ON COMPASSは、NISAが利用できるおまかせ資産運用サービスです。 2024年12月末時点で、マネックス証券内における残高が400億円を突破しました。(※)本記事では、2024年10~12月期のON COMPASSの運用パフォーマンスについて、市場環境の影響や各運用戦略の成果とともにご紹介します。
※2024年12月27日(金)時点の金額です。マネックス・アセットマネジメント調べ。
2024年10月~12月期はすべてのコースで上昇
ON COMPASSでは、お客様のリスク許容度に応じた8つの運用戦略を提供しています。
この期間の世界の株式市場は上昇したものの、12月に金利の高止まりなどの影響で米国株を中心に下落しました。一方で、日本株は衆議院選挙後の経済対策への期待や円安の進行を背景に上昇しました。債券市場では、日米ともに債券利回りが上昇。為替市場では、日米の金利政策の違いから円安・ドル高が進みました。
このような市場環境の中、ON COMPASSのすべてのコースで運用成績が上昇しました。株式市場の上昇がプラスに寄与したほか、円安・ドル高の影響も運用成績を押し上げました。特に、為替要因が全コースの主な上昇要因となりました。
各運用戦略別 騰落率の推移(2024年9月30日~2024年12月30日)
運用戦略 | Aコース レベル1 |
Bコース レベル2 |
Cコース レベル3 |
Dコース レベル4 |
Eコース レベル5 |
Fコース レベル6 |
Gコース レベル7 |
Hコース レベル8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
騰落率 | 1.0% | 3.4% | 5.3% | 7.1% | 8.1% | 8.8% | 9.3% | 9.9% |
各運用戦略別 騰落率の推移(2024年9月30日~2024年12月30日)

- 2024年9月30日=100として指数化。騰落率は、A~Hの各運用戦略の2024年9月30日の基準価額と2024年12月30日の基準価額を比較して算出しております。騰落率は過去一定期間の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
- グラフはマネックス・アセットマネジメントにて作成。
- レベル1はMSV内外ETF資産配分ファンド(Aコース)、レベル2はMSV内外ETF資産配分ファンド(Bコース)、レベル3はMSV内外ETF資産配分ファンド(Cコース)、レベル4はMSV内外ETF資産配分ファンド(Dコース)、レベル5はMSV内外ETF資産配分ファンド(Eコース)、レベル6はMSV内外ETF資産配分ファンド(Fコース)、レベル7はMSV内外ETF資産配分ファンド(Gコース)、レベル8はMSV内外ETF資産配分ファンド(Hコース)の基準価額を表示しております。
- データは%表示で小数点以下第二位を四捨五入。
(出所)マネックス・アセットマネジメント提供資料
想定リスク・期待リターン改定について
当ファンドで組み入れている投資対象の中で、過去のリスク水準が最も低い国内債券のリスク水準が、徐々に上昇し、足元の1年間で1%以上切りあがる状態になっているため、想定リスク・期待リターンの水準を見直し、改定を行うこととしました(グラフ1・2を参照)。
【改定前】
ファンドの特色 | 想定リスク(年率) | 期待リターン (年率) |
|
---|---|---|---|
Aコース | リターンの獲得を目指しつつ、リスクを抑えることを最優先します | 2.0%~3.0% | 0.5%~1.5% |
Bコース | リターンの獲得を目指しつつ、リスクを抑えることを優先します | 3.0%~4.0% | 1.0%~2.5% |
Cコース | リスクを低く制御しつつ、相応のリターンの獲得を目指します | 4.0%~5.5% | 1.5%~4.0% |
Dコース | リスクを制御しつつ、相応のリターンの獲得を目指します | 6.0%~7.5% | 2.5%~5.5% |
Eコース | リスクを慎重に取りつつ、相応のリターンの獲得を目指します | 8.0%~9.5% | 3.5%~7.0% |
Fコース | リスクを取りつつ、相応のリターンの獲得を目指します | 10.0%~11.5% | 4.0%~8.0% |
Gコース | リターンの獲得を優先し、相応のリスクを取ります | 12.0%~14.0% | 5.0%~9.5% |
Hコース | リターンの獲得を最優先し、相応のリスクを取ります | 14.0%~16.0% | 6.0%~11.0% |
【改定後】
ファンドの特色 | 想定リスク(年率) | 期待リターン (年率) |
|
---|---|---|---|
Aコース | リターンの獲得を目指しつつ、リスクを抑えることを最優先します | 3.0%~4.5% | 2.5%~4.0% |
Bコース | リターンの獲得を目指しつつ、リスクを抑えることを優先します | 4.0%~6.0% | 3.0%~5.0% |
Cコース | リスクを低く制御しつつ、相応のリターンの獲得を目指します | 5.0%~7.5% | 3.5%~6.0% |
Dコース | リスクを制御しつつ、相応のリターンの獲得を目指します | 6.0%~9.0% | 4.0%~7.0% |
Eコース | リスクを慎重に取りつつ、相応のリターンの獲得を目指します | 8.0%~11.0% | 5.0%~8.0% |
Fコース | リスクを取りつつ、相応のリターンの獲得を目指します | 10.0%~13.0% | 6.0%~9.0% |
Gコース | リターンの獲得を優先し、相応のリスクを取ります | 12.0%~15.0% | 6.5%~10.0% |
Hコース | リターンの獲得を最優先し、相応のリスクを取ります | 14.0%~17.0% | 7.0%~11.0% |
(出所)マネックス・アセットマネジメント提供資料
【グラフ1】 2024年12月末時点での代表的なアセットクラスのリスク水準※

