客様の代わりに当社が、米国株の買付に要した金額の日本円を為替手数料0銭で米ドルへ両替いたします。)
- 円貨決済サービスは、売却時とNISA(買付時・売却時)ではご利用いただけません。
- 自動連携の設定如何に関わらず、米国株の売却代金は米ドルでの受け取りとなります。
- 当日連携済みとなった日本円資金は、出金可能額から差し引かれるため、出金および中国株の円貨決済にはご利用いただけません。減額指示を行い連携を解除するか、翌11:00以降の連携解除後のご利用となります。
- 連携当日の振替為替レートに105%の掛目をかけたレートにて米ドル換算額を算出しますが、翌日の為替振替処理までの間に為替が大きく円安に変動してしまった場合、不足金が発生する可能性があります。
- 米ドル換算時には円貨においては小数点以下を切捨て、米ドルにおいては小数点第3位以下を切捨てて計算を行うため、資金状況によって連携済みの円貨額と減額可能額で最大1円の差が発生する可能性があります。この差によって1円の減額指示ができないことがありますが、翌日11:00以降の連携解除で全額解除されます。
- 振替履歴照会画面に表示される振替換算額は、振替受付時点では掛目をかけた参考レートで計算した値となります。振替完了時に、為替振替に採用された当日レートでの換算額に更新されます。
- 円貨決済を利用した翌日に自動振替が行われる際に米ドル資金での不足金が発生した場合、不足金の強制自動振替が優先されますので、円貨決済における自動振替額は不足金額を差し引いた金額となります。
- 外国株取引口座の開設後、初回の円貨決済の利用時に増減指示画面へ遷移する際にエラーが発生する場合、自動連携を設定して円貨決済を利用することでエラーが解消する場合があります。
- 円貨決済の自動連携をONにしていた場合、外国株取引口座に源泉徴収予定金額以上の円貨があっても、システムで源泉徴収予定額の為替振替処理を行う時点では、円貨余力がトレードステーションへ連携されているため、源泉徴収予定額の振替が行われないことがあります。