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粗利率に注目!稼ぐ力のある半導体関連銘柄リスト

本コンテンツでは、マネックス証券の日本株分析ツール「マネックス銘柄スカウター」で直近10年間の粗利率と粗利成長率が高い半導体関連銘柄をスクリーニング・分析します。NISA成長投資枠で投資する銘柄を探している方や日本株取引を検討している方はぜひお役立てください。

直近10年間の粗利率と粗利成長率が高い半導体関連銘柄

「粗利」とは売上総利益のことで、売上高から売上原価を差し引いて算出します。企業が提供するサービスの原価や付加価値の妥当性を表す指標であり、広告宣伝費などの先行投資による影響を除いた「稼ぐ力」を測ることができるといえます。
マネックス証券の日本株分析ツール「マネックス銘柄スカウター」の10年スクリーニングで以下の条件を設定し、直近10年間の粗利率と粗利成長率が高い半導体関連銘柄をスクリーニングします。

スクリーニング条件

「マネックス銘柄スカウター」の10年スクリーニング画面で「新規作成」を押してスクリーニング設定画面を開き、「条件を追加する」より詳細条件を追加して「スクリーニング」を押します。

【基礎条件】

オリジナル業種:半導体(半導体部材、半導体製造装置、半導体検査装置)

【詳細条件】

  • [通期業績]売上高の平均成長率(10年):10%以上
  • [通期業績]粗利の平均成長率(10年):10%以上
  • [通期業績]粗利率の平均(10年):30%以上

スクリーニング結果

銘柄名(銘柄コード) 株価
(2/18終値)
売上高平均成長率
(10年)
粗利平均成長率
(10年)
粗利平均
(10年)
トリケミカル研(4369) 3,750円 12.8% 15.2% 41.5%
Jマテリアル(6055) 1,559円 18.0% 15.0% 30.8%
ディスコ(6146) 47,010円 11.4% 14.5% 59.6%
TOWA(6315) 1,714円 11.4% 14.9% 31.9%
ローツェ(6323) 1,668.5円 20.7% 25.4% 31.3%
テセック(6337) 1,509円 10.0% 16.0% 37.3%
フェローテックH(6890) 2,408円 17.4% 20.5% 30.1%
レーザーテック(6920) 15,015円 31.7% 32.3% 54.6%
インターアクシ(7725) 1,146円 11.9% 10.9% 43.2%
東京エレクトロン(8035) 25,130円 11.6% 15.2% 41.9%

(出所)2025年2月19日時点のマネックス銘柄スカウター

2025年2月19日時点で信用取引の規制措置が行われている銘柄はスクリーニング結果から除外しています。

一部の銘柄をピックアップして詳しくご紹介

10年スクリーニングで抽出された銘柄のうち、一部の銘柄をピックアップして「マネックス銘柄スカウター」で分析します。

マネックス銘柄スカウターの個別銘柄ページで「通期業績推移」欄の「詳細」ボタンを押すと売上総利益や販売管理費、EBITDAなどがご確認いただけます。

トリケミカル研究所(4369)

企業概要

半導体化学薬品メーカー。シリコン半導体向けを中心に太陽電池・光ファイバー向け超高純度化学薬品の研究・開発・製造を行う。少量多品種を得意とし、商品ラインアップは2000種類以上。ハフニウム系絶縁膜材料/High-k薄膜形成材は世界トップクラス。

通期業績推移

2024年1月期はメモリ不況の影響などから大幅減収となったものの、2023年1月期までは売上高は9期連続で過去最高を更新していた。過去10年間の粗利(売上総利益)率の平均値は41.5%と高く、粗利の平均成長率も15.2%と安定感がある。

トリケミカル研究所(4369)の通期業績推移

今期進捗状況

通期売上高の会社予想に対する3Q時点の進捗率は69.3%とまずまずだが、2月14日に発表された上方修正後の売上高予想を基に算出したものであり、今後の伸びに期待したい。

トリケミカル研究所(4369)の今期進捗状況
(出所)マネックス銘柄スカウター

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ディスコ(6146)

企業概要

半導体製造装置メーカー。「切る・削る・磨く」に特化し、ウェハ製造工程・半導体製造前工程・後工程向けの半導体製造装置や周辺装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。半導体シリコンウェハの切断装置・研削装置・研磨装置は世界トップ。

通期業績推移

2024年3月期の売上高は4期連続での増収となり過去10年間の最高を更新している。過去10年間の粗利(売上総利益)率の平均値は59.6%と高く、粗利の平均成長率も14.5%と安定感がある。

ディスコ(6146)の通期業績推移

今期進捗状況

通期売上高の会社予想に対する3Q時点の進捗率は73.1%とまずまずだが、コンセンサス予想(アナリスト予想の平均値)は会社予想を上回っており、今後の伸びに期待したい。

