米国株投資の人気が高まる中で、個別株の銘柄を探すことが大変だと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで初心者の方におすすめするのが米国ETF(上場投資信託)です。
特定の指数に連動する米国ETFの中には、ナスダック総合指数、NYダウ工業株30種平均、S&P500などの米国主要株価指数に連動するETFがあります。これらの米国ETFを購入することで、個別銘柄を選ばなくとも米国市場への投資が可能となります。
ご注意
米国株価指数に連動するETFを購入することで、各指数を構成しているすべての銘柄に分散投資したのと同じ投資成果を得ることができます。例えば、NYダウ工業株30種平均に連動するETFを買うことで、アップル(AAPL)やナイキ(NKE)などを含めた当指数を構成する30銘柄に分散投資することになります。
などの構成銘柄に分散投資
年間で受取ることができる分配金額や分配頻度、分配金利回りもETF購入の際のポイントとしてご確認ください。
「NYダウ」という名称でも有名なNYダウ工業株30種平均は、米国の代表的な株価指数で、30の優良銘柄で構成されます。構成銘柄は時流に合わせて入替えが行われます。日経平均株価と同じように平均株価を指数化しており、値がさ株(株価の高い銘柄)の影響を受けやすい特徴があります。
(出所)マネックス証券米国取引サイト トレードステーション 過去2年の日足チャート(2022年9月13日時点)
銘柄名(ティッカー) | SPDR ダウジョーンズインダストリアルアベレージ(DIA) |
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ベンチマーク(指数) | ダウジョーンズ工業株価平均 |
運用会社 | ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ |
経費率(年率) | 0.16% |
分配頻度 | 毎月 |
分配金利回り | 1.96% |
過去12ヶ月分配金実績 | 6.112米ドル |
株価 (2022年9月13日時点) |
311.73米ドル |
(出典)Nasdaqウェブサイトなどを参考にマネックス証券作成
S&P500は、米国で時価総額の大きい500銘柄で構成される株価指数です。構成銘柄は定期的に見直しされます。TOPIXのように時価総額を指数化しており、時価総額の大きな銘柄の影響を受けやすい特徴があります。
(出所)マネックス証券米国取引サイト トレードステーション 過去2年の日足チャート(2022年9月13日時点)
銘柄名(ティッカー) | バンガード・S&P500 ETF(VOO) |
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ベンチマーク(指数) | S&P500指数 |
運用会社 | バンガード・グループ |
経費率(年率) | 0.03% |
分配頻度 | 四半期 |
分配金利回り | 1.56% |
過去12ヶ月分配金実績 | 5.647米ドル |
株価 (2022年9月13日時点) |
361.38米ドル |
(出典)Nasdaqウェブサイトなどを参考にマネックス証券作成
(出所)マネックス証券米国取引サイト トレードステーション 過去2年の日足チャート(2022年9月13日時点)
銘柄名(ティッカー) | iシェアーズ・コア S&P500ETF(IVV) |
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ベンチマーク(指数) | S&P500指数 |
運用会社 | ブラックロック |
経費率(年率) | 0.03% |
分配頻度 | 四半期 |
分配金利回り | 1.51% |
過去12ヶ月分配金実績 | 5.955米ドル |
株価 (2022年9月13日時点) |
395.14米ドル |
(出典)Nasdaqウェブサイトなどを参考にマネックス証券作成
(出所)マネックス証券米国取引サイト トレードステーション 過去2年の日足チャート(2022年9月13日時点)
銘柄名(ティッカー) | SPDR S&P 500 ETF(SPY) |
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ベンチマーク(指数) | S&P500指数 |
運用会社 | ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ |
経費率(年率) | 0.0945% |
分配頻度 | 四半期 |
分配金利回り | 1.53% |
過去12ヶ月分配金実績 | 6.007米ドル |
株価 (2022年9月13日時点) |
393.1米ドル |
(出典)Nasdaqウェブサイトなどを参考にマネックス証券作成
ナスダック100指数は、米国ナスダック市場に上場する金融セクター以外の銘柄のうち、流動性が高い時価総額上位100位の銘柄で構成される株価指数です。TOPIXのように時価総額を指数化しており、時価総額の大きな銘柄の影響を受けやすい特徴があります。
(出所)マネックス証券米国取引サイト トレードステーション 過去2年の日足チャート(2022年9月13日時点)
銘柄名(ティッカー) | インベスコQQQトラストシリーズ(QQQ) |
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ベンチマーク(指数) | ナスダック100指数 |
運用会社 | インベスコ |
経費率(年率) | 0.20% |
分配頻度 | 四半期 |
分配金利回り | 0.64% |
過去12ヶ月分配金実績 | 1.86641米ドル |
株価 (2022年9月13日時点) |
293.7米ドル |
(出典)Nasdaqウェブサイトなどを参考にマネックス証券作成
マネックス証券の米国株現物取引手数料は、1約定あたり約定金額の0.45%(税込:0.495%)(最大 20米ドル(税込:22米ドル)) となっており、最低取引手数料がありませんので、少額であっても低コストで米国ETFへの投資を行うことが可能です。
例えば300米ドル分のETFを購入した場合、
300米ドル×0.495%(税込)=1.485米ドル(税込)となりますので、コストは204円(税込)に収まります。
(1米ドル=138円換算)
これであれば、毎月、ETFの積立投資を行っても、比較的安い手数料で米国ETF投資を続けることが可能となります。
対象米国ETFの現物取引買付手数料(税抜)を全額キャッシュバックする米国ETF買い放題プログラムを実施しています。対象銘柄数は業界最多(※)の21銘柄です。
また、マネックス証券の米国株サービスでは4つの特典をご用意していますので、ぜひご覧ください。
※「業界」は特定の米国ETFの現物取引買付手数料を無料または実質無料としている主要ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)を指します。当社は実質無料(対象手数料(税抜)のキャッシュバック)となります。2024年3月21日現在。マネックス証券調べ。
米国株取引をはじめるには
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