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マネックスメール(第370号 2001年2月7日夕方発行)
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「ザ・ファンド@マネックス」運用報告会のお知らせ
佐久間ファンドマネージャーをはじめとするDKAの運用担当者と販売会社であるマネックス証券社長松本大が投資家の皆様に運用のご報告をいたします。ファンドを保有されている方ならどなたでもご参加いただけます
詳しい内容に関してはマネックスのホームページビジタートップ画面からご覧下さい。
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本日の目次
マネックス相場概況
投資信託情報
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
方向感の乏しい相場、売り減少で反発したものの買い意欲は回復せず。
日経平均 13366.01(△ 96.16)
TOPIX 1267.47(△ 10.81)
単純平均 511.31(△ 1.23)
東証2部指数 1999.26(▲ 2.20)
日経店頭平均 1435.25(△ 12.85)
東証1部
値上がり銘柄数 650銘柄
値下がり銘柄数 560銘柄
変わらず 199銘柄
比較できず 13銘柄
騰落レシオ(25日) 85.84%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行 指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 557.48(百万株;概算)
売買代金 641967(百万円:概算)
時価総額 3492931(億円:概算)
為替(17時) 115.13円
上下とも方向感の乏しい相場展開が続きました。昨日までの下げて、日経平均が昨年来安値に接近したことで、売りが減少した一日です。売りの減少により需給面が多少改善したことで堅調な値動きを続けました。しかし買い意欲が回復した訳ではなく、下値不安もまだ解消されていない状況です。
相場全体に手詰まり感が強まり、売買は手控えられています。5億株台の売買高を維持してはいるものの、短期値幅取りが中心のシントム(6808)が5500万株、昭和電工(4004)が1500万株の売買高となっています。この2銘柄で1割を占めており、他の銘柄は閑散といえる状況です。
昨年来安値を割り込んでまで売りこむ悪材料はなく、同時に積極的に買い進むだけの好材料もない相場です。上下とも方向感がなく、様子を見ているだけの投資家も多くなっています。ごく一部の銘柄に目先筋が活発な短期値幅取りを行うだけの相場でした。
個別材料株の短期物色も、同様の相場が何日も続いていることで手詰まり感が漂っています。シントムに物色が集中したことも、手掛ける銘柄が他に見当たらない状況となっていると言えます。
ソニー(6758)、NTTドコモ(9437)などが上昇転換という雰囲気を強めました。先駆して下落した銘柄群の底打ちという雰囲気ですが、他のハイテク株などには広がっていません。物色意欲が乏しく、この2銘柄の上昇を材料として受け止める意欲のない状態でした。
店頭市場は後場に入って利益確定売りという雰囲気も一時広まり、上げ幅を縮小する場面もありました。しかし後半は出遅れ銘柄を探し、物色する展開となって終了しています。
◆個別銘柄◆
シントム(6808) 57円(△17)
相場全体の手詰まり感、さらには個別材料株での短期値幅取りにも手詰まり感が漂う相場、唯一値動きの良い同社に目先筋の売買が集中しました。ただ非常に逃げ足も速く、65円まで上昇した直後に55円まで値を下げる荒い値動きとなる場面もありました。
昭和電工(4004) 191円(△11)
売買高2位で1500万株以上の売買をこなしましたが、あまり目立たない状況でした。シントムの派手な値動きの影に隠れたという雰囲気でした。しかし過熱感も漂い、後半急速に伸び悩んだシントムを手仕舞い、昭和電工に物色対象を移す兆しも感じられる値動きでした。
トランスコスモス(9715) 6650円(▲350):100株単位 ソフトバンク(9984)などとともに前日後半から手掛けられ、本日も朝方は続伸歩調となっていました。しかし利益確定売りによって伸び悩み、後半は下げ幅を拡大。
島津製(7701) 426円(△15)
日経産業新聞に、1万回利用可能な遺伝子研究チップ開発という記事が掲載されました。朝方はこの記事を材料に買いを集める場面もありましたが、個別材料物色はすべてシントム(6808)に吸収された感じの相場展開で、後半は上げ幅を縮小。
魚力(店7596) 1930円(△160):100株単位
