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「トランプ関税」影響下で注目したい内需株リスト

米国にとって貿易赤字が大きい国を対象に相互関税を課すいわゆる「トランプ関税」が4月9日に発動しました。10日には一部の措置を90日間停止することが発表されましたが、先行きは依然として不透明です。本コンテンツでは、マネックス証券の日本株分析ツール「マネックス銘柄スカウター」で直近の海外売上高比率が低く業績推移が好調な銘柄をスクリーニング・分析しますので、ぜひご参考としていただければと思います。

「トランプ関税」影響下で注目したい内需株9銘柄

マネックス証券の日本株分析ツール「マネックス銘柄スカウター」の10年スクリーニングで直近の海外売上高比率が低く業績推移が好調な銘柄をスクリーニングしました。

今回設定した条件はマネックス銘柄スカウターの「おすすめスクリーニング」に「海外売上高比率が低く業績推移が好調な銘柄」として登録されています。条件の変更や追加などカスタマイズも可能ですので、ぜひお試しください。

スクリーニング条件

10年スクリーニングの「新規作成」でスクリーニング設定画面を開き、「条件を追加する」ボタンを押して詳細条件を追加してスクリーニングします。

マネックス銘柄スカウターとは

【詳細条件】

  • [通期業績]海外売上高比率:10%以下
  • [通期業績]売上高平均成長率(5年):5%以上
  • [通期業績]営業利益平均成長率(5年):5%以上
  • [今期会社予想]売上高増収率:5%以上
  • [今期会社予想]営業利益増益率:5%以上
  • [分析指標]予想PER(会社予想):25倍以下

スクリーニング結果

銘柄名(銘柄コード) 株価
(4/21終値)
海外
売上高
比率
売上高
平均
成長率
(5年)
営業利益
平均
成長率
(5年)
予想PER
(会社予想)
JACリクルート(2124) 834円 9.6% 10.1% 8.4% 18.8倍
アイスタイル(3660) 443円 5.7% 11.7% 32.4% 18.4倍
C&R(4763) 1,483円 7.4% 8.8% 11.7% 9.8倍
鉱研工業(6297) 422円 5.5% 6.0% 15.5% 9.7倍
日工(6306) 668円 7.8% 6.8% 6.6% 12.8倍
JIA(7172) 1,620円 4.5% 13.3% 8.1% 9.3倍
松田産業(7456) 3,655円 9.4% 11.6% 13.6% 10.8倍
平山H(7781) 986円 8.4% 11.1% 40.8% 8.8倍
マミヤ・オーピー(7991) 1,334円 9.8% 14.6% 44.5% 3.0倍

(出所)2025年4月21日時点のマネックス銘柄スカウター

  • スクリーニング項目が多いため一部の項目を省略して表示しています。
  • 2025年4月21日時点で信用取引の規制措置が行われている銘柄はスクリーニング結果から除外しています。

一部の銘柄をピックアップして詳しくご紹介

10年スクリーニングで抽出された銘柄のうち、一部の銘柄をピックアップして「マネックス銘柄スカウター」で分析します。

アイスタイル(3660)

企業概要

化粧品・美容ポータルサイト運営会社。日本最大の化粧品コミュニティサイト「アットコスメ」や化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」、化粧品実店舗「@cosme STORE」の運営などを行う。海外では香港、台湾、韓国などで事業を展開している。

通期業績推移

2024年6月期の売上高は4期連続での増収となり過去10年間の最高を更新している。利益面も直近5年間の営業利益の平均成長率が32.4%と好調。2025年6月期の通期業績予想も増収増益となっており、売上高の予想値に対する2Q時点の進捗率は50.1%と堅調。

アイスタイル(3660)の通期業績推移
(出所)マネックス銘柄スカウター

海外売上高構成

2024年6月期の海外売上高比率は5.7%にとどまっており、過去の推移を見ても日本国内での売上構成比は8割以上で安定している。

アイスタイル(3660)の海外売上高構成
(出所)マネックス銘柄スカウター

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クリーク・アンド・リバー社(4763)

企業概要

プロフェッショナル人材のエージェンシー会社。映像・ゲーム・Web・広告などのクリエイティブ分野を中心に派遣や紹介、請負、知的財産の収益化などのビジネスを展開する。海外では韓国や中国などで事業を展開している。

通期業績推移

2025年2月期の売上高は10期以上連続での増収となり過去10年間の最高を更新している。利益面も直近5年間の営業利益の平均成長率が11.7%と順調。2026年2月期の通期業績予想は増収増益となっており、アナリスト予想コンセンサスも会社予想とほぼ同水準となっている。

クリーク・アンド・リバー社(4763)の通期業績推移
(出所)マネックス銘柄スカウター

海外売上高構成

2024年2月期の海外売上高比率は7.4%にとどまっており、過去の推移を見ても日本国内での売上構成比は9割以上で安定している。

クリーク・アンド・リバー社(4763)の海外売上高構成
(出所)マネックス銘柄スカウター

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鉱研工業(6297)

