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株主優待がもらえる好業績の連続増配銘柄とは?

相場環境が不安定な昨今、投資する銘柄にお困りのお客様も多いかもしれません。本コンテンツではマネックス証券の銘柄分析ツール「マネックス銘柄スカウター」を活用し様々なテーマで銘柄をご紹介します。今回のテーマは「株主優待がもらえる好業績の連続増配銘柄」です。

10年スクリーニングの「連続増配年数」で増配銘柄を探す

10年スクリーニングのスクリーニング条件の1つに「連続増配年数」があります。前期実績時点で何期増配が続いているかをカウントしており、2期以上から9期以上までを設定できます。配当とは企業が利益を株主へ分配するために実施されるもので、増配は株主重視策のほか業績が向上した際などに行われることがあります。そのため、連続して増配している銘柄は株主重視の経営姿勢や安定的な業績の伸びが期待されます。銘柄スカウターで連続増配銘柄を探してみましょう。

株主優待がもらえる好業績の連続増配銘柄

株主優待を実施している銘柄のうち、業績が好調で連続して増配している銘柄を「マネックス銘柄スカウター」の10年スクリーニング機能を使って抽出しました。具体的なスクリーニング条件および抽出された銘柄は以下のとおりです。

毎月の権利付き最終日など株主優待について詳しくはこちら

スクリーニング条件

10年スクリーニングの「基礎条件」で株主優待ありにチェックし、「条件を追加する」ボタンから詳細条件をそれぞれ設定して抽出します。

【基礎条件】

  • 株主優待:あり

【詳細条件】

  • 連続増配年数:5期以上
  • 予想配当利回り:1%以上
  • 直近の通期売上高:5%以上増収
  • 直近の通期当期利益:5%以上増益
  • 今期売上高の会社予想:5%以上増収
  • 今期当期利益の会社予想:5%以上増益

スクリーニング結果

銘柄(銘柄コード) 終値(09/13) 連続増配
年数
配当利回り
(会社予想)
1株あたり
配当金額
(会社予想)
売上高
増収率
(通期)
当期利益
増益率
(通期)
積水ハウス(1928) 2,523.5円 9期 4.12% 104円 5.8% 24.6%
ヤクルト本社(2267) 8,220円 5期 1.00% 82円 7.6% 14.4%
日本駐車場開発(2353) 185円 9期 2.84% 5.25円 10.5% 33.8%
セントケアH(2374) 844円 9期 2.61% 22円 6.5% 23.6%
コムチュア(3844) 2,313円 9期 1.90% 44円 19.7% 20.8%
ネオジャパン(3921) 1,102円 6期 1.72% 19円 11.2% 27.9%
エイトレッド(3969) 1,830円 5期 1.31% 24円 9.8% 12.9%
東計電算(4746) 6,140円 8期 2.61% 160円 5.9% 20.0%
ジーテクト(5970) 1,399円 9期 4.15% 58円 12.9% 35.9%
Jマテリアル(6055) 1,958円 9期 1.02% 20円 7.8% 9.7%
バリューHR(6078) 1,464円 8期 1.16% 17円 23.0% 43.9%
オカダアイヨン(6294) 1,474円 9期 2.24% 33円 15.4% 29.5%
カネミツ(7208) 716円 9期 3.91% 28円 24.6% 249.5%
コンドーテック(7438) 1,025円 9期 3.32% 34円 11.0% 46.3%
シークス(7613) 1,165円 9期 2.66% 31円 24.9% 164.6%
マニー(7730) 1,829円 8期 1.64% 30円 13.1% 28.9%
SHOEI(7839) 5,570円 8期 1.89% 105円 21.9% 31.6%
ゴールドウイン(8111) 8,030円 9期 1.12% 90円 8.6% 33.7%
eギャランティ(8771) 2,395円 9期 1.09% 26円 9.7% 22.9%
青山財産ネット(8929) 945円 9期 3.28% 31円 26.7% 85.1%