魚喜(店2683)とともに物色される展開が続いていましたが、魚力は利益確定売りもあり後場は伸び悩み。2000円の大台を一時回復したことも、利益確定売りを誘う要因となった模様。
グッドマン(店7535) 2420円(△400):100株単位
1部市場の手詰まり感などから店頭市場への物色意欲は継続。後場になって先駆していた銘柄に利益確定売りなどが出て、日経店頭平均は伸び悩む場面もありました。しかし物色意欲は根強く、出遅れ銘柄を探してストップ高となる銘柄もみられます。
セガ(7964) 1812円(▲38):100株単位
ドリームキャストからの撤退などを材料に大幅上昇となり、その後は信用取り組み動向がポイントとなりそうな雰囲気です。本日取引終了後に発表された信用残は売り残9322千株(▲2471千株)、買い残は5704千株(△51千株)、貸借倍率は0.61倍。
大正薬(4535) 2565円(▲95)
同社工場の地下水から、発ガン性の疑いが指摘されている有害物質が検出されたことを嫌気。朝方は大幅安という展開となっていましたが、後半は下げ渋り。昨年来安値を割り込んだことで、突っ込み狙いの買いを誘った模様。
<プレスリリースなど>
ソニー(6758)
世界最大13インチの、低温ポリシリコンTFTを用いたアクティブマトリクス型フルカラー有機ELディスプレイの開発に成功した。今後、家庭用ディスプレイへの応用を行っていく。
松下通(6781)
北京に次世代携帯電話の研究開発とGSM用の先端アプリケーションを開発する「先端移動通信研究所」を設立すると発表。初年度70名体制で2005年には1000名規模の研究者を擁す予定。
富士通(6702)
アイオメガ・ヨーロッパに対して1.3GBMOドライブのOEM供給を行うと発表した。
シャープ(6753)
タイトー(9646)と、ザウルス向けのエンタテイメント分野開拓を共同で行っていく。まずは「スペースインベーダー」のダウンロード販売を行う。
日立(6501)
世界初のビジュアルサイズ32型でハイビジョン放送に対応する高精細プラズマテレビを発売する。6月からはBSデジタルハイビジョンプラズマテレビも投入。
オリエント時計(7764)
世界で初めてPADIの公認を受けたダイバーズウォッチを発売する。深さ200mまでの潜水用防水機能を搭載した本格的なもの。
インプレス(9479)
雑誌「ガロ」の青林堂グループ3社と提携した。同時に総額2170万円を出資し同社が持つコンテンツをデジタル配信。
ヤマハ(7951)
ホームシアター向けの小型スピーカー2機種を発売する。プライベートルームなど限られた場所向けで高音質が楽しめるように設計されている。
旭光学(7750)
ダイヤル・レバー操作系の採用で設定状況がわかりやすく使いやすい小型・軽量35ミリAF一眼レフカメラ「ペンタックスMZ−5N」を発売する。
NEC(6701)
台湾最大の通信事業者である「中華電信」から、全国規模の基幹通信網となるWDM/SDH光通信システムプロジェクトを受注したと発表。台湾最大規模で、受注総額は40億円。
ヤフー(4689)
高速回線を引き込み30台以上のパソコンを自由に使うことが出来るインターネットカフェ「ヤフー!カフェ」を東京青山に開設する。サポートスタッフも常駐し、レクチャーを受けながら無料でネットが楽しめる。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高 シントム(6808) +42.50 △17 57 55660 宮越商(6766) +21.21 △7 40 428 金門製(7724) +20.45 △27 159 502 ダイエーOMC(8258)+17.44 △49 330 1022 神戸糸(3007) +15.79 △6 44 101
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高 新家工(7305) −10.09 ▲11 98 42 林兼産(2286) −7.63 ▲10 121 308 東ゼネ石(5012) −7.63 ▲45 545 566 コナミ(9766) −7.55 ▲500 6120 581.7 古久根建(1838) −6.67 ▲5 70 3
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比 シントム(6808) 55660 57 △17 昭電工(4004) 15759 191 △11 日立造(7004) 14150 89 △6 東芝(6502) 11456 709 ▲4 あさひ銀(8322) 9454 314 ▲6 日産自(7201) 8354 685 ▲10 東ガス(9531) 6619 312 △4 三洋電(6764) 6594 918 △6 日立(6501) 6005 1014 ▲19 旭化成(3407) 5701 585 △15