ディスコ(6146)の今期進捗状況
(出所)マネックス銘柄スカウター

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ローツェ(6323)

企業概要

半導体ウエハ搬送装置・ロボットメーカー。主力製品はウエハソータ・EFEM・大気ロボット・真空ロボットなどのウエハ搬送装置と大型ガラス基板搬送装置。シリコンウエハを無塵搬送する半導体ウエハ搬送システムのパイオニアであり世界トップ。

通期業績推移

2024年2月期の売上高は半導体設備投資の調整を受けてわずかに減収となっているが、過去10年間の平均成長率は20.7%と高い。過去10年間の粗利(売上総利益)率の平均値は31.3%と高めであり、粗利の平均成長率も25.4%と順調に成長している。

ローツェ(6323)の通期業績推移

今期進捗状況

通期売上高の会社予想に対する3Q時点の進捗率は73.9%とまずまず。コンセンサス予想(アナリスト予想の平均値)も会社予想と同程度であり、想定通りの着地となるか注目したい。

ローツェ(6323)の今期進捗状況
(出所)マネックス銘柄スカウター

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レーザーテック(6920)

企業概要

半導体検査装置メーカー。半導体検査装置とFPDフォトマスク欠陥検査装置の製造・販売を行う。主要製品は半導体製造プロセス前工程のアクティニックEUVパターンマスク欠陥検査装置やEUVマスクブランクス欠陥検査・レビュー装置など。半導体用マスク検査装置は世界トップ。

通期業績推移

2024年6月期の売上高は10期連続での増収となり過去10年間の最高を更新している。過去10年間の粗利(売上総利益)率の平均値は54.6%と高く、粗利の平均成長率も32.3%と順調に成長している。

レーザーテック(6920)の通期業績推移

今期進捗状況

通期売上高の会社予想に対する2Q時点の進捗率は53.7%と順調。コンセンサス予想(アナリスト予想の平均値)は会社予想をわずかながら上回っており、今後のさらなる伸びに期待したい。

レーザーテック(6920)の今期進捗状況
(出所)マネックス銘柄スカウター

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東京エレクトロン(8035)

企業概要

半導体製造装置メーカー。半導体製造装置とフラットパネルディスプレイ製造装置の製造・販売を行う。塗布現像装置・バッチ成膜装置・ガスケミカルエッチング装置は世界1位、プラズマエッチング装置・メタル成膜装置・プローバは世界2位。

通期業績推移

2024年3月期の売上高は顧客の在庫調整の影響などから減収となったものの、過去10年間の平均成長率は11.6%と低くない。過去10年間の粗利(売上総利益)率の平均値は41.9%と高く、粗利の平均成長率も15.2%と安定感がある。

東京エレクトロン(8035)の通期業績推移

今期進捗状況

通期売上高の会社予想に対する3Q時点の進捗率は74.0%とまずまず。コンセンサス予想(アナリスト予想の平均値)も会社予想と同程度であり、想定通りの着地となるか注目したい。

東京エレクトロン(8035)の今期進捗状況
(出所)マネックス銘柄スカウター

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マネックス銘柄スカウターとは

マネックス銘柄スカウターとは、2017年10月の提供開始以来数多くのご好評をいただいている銘柄分析ツールです。「10年スクリーニング」「アナリスト予想」「通常発表されない3ヶ月に区切った企業業績」「セグメント業績」「業績予想修正履歴」「理論株価」など投資判断に役立つ様々な情報をご提供しています。

PC、スマートフォン、マネックス証券アプリでの銘柄スカウターのご利用方法

ログインして利用する

利用する

企業が決算短信等では発表しない3ヶ月に区切った業績を表示

四半期業績推移のグラフと表

理論株価と想定される株価の上値目途・下値目途を表示

理論株価

「10年スクリーニング」の使い方

「10年スクリーニング」とは、2019年4月の提供開始以来ご好評をいただいている機能です。過去10年間の業績や直近の四半期業績、アナリスト予想などで高度なスクリーニングが可能です。下記では簡単な使い方をご説明します。