(出所)2022年9月14日時点のマネックス銘柄スカウター

スクリーニング項目が多いため一部の項目を省略して表示しています。

アナリストによる銘柄解説

10年スクリーニングで抽出された銘柄の一部をマネックス証券のマーケット・アナリスト益嶋裕の解説でご紹介いたします。

ヤクルト本社(2267)

乳酸菌飲料の最大手。ヤクルト1000の大ヒット等により第1四半期の業績は非常に好調だった。日本セグメントは前年同期比1.5倍程度の104億円のセグメント利益を達成するなど特に好調だった。予想PERは27倍程度まで上昇し割安感は薄れているが、今後も世界的な健康志向の高まりが追い風となるとみられるほか、アフターコロナでの対面販売加速にも期待したい。2017年3月期以降増配を継続しており、今期も大幅増配見通しを発表している。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

1株配当推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

株主優待

内容:100株以上保有で自社製品詰合せ等
株主優待獲得に必要な最低金額:822,000円
権利付最終日:2023年09月28日

優待内容の詳細をみる


セントケア・ホールディング(2374)

訪問介護やデイサービス、グループホームなどを手掛けるヘルスケア企業。毎年着実な増収を続けながら、営業利益も増加傾向を維持しており今期の会社予想の営業利益率は6%を上回って過去最高に迫る見通し。一貫して増配を続けるなど株主還元への意識も高く、今期も増配見込みのほか中期経営計画では2024年3月期の1株あたり配当も24円とさらに増加させる目標をおいている。高成長企業ながら予想PERは10倍程度、予想配当利回りも2.6%程度と割安感あり。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

1株配当推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

株主優待

内容:100株以上保有で500円相当のクオカード
株主優待獲得に必要な最低金額:84,400円
権利付最終日:2022年09月28日

優待内容の詳細をみる


バリューHR(6078)

健康管理・健康支援サービスを手掛ける。企業などに検診結果管理システムや検診予約システムや福利厚生サービス「バリューカフェテリア」などを提供している。着実な増収増益を続けている点に加えて高利益率も魅力で、今期の営業利益率は20%を上回る見通し。今期を含めて10期連続増配予定となっており株主還元にも積極的。市場からの成長期待は高く予想PERは45倍超、PBRは7倍超と割高感があるためウォッチしておき株価調整の際の押し目を狙いたい。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

1株配当推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

株主優待

内容:100株以上保有で自社カフェテリアポイント付与等
株主優待獲得に必要な最低金額:146,400円
権利付最終日:2022年12月28日

優待内容の詳細をみる


SHOEI(7839)

世界トップの高級ヘルメットメーカー。オートバイ用に限らず、航空機等に向けた高級ヘルメットを製造・販売しており世界のプレミアムヘルメット市場の60%以上のシェアを占める。大幅な円安進行も業績の追い風となりそうで株価は上昇基調を維持。配当政策は連結配当性向を50%を目処とする方針を発表しており、利益の増加が続けばさらなる増配にも期待が持てそう。実質無借金企業で強固な財務体質も魅力。予想PERは26倍程度と水準に割安感はないが、9月決算でまもなく今期が終了し来期にさらなる増益が期待できるとすれば実質的にはもっと低いと言えそうで割高感があるわけではない。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

1株配当推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

株主優待

内容:100株以上保有で自社取扱ノベルティグッズまたは優待割引券(15%割引)1枚
株主優待獲得に必要な最低金額:557,000円
権利付最終日:2022年09月28日

優待内容の詳細をみる


ゴールドウイン(8111)

「ザ・ノース・フェイス」「ヘリーハンセン」などのブランドを複数展開するスポーツアパレルメーカーで優れた機能性とデザイン性に定評あり。アウトドアブランドとしての同社の存在感は絶大。コロナによる店舗閉鎖が大きな逆風となったが、業績は回復傾向で今期は初めて売上が1,000億円を超える見通し。中期経営計画では2026年3月期に売上高1,250億円、営業利益210億円を掲げており成長にも意欲的。予想PERは23倍程度で同社の持つブランド力からすると割高感は感じない。コロナ禍で減益となった期も含めて増配を続けておりしっかりと株主還元を行う姿勢が目立つ。