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比 NTTドコモ(9437) 54563 228万円 △11万円 NTT(9432) 26854 83万2千円 △4万9千円 ソフトバンク(9984) 25526 5950 ▲200 ソニー(6758) 21915 8320 △160 京セラ(6971) 15017 11100 ▲300 ホンダ(7267) 14104 4750 △180 キヤノン(7751) 12490 4130 △50 NEC(6701) 11328 2180 ▲40 武田薬(4502) 9646 6110 △50 東芝(6502) 8061 709 ▲4
============<投資信託情報>===============
「ゲームファンド ときめきメモリアル」を保有されている投資家の方へ
ファンド保有者の方に限定した今後のコンテンツリリースのスケジュールを掲載しております。メタルユーキさんの「開発日記」もメンバートップ画面からご覧いただけます。投資信託トップ画面からどうぞ。
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DKA株式オープン 最新銘柄組入れ状況
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組入銘柄上位10社
1.NEC
2.NTTドコモ
3.住友電工
4.野村証
5.松下電工
6.富士写真
7.京セラ
8.東エレク
9.AOL タイム ワーナー(外国株式)
10.ホンダ
(2月2日現在、DKAディスクローズ資料より)
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投資信託基準価額(2月6日現在)
ザ・ファンド@マネックス 7,926(−34)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(2月6日現在、MFSはJシェア、USドル)
バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.44(−0.02) バンガード・スモールキャップ・インデックス 20.36(+0.20) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 19.46(−0.05) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 26.99(+0.04)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========2月7日 <セナ>
私はアイルトン・セナが大好きでした。友人がセナの本を貸してくれと言うので、久し振りに引っ張り出して来てパラパラと見てみました。死んでしまうと美化してしまうというのもありますが、遠くを見つめて深い眼光をたたえた、素敵な目をしています。レースはライバルを相手に行なうものですがセナは違ったようです。予選で最速レコードを出してポール・ポジションを決めていても、予選が終わる直前に自らのレコードを抜くために走ったそうです。セナは他人より速くではなく、常に自分より速く走ろうとしていたのです。ここにセナと通常のレーサーとの間の質的な差を見ます。自らの限界を拡げてゆく。何か考えさせられますね。
=============<編集長の独り言>=============先日タカラのe−karaという商品に対し、ご自身で店頭に出向かれ、その商品はヒットするとの実感を得て投資を行い、結果が出たというメールをご紹介しました。
昨年10月30日のこのコーナーにおいて、車検代を支払うために私がホンダのディーラーに出向いた時、直前に新発売されたストリームを見に来たお客で店内が溢れていたことをお伝えしました。翌10月31日の終値は3770円でした。その後も販売好調が続き、今日現在の終値は4700円台まで上昇しています。
何度も繰り返しになりますが、株式投資において大事なのはこういった身近な投資情報だと私は考えています。私自身、車に関して国内ではホンダ以外にはほとんど興味ありません。興味が無ければ、当然他の自動車メーカーの動向は敏感に感じ取れません。まず投資対象を絞る時、自分の身近にある企業、興味ある業界、企業に絞込み、その中で好調を感じたところに投資する。やや陰りを感じた時には売却する。この繰り返しは大切なのではないでしょうか。好調が続けば長期投資、その商品の人気が短命に終われば短期投資。投資の期間はその企業、商品の動向に左右されるのではないでしょうか。
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