債券は償還日が来る前に、売却していただくことも可能です(中途売却といいます)。
中途売却では「経過利子」を受取る場合があります。これは、未受取り(利払日が未到来)の利金のうち、お客さまが保有していた期間分の利金額を調整するものです。
外貨建て債券の中途売却代金を「外貨お預り金」として受取り、外貨を継続して保有することができます。
一部「外貨お預り金」でのお受取りができない通貨がございますので、下記ページにて対応通貨等の詳細をご確認ください。
経過利子とは、利付債の売買において、買い手が売り手に対して支払う利子相当額のことです。売買が行われた場合、次回の利払では買い手が所有期間に関係なく利子を受け取りますので、このままでは売り手が所有期間に応じた利子を受け取ることができなくなってしまいます。そこで、利付債の売買が行われた際は買い手が売り手に対し、売り手が所有していた日数分の利子相当額を立替払いする処理を行います。
(例)前回利払日から購入日までが1ヶ月間である場合
債券価格は変動します。その要因のひとつが金利です。特別な仕組みを除けば、基本的に金利が上がる(下がる)と価格は下がります(上がります)。
債券の市場流動性によっても債券価格は変動します。極端に市場流動性が細っている場合は、著しく低い債券価格となる可能性があります。例えば、特別な仕組みの債券は一般的な債券に比べて流動性が低い場合が多く、他にも、信用状況などから特定の発行体の債券の流動性が低い場合などがあります。
外貨建て債券の場合、為替レートの変動により円建てでの損益が変動します。特別な仕組みを除けば、円高時には損失、円安時には利益となります。
別途の取引手数料は必要ありませんが、中途売却にはコストがかかるため、一般的に売却価格は評価額よりも低くなります。
※債券投資のリスクは、以上のみに限られるものではありません。