通期業績推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

1株配当推移

(出所)マネックス銘柄スカウター

株主優待

内容:100株以上保有で4,000円相当の自社商品
株主優待獲得に必要な最低金額:803,000円
権利付最終日:2023年03月29日

優待内容の詳細をみる

  • 株主優待獲得に必要な最低金額は、各銘柄の株主優待の取得に必要な最低株式数と、2022年9月13日の終値を元に算出しています(手数料や消費税等の諸経費につきましては、含まれていません)。
  • 株主優待は各企業の判断で廃止・変更になる場合がございます。必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。

銘柄スカウター「10年スクリーニング」の使い方

マネックス銘柄スカウターとは

マネックス銘柄スカウターとは、2017年10月の提供開始以来数多くのご好評をいただいている銘柄分析ツールです。「10年スクリーニング」「アナリスト予想」「通常発表されない3ヶ月に区切った企業業績」「セグメント業績」「業績予想修正履歴」「理論株価」など投資判断に役立つ様々な情報をご提供しています。

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利用する

マネックストレーダー株式スマートフォンからもアクセス可能です。詳細はご利用方法をご覧ください。

「10年スクリーニング」の使い方

「10年スクリーニング」とは、2019年4月の提供開始以来ご好評をいただいている機能です。過去10年間の業績や直近の四半期業績、アナリスト予想などで高度なスクリーニングが可能です。下記では簡単な使い方をご説明します。

銘柄スカウターを開いたら上部の黄色いメニューの「10年スクリーニング」を押す。

スマートフォンでご利用の場合は右上の三本線のメニューよりご選択ください。

10年スクリーニングを開いたら「新規作成」ボタンを押す。

絞り込みたい条件を入力する。詳細条件を設定したい場合は「条件を追加する」を押す。

絞り込みたい詳細条件をチェックする。チェックが出来たら「決定」ボタンを押す。

条件を設定したら「スクリーニング」ボタンを押す。

国内上場有価証券取引に関する重要事項

<リスク>

国内株式および国内ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「国内株式等」)の売買では、株価等の価格の変動や発行者等の信用状況の悪化等により元本損失が生じるおそれがあります。また、国内ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じるおそれがあります。

<保証金の額または計算方法>

信用取引では、売買代金の30%以上かつ30万円以上の保証金が必要です。信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が最大3.3倍程度となる可能性があるため、価格、上記各指数等の変動、または発行者の信用状況の悪化等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じるおそれがあります。レバレッジ型商品等の一部の銘柄の場合や市場区分、市場の状況等により、30%を上回る委託保証金が必要な場合があります。

<手数料等>

国内株式等のインターネット売買手数料は、「取引毎手数料」の場合、約定金額3,000万円以下のときは、最大921円(税込:1,013円)、約定金額3,000万円超のときは、973円(税込:1,070円)かかります。ただし、信用取引では、「取引毎手数料」の場合、約定金額が50万円以下のときは、成行・指値の区分なく最大180円(税込:198円)が、約定金額50万円超のときは、成行・指値の区分なく最大350円(税込:385円)がかかります。また、「一日定額手数料」の場合、一日の約定金額300万円ごとに最大2,500円(税込:2,750円)かかります。約定金額は現物取引と信用取引を合算します。(非課税口座では「取引毎手数料」のみ選択可能ですのでご注意ください。)単元未満株のインターネット売買手数料は、買付時は無料です。売付時は約定金額に対し0.5%(税込:0.55%)(最低手数料48円(税込:52円))を乗じた額がかかります。国内ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。国内株式等の新規公開、公募・売出し、立会外分売では、購入対価をお支払いただきますが、取引手数料はかかりません。IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引の売買手数料は、1注文の約定金額により異なり、2億円超の約定金額のとき最大手数料345,000円(税込:379,500円)かかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「IFAコースの手数料」をご確認ください。
信用取引では、約定したお取引に対し当社が定める手数料がかかる他、信用金利等がかかります。

<その他>

お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「上場有価証券等書面」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。
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