マネックス証券株式会社(以下「マネックス証券」)と米ブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(以下「ブロードリッジ」)は、米国株を対象とした議決権行使サービスの提供開始に向け、契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
なお、本サービスの提供開始は、2025年冬頃を予定しております。
概要
日本の証券会社で米国株を購入した場合、その株式は証券会社名義等で一括管理される仕組みのため、株主名簿にお客様の名前は記載されません。
そのため、お客様名義の議決権は通常発行されず、これまで日本の個人投資家が議決権を直接行使することは容易ではありませんでした。
今回、ブロードリッジとの契約締結により、マネックス証券のお客様は日本の投資家として初めて(※)、ブロードリッジの議決権行使サービスを利用したオンラインでの米国株議決権行使が可能となる予定です。
本サービスを通じて、投資先企業のガバナンス関与について身近に感じていただければと考えております。
詳細につきましては、サービス開始時期にあらためてご案内させていただきます。
(※)2025年8月7日現在。日本で米国株の取引サービスを提供している証券会社と比較。
ブロードリッジについて
ブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(NYSE:BR)は、定評のある専門知識と変革を促進する技術で、お客様や金融サービス業界の業務、革新、成長を支援する世界有数のテクノロジー企業です。お客様の投資、ガバナンス、コミュニケーションを強化することで、オペレーショナル・レジリエンスを高め、業績を向上させ、投資家エクスペリエンスを変革します。
ブロードリッジのテクノロジーやオペレーションのプラットフォーム上では、年間70億件以上のコミュニケーションが伝達・処理されており、また全世界で1日に平均10兆ドル超の証券取引が処理されています。S&P 500®指数構成銘柄であるブロードリッジは、世界21カ国で1万4,000人超の社員を擁しており、「働きがいのある会社(Great Place to Work®)」にも認定されています。
ブロードリッジの詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
ブロードリッジの提供する議決権行使サービスについて
ブロードリッジの提供する議決権行使サービスは、米国企業の株主総会における招集通知や資料の配布、年次および特別株主総会における投票の収集・集計・報告を含む、議決権行使プロセスのすべてに対応しており、マネックス証券が本サービスを利用することで、お客様がオンラインで議決権を行使することが可能になります。
本サービスの提供は、日本の個人投資家による、米国企業に対する株主エンゲージメントの促進に寄与するものと期待しております。
マネックス証券の「米国株」
米国株取引をはじめるには
米国株取引は、マネックス証券の「証券総合取引口座」と「外国株取引口座」の2つの口座を開設すると、ご利用いただけます。もちろんどちらも口座開設・維持費は無料です。
米国株取引をはじめるには
外国株取引口座をお持ちでないお客様は、まず、外国株取引口座をお申込みください。開設後は、外国株取引口座情報へのアクセスや米国株取引画面へのログインができます。