世界最大の株式市場、米国市場。トランプ政権誕生後も、成長を続ける米国市場に注目が集まっています。ここでは、日本株よりも今後の期待が持てそうな米国株市場の魅力をお伝えいたします。
NYダウ平均、日経平均(ドルベース/円ベース)の変化率を1994年以降で比較すると、日経平均はアベノミクス以降の上昇が記憶に鮮明ですがITバブル崩壊、リーマンショックなどを経験しながらも復活する米国株の力強さが目立ちます。
(出所:マネックス証券作成)
米国株は日本株とは異なり、四半期ごと(年4回)に配当金を支払う企業が多くあります。日本企業の年2回の配当頻度とは大きく異なりますね。
また、連続増配(毎年、配当金を増額すること)する企業も多数存在します。中には半世紀を超えて増配を続ける力強い企業も散見されます。
プロクター・アンド・ギャンブル(PG) | 63年 |
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ジョンソンエンドジョンソン(JNJ) | 57年 |
コカ・コーラ(KO) | 57年 |
マクドナルド(MCD) | 43年 |
AT&A(T) | 35年 |
米国株と日本株との大きな違いの一つに、購入単元の違いがあります。
日本株には、単元株制度があるため、銘柄ごとに100株単位や1000株単位で取引する必要があります。そのため、株式を購入の際には、相応の資金が必要となります。しかし、米国株の場合には、すべての上場株式・ETFを1株単位で購入することができるので、少ない資金でも投資を始めることが可能です。
例えば、図表1は米国の代表的な株価指数である「S&P500」指数採用企業の時価総額上位10社です。この中には皆様がよく耳にする企業も多く入っていると思いますが、これらの企業もすべて1株単位で購入することができます。つまり、数万円あれば、米国トップクラスの企業の株主になることができるのです。
図表1「S&P500」指数採用企業の時価総額上位10社
順位 | 銘柄名(ティッカー) | 株価(ドル) | 最低購入金額(円) | 時価総額(ドル) |
---|---|---|---|---|
1 | マイクロソフト(MSFT) | 170.691 | 18,776 | 1,424,080百万 |
2 | アップル(AAPL) | 293.945 | 32,334 | 1,395,778百万 |
3 | アマゾン・ドットコム(AMZN) | 2,050.51 | 225,556 | 1,073,115百万 |
4 | アルファベット(GOOGL) | 1,407.28 | 154,800 | 1,044,368百万 |
5 | アルファベット(GOOG) | 1,409.14 | 155,005 | 1,044,368百万 |
6 | フェイスブック(FB) | 203.167 | 22,348 | 620,828百万 |
7 | アリババ・グループ・ホールディングス(BABA) | 255.003 | 28,050 | 591,209百万 |
8 | バークシャー・ハサウェイ(BRK.B) | 229.73 | 25,270 | 554,173百万 |
9 | ビザ(V) | 171.1 | 18,821 | 467,997百万 |
10 | JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM) | 139.874 | 15,386 | 418,314百万 |
※株価・最低購入金額・時価総額は、2020年2月18日(現地時間)終値ベース、米ドル/円レート=110円として計算しています。また、最低購入金額には手数料等の諸経費を含んでいません。
米国株のお取引を始めるには、外国株取引口座を開設後、
①資金振替(円資金の移動)
②為替振替(円を米ドルへ交換)、もしくは円貨資金の連携指示が必要です。
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<リスク>
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