- 2024年12月末時点。
- 代表的なアセットクラスのリスク水準は、FactSetが提供する以下の各指数データをもとに、過去3年間の各指数の月次リターンの標準偏差を年換算したものをマネックス・アセット、マネジメントが計算。
国内債券:NOMURA-BPI総合インデックス、
先進国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジ無し円ベース)、
国内株式:TOPIX配当込み指数、
先進国株式:MSCI Kokusai (World ex Japan) Index、
グローバル・リート:FTSE EPRA Nareit Developed REITs Index(海外の指数は、為替ヘッジ無しによる投資を想定して、円ベースの指数を採用しています。)
(出所)マネックス・アセットマネジメント提供資料
【グラフ2】 国内債券のリスク水準の月次推移(2004年12月~2024年12月)

- データ期間:2004年12月末~2024年12月末(月次)。
- 国内債券:NOMURA-BPI総合インデックスの当時の過去3年間の月次リターンの標準偏差を年換算したものの推移。
(出所)マネックス・アセットマネジメント提供資料
国内債券のリスク水準の上昇は、2013年4月から10年以上続いた日銀による「異次元金融緩和」の状態から「金利ある世界」への転換が意識されたことで、債券の値動きが活発となったことが主な理由です。この改定により、各ファンドの想定リスク水準範囲の中央値は、全ファンドで上昇いたしますが、国内債券の金利上昇はリスク水準だけでなく、期待リターンも押し上げることから、期待リターン水準範囲の中央値も切り上がっております。
各運用戦略の目標資産配分比率(2024年12月末基準)
2024年12月末基準
コース 運用戦略 レベル |
Aコース レベル1 |
Bコース レベル2 |
Cコース レベル3 |
Dコース レベル4 |
Eコース レベル5 |
Fコース レベル6 |
Gコース レベル7 |
Hコース レベル8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国内債券 | 62.1% | 44.8% | 31.9% | 15.3% | 13.7% | 9.7% | 4.2% | 3.0% |
外国債券 | 14.2% | 27.8% | 37.7% | 46.8% | 36.2% | 29.8% | 25.2% | 14.3% |
国内株式 | 6.0% | 8.7% | 10.3% | 16.4% | 11.8% | 8.1% | 6.6% | 5.7% |
外国株式 | 17.6% | 18.7% | 19.2% | 19.9% | 36.3% | 49.9% | 61.0% | 73.5% |
リート | 0.0% | 0.0% | 1.0% | 1.5% | 2.0% | 2.5% | 3.0% | 3.5% |

- 2024年12月末基準。グラフはマネックス・アセットマネジメントにて作成。
- グラフは端数処理の影響で、合計が100%にならない場合があります。
- 小数点以下第二位を四捨五入。
(出所)マネックス・アセットマネジメント提供資料
おまかせしたまま、適切な資産配分を調整
ON COMPASSでは、運用戦略ごとに株式や債券などの資産配分を3ヶ月に1度見直しています。マネックス・アセットマネジメントの運用モデルに各種データを入力し、各コースについて設定した想定リスクを目標として、目標資産配分の見直しを行います。また、市場環境が変化し、適切な資産配分にズレが生じた場合は適宜リバランスを行いますので、お客様はおまかせしたまま最適な運用が可能です。

- 画像はイメージです。
- マネックス・アセットマネジメントにて作成。
ご自身の契約状況の確認方法
ご自身の契約状況について、ON COMPASS専用のマイページにて確認することができます。
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おまかせ運用 ON COMPASSとは?
おまかせ運用サービス「ON COMPASS」なら、資産運用プランの作成からゴール達成までをサポートします。質問に答えるだけで最適な資産運用プランをご提案。さらにその資産運用プランにそって、全自動で運用を行います。資産運用の初心者の方や、忙しい方にピッタリのサービスです。
また、下落に強い安定運用もON COMPASSの特徴の一つです。マネックス・アセットマネジメント独自のモデルが、下落幅を抑制します。
気になる手数料は年率0.9775%程度(税込)
手数料は年率0.9775%程度(税込) のみ。申込みや売買、プラン変更や追加投資などにかかる費用は一切不要です。

※組み込むETFの平均経費率0.07%程度を含む。手数料は、運用資産残高に対して年率0.9775%程度(税込)かかります。市場環境等によっては、実質コストが0.9775%程度(税込)を超えることがあります。手数料・費用の詳細につきましては、契約締結前交付書面や交付目論見書等を必ずご確認ください。
ON COMPASSを始めるには
ON COMPASSをご利用いただくには、マネックス証券の「証券総合取引口座」および「ON COMPASS 投資一任口座」を開設いただく必要があります(口座開設画面で同時にお申込みいただけます)。すでに証券総合取引口座をお持ちのお客様は、「ON COMPASSをはじめる」より、投資一任口座を開設してください。
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