S&P500指数には、年末にかけて上昇しやすいという「アノマリー」があります。1980年以降の振返りや、S&P500指数採用銘柄のうち時価総額が大きい上位3銘柄および、現物買付手数料が実質無料の「米国ETF買い放題プログラム」対象銘柄からアノマリーを生かせるETFをご紹介します。
アノマリーとは?
金融市場において理論や一般的な予測では説明できないものの、経験的に繰り返し観測される市場の規則性を指します。特定の時期や条件下で生じやすく、投資家やトレーダーの注目を集めることがあります。
ただし、アノマリーは必ずしも毎回発生するわけではなく、市場環境やその他の要因による影響を受ける場合があります。
S&P500指数は11月と12月に上昇しやすい?
直近約45年間のS&P500指数の月別データでを見ると
- ① 上昇回数率は、11月が1位(73.33%)、12月は3位(71.11%)
- ② 平均騰落率は、11月が1位(+2.13%)、12月は5位(+1.19%)
そのため、11月から年末にかけて、S&P500指数は上昇する傾向があるといえそうです。
直近約45年間の月次上昇確率・平均騰落率順位TOP5
| 順位 | 月(上昇確率) |
|---|---|
| 11月(73.33%) | |
| 5月(71.74%) | |
| 12月(71.11%) | |
| 4月(69.57%) | |
| 3月(63.04%) 6月(63.04%) |
| 順位 | 月(平均騰落率) |
|---|---|
| 11月(+2.13%) | |
| 4月(+1.54%) | |
| 7月(+1.27%) | |
| 10月(+1.21%) | |
| 12月(+1.19%) |
出所:ブルームバーグのデータをもとにマネックス証券作成。
- S&P500指数(月次、1980年1月~2025年9月)
- 1~9月は各月46回分、10~12月は各月45回分の月次データをもとに上昇確率・平均騰落率を算出。
- 上昇確率は、上昇月数÷(上昇月数+下落月数)で計算。小数第3位を四捨五入。
- 上昇月数は、前月比がプラスになった月ごとの回数。
- 下落月数は、前月比がマイナスになった月ごとの回数。
- 平均騰落率は、前月比を月ごとに平均。小数第3位を四捨五入。
- 上昇確率、平均騰落率順位の上位5位をそれぞれ表示。
- 過去のデータであり、将来の投資成果等を保証するものではありません。
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| 個別株(米国株) | ETF(指数連動型) | |
|---|---|---|
| 一般的な商品性 | 企業の株式を1株から取引できる | 複数の株式や資産にまとめて投資できる投資信託を取引できる |
| 価格の 変動 |
主に企業の業績に連動するために、企業の成長次第で価格が変動 | 主に指数に連動を目指すが、市場の需給(売りと買い)のバランスによって価格が変動 ⇒個別株より価格変動がなだらか |
| リスク | 投資対象が限定されるため、ETFに比べて高い | 幅広い銘柄に分散投資しているため、個別株に比べて低い |
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銘柄選びの参考に、S&P500指数採用銘柄のうち時価総額が大きい上位3銘柄をご紹介します。
時価総額加重平均を採用しているS&P500では、TOP3の銘柄の指数に占める割合は全体の約2割を占めています。
【参考】S&P500指数採用銘柄 時価総額TOP3
出所:ブルームバーグのデータをもとにマネックス証券作成。2025年10月28日時点。
- 時価総額は、表示されていない最大の桁を切捨て表示。
- 投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。
- 過去のデータであり、将来の投資成果等を保証するものではありません。
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| ティッカー | 個別銘柄名称 | 終値(2025/10/30) | ベンチマーク(指数) |
|---|---|---|---|
| VOO | バンガード・S&P 500 ETF | 625.24米ドル | S&P500指数 |
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