日本のソフトバンクグループ傘下の、英半導体設計大手アーム・ホールディングス(ティッカーシンボル:ARM)が2023年9月14日(木)に、米国市場へ上場しました。
マネックス証券では、上場日当日よりARMを取扱っています。今後も米国でIPOが予定されている大型銘柄についても、マネックス証券では上場日当日より積極的に取扱いする予定です。
※上場日、上場内容、取扱予定は、今後変更になる場合があります。変更がある場合は改めてお知らせいたします。
ティッカーシンボル | 銘柄名 | 市場 | 公開価格 |
---|---|---|---|
ARM | アーム・ホールディングス | NASDAQ | 51米ドル |
2023年で最大のIPOと報道される「ARM」とは?
「ARM」とは?
英国東部のケンブリッジに本社を置き、英国の産学連携が生んだ「クラウンジュエル(王冠の宝石)」とも呼ばれます。1990年の創業以来、半導体の「設計図」となるIP(回路設計データ)を開発し、半導体メーカーはARMの設計図をもとに製品をつくります。設計は電力効率の高さなどで強みを持ち、バッテリーを長持ちさせる必要があるスマートフォン向けでは世界シェアの9割超を握っています。
「ARM」の時価総額
上場申請時の1株当たりの仮条件(47米ドル~51米ドル)で上限の51米ドルで計算すると、時価総額は約520億ドル(約7兆7000億円)となり、今年最大の上場案件となりそうです。
「ARM」とソフトバンクの関係
ARMは2016年9月にソフトバンクグループに買収され、その段階で英ロンドン証券取引所における上場を廃止し、ソフトバンクグループの100%子会社になりました。ソフトバンクグループは今年8月、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)が保有していたアームの株式約25%分を161億ドル(約2・3兆円)で買い取りました。この評価をもとに時価総額を計算すると、640億米ドル程度になります。今回の上場で、SVFが保有する株式のうち、10~15%を市場で売却する見通しなため、ソフトバンクグループは上場後もARM株式の大半を保有し続ける方向で、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は「(上場後も)ARMが引き続き当社連結子会社であることを想定している」と説明しています。
「ARM」の出資者
ARMに対しては一度買収を提案したエヌビディアをはじめ、アップル、サムスン、インテルなど、世界の主要な半導体関連企業が、ARMの上場と同時に出資する予定です。世界の半導体関係の事業会社にとっても重要な企業であるとの認識が強いようです。
出所:日本経済新聞(2023年8月8日、9月5日)の記事よりマネックス証券作成
プログラムを使って、お得に取引!米ドル買付時の為替手数料が0銭!
外国株取引口座において米国株取引(※1)のための円から米ドルへの為替手数料(買付時)を0銭(無料)となります。円貨決済の場合も0銭(無料)となりますので、ぜひご活用ください。
(※1) その他の証券総合取引口座内における円から米ドルへの為替手数料については、各商品・サービスによって異なりますので、それぞれのページにてご確認ください。
円貨決済の特徴
※円貨決済サービスでは、外国取引口座の日本円が米ドル換算されます。米ドル換算額は為替変動を考慮し、振替為替レートに105%の掛目をかけたレートにて算出しますが、5%が為替手数料として徴収されることはございません。
「円貨決済」のサービス詳細、ご利用方法は以下をご参照ください。
マネックス証券の米国株のお取引をするには
注文受付可能時間について
米国株専門 X(旧 Twitter)
マネックス証券(米国株)
新規上場のため注文受付可能時刻は未定で、上場初日の夕方頃を予定しています。注文受付可能になりましたら、マネックス証券 米国株専門 X(旧 Twitter)にて、お知らせいたします。まだフォローされていないお客様はぜひ、この機会にご登録してみてはいかがでしょうか。
注文について
初値決定前と後での可能な注文は以下のとおりです。
可能な注文 | |
---|---|
初値決定まで | 指値注文 |
初値決定後 | 通常の注文 |
マネックス証券米国株のお取引について
米国株のお取引を始めるには、外国株取引口座を開設後、
①資金振替(円資金の移動)
②為替振替(円を米ドルへ交換)、もしくは円貨資金の連携指示が必要です。