企業概要

ボーリング機器メーカー。地質調査・地下資源探索・地盤改良工事・建設・トンネルの岩盤掘さく現場で使用されるボーリングマシンやグラウトポンプの製造販売とエンジニアリング・工事施工を行う。主力製品のロータリーパーカッションドリルは業界トップ。海外ではアジア・アフリカで水井戸掘削や資源・エネルギー開発・建設などを行う。

通期業績推移

2024年3月期の売上高は2期連続での増収となり過去10年間の最高を更新している。利益面も直近5年間の営業利益の平均成長率が15.5%と順調。2026年3月期の通期業績予想も増収増益となっており、売上高の予想値に対する3Q時点の進捗率は65.8%と低めだが、過去の四半期業績推移を見ると4Qで業績を伸ばす期もしばしばあり今後の進捗に注目したい。

鉱研工業(6297)の通期業績推移
(出所)マネックス銘柄スカウター

海外売上高構成

2024年3月期の海外売上高比率は5.5%にとどまっており、過去の推移を見ても日本国内での売上構成比は8割以上で安定している。

鉱研工業(6297)の海外売上高構成
(出所)マネックス銘柄スカウター

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日工(6306)

企業概要

プラント機械メーカー。混練・加熱・搬送・制御のコア技術を基盤にプラント建設機械・機器、環境・搬送機械、破砕機の製造・販売を行う。アスファルトプラントメーカーとしては国内トップ。海外では中国などアジア地域で事業を展開している。

通期業績推移

2024年3月期の売上高は5期連続での増収となり過去10年間の最高を更新している。利益面も直近5年間の営業利益の平均成長率が6.6%と堅調。2025年3月期の通期業績予想も増収増益となっており、売上高の予想値に対する3Q時点の進捗率は68.9%と低めだが、過去の四半期業績推移を見ると4Qで大きく業績を伸ばす傾向があり今後の進捗に注目したい。

日工(6306)の通期業績推移
(出所)マネックス銘柄スカウター

海外売上高構成

2024年3月期の海外売上高比率は7.8%にとどまっており、過去の推移を見ても日本国内での売上構成比は8割以上で安定している。

日工(6306)の海外売上高構成
(出所)マネックス銘柄スカウター

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マミヤ・オーピー(7991)

企業概要

遊技機器メーカー。パチンコ店向けの紙幣搬送システム機器やメダル・硬貨払出機などの遊技関連機器、券売機、ICTシステム、スポーツ用品の製造販・販売を行う。海外では米国やアジア、欧州などで事業を展開している。

通期業績推移

2024年3月期の売上高は3期連続での増収となり過去10年間の最高を更新している。利益面も直近5年間の営業利益の平均成長率が44.5%と好調。2025年3月期の通期業績予想も増収増益となっており、売上高の予想値に対する3Q時点の進捗率は86.4%と高水準。

マミヤ・オーピー(7991)の通期業績推移
(出所)マネックス銘柄スカウター

海外売上高構成

2024年3月期の海外売上高比率は9.8%にとどまっており、過去の推移を見ても日本国内での売上構成比は8割前後で安定している。

マミヤ・オーピー(7991)の海外売上高構成
(出所)マネックス銘柄スカウター

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マネックス銘柄スカウターとは

マネックス銘柄スカウターとは、2017年10月の提供開始以来数多くのご好評をいただいている銘柄分析ツールです。「10年スクリーニング」「アナリスト予想」「通常発表されない3ヶ月に区切った企業業績」「セグメント業績」「業績予想修正履歴」「理論株価」など投資判断に役立つ様々な情報をご提供しています。

PC、スマートフォン、マネックス証券アプリでの銘柄スカウターのご利用方法

ログインして利用する

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企業が決算短信等では発表しない3ヶ月に区切った業績を表示

四半期業績推移のグラフと表

理論株価と想定される株価の上値目途・下値目途を表示

理論株価

「10年スクリーニング」の使い方

「10年スクリーニング」とは、2019年4月の提供開始以来ご好評をいただいている機能です。過去10年間の業績や直近の四半期業績、アナリスト予想などで高度なスクリーニングが可能です。下記では簡単な使い方をご説明します。

