認知症の介護には、人手以外に通院費用などのお金がどうしても必要になります。体調に変わりがなければ、毎月の介護費用はある程度固定化されていきますが、突如、ケガなどにより状況が変わった場合、これまでにかかっていた介護費用はどのように変化するのでしょうか。
筆者である介護作家、ブロガーの工藤 広伸氏が現在も行っている遠距離介護の体験をもとに、認知症介護をしている親のケガに伴って、介護費用にどのような影響を及ぼしたのか説明します。
現在、介護されている方、今後介護を予定されている方、将来の介護に不安を覚えている方はぜひご覧ください。
筆者紹介
介護作家・ブロガー
工藤 広伸 氏
岩手県でひとり暮らしを続ける認知症で難病を抱える母を、2012年より東京から通いで在宅介護を続けている。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。介護の模様や工夫が、NHK「おはよう日本」や「あさイチ」などで取り上げられる。企業や自治体での講演・執筆活動と遠距離介護の両立中。
介護ブログ『40歳からの遠距離介護』や音声配信Voicy『ちょっと気になる?介護のラジオ』、著書に『親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること』(翔泳社)や『親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと』(翔泳社)などがある。
認知症の母のケガにより介護費用はどう変わったのか
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