限月とは、先物・オプション取引の取引期限が到来する月のことを言います。例えば、6月に取引期限が到来する取引の限月は6月です。限月ごとに銘柄が設定されており、日経225先物取引(ラージ)とJPX日経400先物限月は「3、6、9、12月」、日経225ミニと日経225マイクロ、日経225オプションと日経225ミニオプション取引の銘柄は「毎月」となります。限月が最も近いものを「期近(きぢか)」、それより先のものを「期先(きさき)」と表現します。また、ある月に満期が到来する取引のことを「〇月限(がつぎり)」と呼びます。SQが到来し1つの限月の取引が終了すると、新しい限月の銘柄の取引が開始されます。
建玉(ポジション)とは、売買約定が成立した取引のうち未決済のもののことです。新規に売り約定したものは「売建玉」、買い約定したものは「買建玉」といいます。決済注文をすることで建玉(ポジション)を清算し、損益を確定します。
SQとは、Special Quotationの略で先物取引やオプション取引を最終的に決済するための清算価格を指しています。各限月の第2金曜日がSQ算出日であり、反対売買による決済が可能なのはその前営業日までです。日経225先物取引や日経225オプション取引のSQ値はSQ算出日の日経平均株価構成銘柄の始値を元に算出されます。
先物取引は証拠金と呼ばれる資金を差し入れて取引を行います。取引に必要な最低資金を「必要証拠金」と言い、必要証拠金は((VaR方式に基づき計算する証拠金額)×(当社が定めた掛け目))-(ネットオプション価値の総額)で計算します。必要証拠金以外にも「基本証拠金」や「最低維持証拠金」などがあります。
値洗いとは、建玉について行われる時価評価のことです。先物取引は当日清算値を基準として、オプション取引はVaRリスクパラメーターを基準として毎営業日評価をし直します。その結果生じた評価損益は証拠金に反映されます。お客様の証拠金が最低維持証拠金額を下回った場合、追加証拠金(追証)が発生します。追証が発生した場合は、追証が発生した日の翌営業日の12時(正午)までに、「余力照会」画面の追証発生状況一覧に表示された追加証拠金額(追証金額)を証拠金に振替えていただく必要があります。期限までのお振替えがなく追証の解消がなされなかった場合は、お客様の全ての建玉を当社が任意で反対売買により決済させていただきます。その際に発生した損益金はお客様に帰属します。
先物・オプション取引をはじめるには
先物・オプション取引は、マネックス証券の「証券総合取引口座」と「先物・オプション取引口座」の2つの口座を開設すると、ご利用いただけます。もちろんどちらも口座開設・維持費は無料です。
先物・オプション取引は、大きなリターンが見込める反面、大きな損失を被る可能性もあるハイリスク・ハイリターンな取引で全てのお客様の投資運用に適合するものではございません。お客様によっては、投資商品として適合しない場合がございますのでご注意ください。お取引にあたっては、「先物・オプション取引規定」「指数先物・オプション取引に係る契約締結前交付書面」「先物・オプション取引ルール」「先物・オプション取引口座設定約諾書」をよくお読みになり、ルール・リスク等を十分にご理解していただく必要がございます。
また、先物・オプション取引口座の開設には一定の審査がございます。審査の結果によっては開設できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
先物・オプション取引をはじめるには
先物・オプション取引口座をお持ちでないお客様は、まず、先物・オプション取引口座をお申込みください。開設後は、先物・オプション取引口座情報へのアクセスや先物・オプション取引画面へのログインができます。
先物・オプション取引は、大きなリターンが見込める反面、大きな損失を被る可能性もあるハイリスク・ハイリターンな取引で全てのお客様の投資運用に適合するものではございません。お客様によっては、投資商品として適合しない場合がございますのでご注意ください。お取引にあたっては、「先物・オプション取引規定」「指数先物・オプション取引に係る契約締結前交付書面」「先物・オプション取引ルール」「先物・オプション取引口座設定約諾書」をよくお読みになり、ルール・リスク等を十分にご理解していただく必要がございます。
また、先物・オプション取引口座の開設には一定の審査がございます。審査の結果によっては開設できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。