銘柄スカウターを開いたら上部の黄色いメニューの「10年スクリーニング」を押す。

スマートフォンでご利用の場合は右上の三本線のメニューよりご選択ください。

銘柄スカウターの黄色いメニュー内、「10年スクリーニング」の箇所

10年スクリーニングを開いたら「新規作成」ボタンを押す。

10年スクリーニングページ内の、「新規作成」ボタンの箇所

絞り込みたい条件を入力する。詳細条件を設定したい場合は「条件を追加する」を押す。

新規作成内の、「条件を追加する」ボタンの箇所

絞り込みたい詳細条件をチェックする。チェックが出来たら「決定」ボタンを押す。

詳細条件のポップアップ表示内の、「決定」ボタンの箇所

条件を設定したら「スクリーニング」ボタンを押す。

新規作成内の、「スクリーニング」ボタンの箇所

PC、スマートフォン、マネックス証券アプリでの銘柄スカウターのご利用方法

PCでご利用の場合

証券総合取引口座にログイン後、上部メニューの「投資情報」>右サイドメニューの「マネックス銘柄スカウター」から利用できるほか、個別銘柄画面で「銘柄分析」を押すと銘柄スカウターの当該個別銘柄ページを開くことができます。
また、MYPAGE>右サイドメニューの「取引ツール起動」欄でマネックス銘柄スカウターにチェックを入れるとログイン後にワンクリックで起動できるようになります。

ログイン後のMY PAGE 右サイドメニュー
チェックを入れて「閉じる」を押す。

スマートフォン(ブラウザ)でご利用の場合

証券総合取引口座にログイン後、右上のメニューボタン>「投資情報」>「ツール」>情報ツール利用状況一覧(スマートフォン)欄>マネックス銘柄スカウター「ログイン」ボタンからログインできるほか、右上のメニューボタン>「株式取引」>「株式取引」>銘柄を探す欄>「銘柄スカウターで探す」からもご利用いただけます。

ログイン後のMY PAGE 右上メニュー「投資情報」から利用する場合
サイドメニューの投資情報欄で「ツール」を押す。情報ツール利用状況一覧で「ログイン」ボタンを押す。
ログイン後のMY PAGE 右上メニュー「株式取引」から利用する場合
サイドメニューの株式取引欄で「株式取引」を押す。「銘柄スカウターで探す」を押す。
  • 一部の機能はPC向けサイトからのみご利用可能で、スマートフォン向けサイトからはご利用いただけませんのでご注意ください。
  • PC向けサイトを表示したい場合はスマートフォン向けサイト下部にある「PCサイト」を押してください。

マネックス証券アプリからご利用の場合

マネックス証券アプリでログイン後、下部の「メニュー」>「マーケット情報」>「銘柄スカウター(日本株)」からご利用いただけます。また、右端の☆マークを押すとメニュー画面上部のお気に入り欄に追加されます。

マネックス証券アプリの詳細はこちら

マネックス証券アプリメニュー画面
メニュー画面で「マーケット情報」を押す。「銘柄スカウター(日本株)」を押す。
  • 一部の機能はPC向けサイトからのみご利用可能で、マネックス証券アプリからはご利用いただけませんのでご注意ください。
  • PC向けサイトを表示したい場合は銘柄スカウター画面下部にある「PCサイト」を押してください。

国内上場有価証券取引に関する重要事項

<リスク>

国内株式および国内ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「国内株式等」)の売買では、株価等の価格の変動や発行者等の信用状況の悪化等により元本損失が生じるおそれがあります。また、国内ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じるおそれがあります。

<保証金の額または計算方法>

信用取引では、売買代金の30%以上かつ30万円以上の保証金が必要です。信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が最大3.3倍程度となる可能性があるため、価格、上記各指数等の変動、または発行者の信用状況の悪化等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じるおそれがあります。レバレッジ型商品等の一部の銘柄の場合や市場区分、市場の状況等により、30%を上回る委託保証金が必要な場合があります。

<手数料等>

国内株式等のインターネット売買手数料は、「取引毎手数料」の場合、約定金額3,000万円以下のときは、最大921円(税込:1,013円)、約定金額3,000万円超のときは、973円(税込:1,070円)かかります。ただし、信用取引では、「取引毎手数料」の場合、約定金額が50万円以下のときは、成行・指値の区分なく最大180円(税込:198円)が、約定金額50万円超のときは、成行・指値の区分なく最大350円(税込:385円)がかかります。また、「一日定額手数料」の場合、一日の約定金額300万円ごとに最大2,500円(税込:2,750円)かかります。約定金額は現物取引と信用取引を合算します。(非課税口座では「取引毎手数料」のみ選択可能ですのでご注意ください。)単元未満株のインターネット売買手数料は、買付時は無料です。売付時は約定金額に対し0.5%(税込:0.55%)(最低手数料48円(税込:52円))を乗じた額がかかります。国内ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。国内株式等の新規公開、公募・売出し、立会外分売では、購入対価をお支払いただきますが、取引手数料はかかりません。IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引の売買手数料は、1注文の約定金額により異なり、2億円超の約定金額のとき最大手数料345,000円(税込:379,500円)かかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「IFAコースの手数料」をご確認ください。
信用取引では、約定したお取引に対し当社が定める手数料がかかる他、信用金利等がかかります。

<その他>

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2024年からのNISAにかかるご留意事項