銘柄スカウターを開いたら上部の黄色いメニューの「10年スクリーニング」を押す。

スマートフォンでご利用の場合は右上の三本線のメニューよりご選択ください。

銘柄スカウターの黄色いメニュー内、「10年スクリーニング」の箇所

10年スクリーニングを開いたら「新規作成」ボタンを押す。

10年スクリーニングページ内の、「新規作成」ボタンの箇所

絞り込みたい条件を入力する。詳細条件を設定したい場合は「条件を追加する」を押す。

新規作成内の、「条件を追加する」ボタンの箇所

絞り込みたい詳細条件をチェックする。チェックが出来たら「決定」ボタンを押す。

詳細条件のポップアップ表示内の、「決定」ボタンの箇所

条件を設定したら「スクリーニング」ボタンを押す。

新規作成内の、「スクリーニング」ボタンの箇所

条件設定に迷ったら「おすすめスクリーニング」

テーマごとにあらかじめ設定された条件で銘柄をスクリーニングすることができます。条件の変更や追加などカスタマイズも可能ですので、ぜひお試しください。

10年スクリーニングキャプチャ

PC、スマートフォン、マネックス証券アプリでの銘柄スカウターのご利用方法

PCでご利用の場合

証券総合取引口座にログイン後、上部メニューの「投資情報」>右サイドメニューの「マネックス銘柄スカウター」から利用できるほか、個別銘柄画面で「銘柄分析」を押すと銘柄スカウターの当該個別銘柄ページを開くことができます。
また、MYPAGE>右サイドメニューの「取引ツール起動」欄でマネックス銘柄スカウターにチェックを入れるとログイン後にワンクリックで起動できるようになります。

ログイン後のMY PAGE 右サイドメニュー
チェックを入れて「閉じる」を押す。

スマートフォン(ブラウザ)でご利用の場合

証券総合取引口座にログイン後、右上のメニューボタン>「投資情報」>「ツール」>情報ツール利用状況一覧(スマートフォン)欄>マネックス銘柄スカウター「ログイン」ボタンからログインできるほか、右上のメニューボタン>「株式取引」>「株式取引」>銘柄を探す欄>「銘柄スカウターで探す」からもご利用いただけます。

ログイン後のMY PAGE 右上メニュー「投資情報」から利用する場合
サイドメニューの投資情報欄で「ツール」を押す。情報ツール利用状況一覧で「ログイン」ボタンを押す。
ログイン後のMY PAGE 右上メニュー「株式取引」から利用する場合
サイドメニューの株式取引欄で「株式取引」を押す。「銘柄スカウターで探す」を押す。
  • 一部の機能はPC向けサイトからのみご利用可能で、スマートフォン向けサイトからはご利用いただけませんのでご注意ください。
  • PC向けサイトを表示したい場合はスマートフォン向けサイト下部にある「PCサイト」を押してください。

マネックス証券アプリからご利用の場合

マネックス証券アプリでログイン後、下部の「メニュー」>「マーケット情報」>「銘柄スカウター(日本株)」からご利用いただけます。また、右端の☆マークを押すとメニュー画面上部のお気に入り欄に追加されます。

マネックス証券アプリの詳細はこちら

マネックス証券アプリメニュー画面
メニュー画面で「マーケット情報」を押す。「銘柄スカウター(日本株)」を押す。
  • 一部の機能はPC向けサイトからのみご利用可能で、マネックス証券アプリからはご利用いただけませんのでご注意ください。
  • PC向けサイトを表示したい場合は銘柄スカウター画面下部にある「PCサイト」を押してください。

国内上場有価証券取引に関する重要事項

<リスク>

国内株式および国内ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「国内株式等」)の売買では、株価等の価格の変動や発行者等の信用状況の悪化等により元本損失が生じるおそれがあります。また、国内ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じるおそれがあります。

<保証金の額または計算方法>

信用取引では、売買代金の30%以上かつ30万円以上の保証金が必要です。信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が最大3.3倍程度となる可能性があるため、価格、上記各指数等の変動、または発行者の信用状況の悪化等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じるおそれがあります。レバレッジ型商品等の一部の銘柄の場合や市場区分、市場の状況等により、30%を上回る委託保証金が必要な場合があります。

<手数料等>

国内株式等のインターネット売買手数料は、「取引毎手数料」の場合、約定金額3,000万円以下のときは、最大921円(税込:1,013円)、約定金額3,000万円超のときは、973円(税込:1,070円)かかります。ただし、信用取引では、「取引毎手数料」の場合、約定金額が50万円以下のときは、成行・指値の区分なく最大180円(税込:198円)が、約定金額50万円超のときは、成行・指値の区分なく最大350円(税込:385円)がかかります。また、「一日定額手数料」の場合、一日の約定金額300万円ごとに最大2,500円(税込:2,750円)かかります。約定金額は現物取引と信用取引を合算します。(非課税口座では「取引毎手数料」のみ選択可能ですのでご注意ください。)単元未満株のインターネット売買手数料は、買付時は無料です。売付時は約定金額に対し0.5%(税込:0.55%)(最低手数料48円(税込:52円))を乗じた額がかかります。国内ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。国内株式等の新規公開、公募・売出し、立会外分売では、購入対価をお支払いただきますが、取引手数料はかかりません。IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引の売買手数料は、1注文の約定金額により異なり、2億円超の約定金額のとき最大手数料345,000円(税込:379,500円)かかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「IFAコースの手数料」をご確認ください。
信用取引では、約定したお取引に対し当社が定める手数料がかかる他、信用金利等がかかります。

<その他>

お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「上場有価証券等書面」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。
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