投信つみたての「毎日つみたて」と「毎月つみたて」でどちらを選ぶか迷いませんか?そこで今回は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」に15年間コツコツ積立投資したと仮定して、どちらが有利か検証してみました。ぜひ積立投資の参考にご覧ください。
積立頻度の違いや注意点、積立投資シミュレーション、リターンを見ていきましょう。
マネックス証券では、積立投資の頻度を「毎日」と「毎月」からお選びいただけます。
毎日つみたて
毎日コツコツ買う
ファンド休業日・土日祝日などの非営業日を除き、毎営業日に定額で投資信託を買付ける。
(1ヶ月の購入回数は約20回 ※1、※2)
毎月つみたて
毎月決まった日に買う
月1回、指定日に定額で投資信託を買付ける。
指定日が月末で該当する日付が存在しない月は最終日に、ファンド休業日・土日祝日などの非営業日の場合は翌ファンド営業日に買付。
日額指定
毎日の買付金額を指定。指定した金額を毎日買付ける。
(例:毎日300円ずつ、積立てる)
月額指定
ひと月あたりの合計積立額を指定。1日あたりの買付金額(指定した金額 ÷その月のファンド営業日)を毎日買付ける。
(例:1ヶ月の合計が30,000円になるように毎日積立てる)
「毎日つみたて」の月額指定なら、毎月の予算として管理しやすい
毎月●円と毎月積立投資にまわす金額を固定にしたい方は、「月額指定」がおすすめです。1日あたりの積立投資額は変わりますが、毎月の管理がしやすいのと同時に毎日タイミングを逃さずにコツコツ投資できる安心感があります。
約15年間で、全世界株式または8資産バランスに毎日または毎月月末に積立投資をしたシミュレーション結果を見ていきます。
投資元本(万円) | 評価額(万円) | 損益(万円) | 損益率(リターン) | |
---|---|---|---|---|
全世界株式 | 183.5 | 549.6 | 336.0 | 199.59% |
8資産バランス | 183.5 | 336.0 | 152.6 | 83.18% |
【毎日500円を15年間つみたて投資】
出所:Bloombergのデータを基に三菱UFJアセットマネジメント株式会社作成
投資元本(万円) | 評価額(万円) | 損益(万円) | 損益率(リターン) | |
---|---|---|---|---|
全世界株式 | 180.0 | 540.4 | 360.4 | 200.20% |
8資産バランス | 180.0 | 329.8 | 149.8 | 83.20% |
【毎月1万円を15年間つみたて投資】
出所:Bloombergのデータを基に三菱UFJアセットマネジメント株式会社作成
2010年4月末から2025年4月末の15年間で、全世界株式または8資産バランスに積立投資した場合、損益率は、わずかな差で積立頻度は「毎月」の方が有利という結果になりました。
市場と連動するインデックスファンドの値動きは予測不可能です。長期投資を前提にするならば、タイミングは狙わず「積立頻度」は好みで選んでも良いでしょう。
積立期間 | 損益率(リターン) | |||
---|---|---|---|---|
毎日500円 | 毎月1万円 | 差 | ||
全世界株式 | 15年 | 199.59% | 200.20% | 0.61% |
8資産バランス | 15年 | 83.18% | 83.20% | 0.02% |
マネックス証券における、投資信託ランキングです。
ファンド選びのご参考としてお役立てください。
積立投資を始めるとき、どの資産クラスを選ぶかは非常に悩ましいものです。また、毎年資産ごとにリターンのランキングは激しく変動するのでファンド選びが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
長期の資産形成では、投資対象とする国や資産クラス等に幅広く分散投資するファンドを、じっくり長い時間をかけて積立投資することも有効手段の一つと考えます。
これから「積立投資」を始める方はポートフォリオのベースとして、まずは以下の2本のファンドを検討されてみてはいかがでしょうか。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
マネックス証券が提供するクレカ積立では、毎月の積立額に対してポイントが還元されるため、おトクに資産形成が行えます。さらに、毎月投資信託の保有残高に応じてポイントがたまります。
dアカウント連携済みであれば、マネックスカードの投信つみたて決済でも、最大1.1%のdポイントがたまります。また、ショッピングでのご利用でもマネックスポイントではなく、dポイントがたまるようになります。
投資信託の積立をマネックスカードで行うことができます。
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<リスク>
投資信託は、主に値動きのある有価証券、商品、不動産等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた有価証券、商品、不動産等の値動き等(組入商品が外貨建てである場合には為替相場の変動を含む)の影響により上下するため、これにより元本損失が生じることがあります。また、外貨建て投資信託においては、外貨ベースでは投資元本を割り込んでいない場合でも、円換算ベースでは為替相場の変動により投資元本を割り込むことがあります。投資信託は、投資元本および分配金の保証された商品ではありません。<手数料・費用等>
投資信託ご購入の際の申込手数料はかかりませんが(IFAを媒介した取引を除く)、購入時または換金時に直接ご負担いただく費用として、約定日の基準価額に最大0.75%を乗じた額の信託財産留保額がかかります。また、投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用として、純資産総額に対して最大年率3.1%(税込:3.41%)を乗じた額の信託報酬のほか、その他の費用がかかります。また、運用成績に応じた成功報酬等がかかる場合があります。その他費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。手数料(費用)の合計額については、申込金額、保有期間等の各条件により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。なお、IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引から投資信託を購入される際は、申込金額に対して最大3.5%(税込:3.85%)の申込手数料がかかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「ファンド詳細」よりご確認ください。<その他>
投資信託の購入価額によっては、収益分配金の一部ないしすべてが、実質的に元本の一部払い戻しに相当する場合があります。また、通貨選択型投資信託については、投資対象資産の価格変動リスクに加えて複雑な為替変動リスクを伴います。投資信託の収益分配金と、通貨選択型投資信託の収益/損失に関しては、以下をご確認ください。