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米国株投資の基本 為替と指値・成行をおさらい

米国株投資の際、買いたい銘柄の株価とその時の米ドル円の為替レート、どちらが気になりますか?当社の米国株取引サービスの機能に触れつつ、円から米ドルへの両替(資金振替)と指値・成行注文の考え方についてご紹介いたします。

米ドル資金の準備をまとめて行うか、買付の都度行うか

米国株への投資をする際は、米ドルでの資金が必要となります。円を米ドルへ振替する場合の為替レートが気になりませんか。
為替レートが円高の方が円安の場合と比べて有利に両替することができます。

100米ドルを用意するとき、1米ドル100円の場合、10,000円が必要。1米ドル150円の場合、15,000円が必要。

有利な為替レートでの両替を優先したい場合は、円高時にまとめて米ドル両替

買いたい銘柄の株価の動向より、まず、有利な為替レートでの両替を優先して考えたい場合は、円高の際にまとめて円を米ドルに両替する方法があります。
円高時に一度にドルを購入することで、為替レートの変動を気にすることなく米国株投資を行えます。
また、米ドル資産を保有していれば、円安が進むと将来的にはその米ドルの価値が日本円での資産評価において大きく増加する可能性もあります。

一方で、為替レートが円高となるタイミングを待ちすぎると、買いたい銘柄の株価がその間に上昇してしまうなど、銘柄買付のタイミングを逃してしまう場合があります。

銘柄の買付を優先したい場合は、「日本円から買付」で必要金額分の米ドル両替

米国株取引は通常米ドルで行われるため、事前に日本円から米ドルへの両替(振替)が必要ですが、マネックス証券では、米ドルを保有していなくても日本円をご準備いただくだけで米国株をお買付いただくことが可能な「日本円から買付(円貨決済)」をご利用いただけます。

「日本円から買付」を利用すると、米国株の買付時に必要な金額のみを自動で日本円から米ドルへ両替できますので、必要金額分の米ドル資金の準備で済ませられます。

一方で、米国株を買付した翌営業日の為替レートでの振替となるため、為替の急変が起きたときに、思ったより不利な為替レートでの両替となる場合があります。

日本円を証券総合取引口座へ入金。外国株管理サイト(外国株取引口座)へ資金移動(振替)。日本円を米ドルに両替し、米国株を買付する。事前の両替をスキップ!(※)

(※)お客様の代わりにマネックス証券が、米国株の買付に要した金額の日本円を翌営業日の為替レートで米ドルへ両替(為替振替)します。

結論は? 事前に準備をしつつ、必要に応じて円から買付

STEP1 日頃から為替レートの様子を見て円高の際にドル資金への両替を行い、米ドル資金を準備。

STEP2 狙っている銘柄の株価が下落するなど、買うチャンスが来た、と思ったら米ドル資金を利用して買付

STEP3 米ドル資金が足りない場合、まだ準備しきれていない場合は、「日本円から買付」サービスを利用して、銘柄を買付

日本円での取引(円貨決済)のメリット、事前の日本円から米ドルへの両替が不要。日本円での取引(円貨決済)のデメリット、買付余力がやや少なく計算される、NISAではご利用いただけない。米ドルでの取引(日本円から米ドルへの両替)のメリット、お手元の資金が全て買付余力に反映される。日本円での取引(円貨決済)のデメリット、買付余力がやや少なく計算される、NISAではご利用いただけない。米ドルでの取引(日本円から米ドルへの両替)のデメリット、事前に日本円から米ドルへの両替が必要、約定金額によって事前に両替した米ドルが余る可能性がある。日本円での取引(円貨決済)のこんな人に向いている、米国株買付の都度米ドルを用意するのが面倒だという方、必要な金額のみを自動で日本円から米ドルへ両替したい方。米ドルでの取引(日本円から米ドルへの両替)のこんな人に向いている、すでに米ドルをお持ちの方、為替動向を見て、円高の時に米ドルをまとめて調達しておきたい方。

資金の移動方法等の詳細を見る

マネックス証券では米国株取引における米ドル買付手数料が無料

米国株買付時の為替手数料無料が継続!日本円での取引も対象

注文はどうする?指値・成行のおさらい

発注の際の株価の指定は主に「指値」「成行」の2つの方法があります。

指値

株価を指定して注文する方法です。

  • 買い注文:指値価格以下になった場合、取引所へ発注され、対応する売り注文があれば約定
  • 売り注文:指値価格以上になった場合、取引所へ発注され、対応する買い注文があれば場合、約定

自分が取引したい目標の株価がある場合におススメの注文方法です。
取引したい目標の株価で取引できるチャンスがある反面、その株価にならないと取引所への発注がされないため、せっかく注文しても約定しない可能性があります。

成行

株価を指定しないで注文する方法です。取引が行われる株価は、注文時点(市場開始前であれば取引開始時点)の株価の状況によります。
原則約定するため、すぐに買付したい、売却したい方に向いています。一方、米国株市場の状況によっては、注文時点で想像していた株価とは異なった価格で取引が成立してしまう可能性があります。

指値であれば最長90日間、じっくり株価の変動を待てる

マネックス証券での米国株取引サービスでの指値注文は最長90日間、有効です。そのため、取引したい株価を狙って注文し、じっくり待つことができます。

成行であれば日本の夜に約定を見届けられる

マネックス証券では主要ネット証券で唯一(※)「プレ・マーケット」「アフター・マーケット」という立会時間(取引時間)外での米国株取引が可能です。
サマータイム(夏時間)であれば日本時間19時から、標準時間(冬時間)であれば日本時間20時からお取引が可能のため、夜更かししなくても成行注文の状況を見届けることができます。

2025年6月23日現在、マネックス証券調べ。主要ネット証券とは、SBI 証券、松井証券、三菱UFJ eスマート証券、楽天証券、マネックス証券を指します。

結論は? やきもきするのであれば成行 辛抱強く待つのであれば指値

指値注文の場合、成行注文と比べて、目標の株価での取引とできる可能性が高まりますが、約定するかどうか、やきもきしてしまうかもしれません。
やきもきしてしまうのであれば、思い切って「成行」で注文してしまうのも手です。
一方で、辛抱強く株価の動きを待てるのであれば、「指値」注文を行う方が、成行注文と比べて、狙っている株価で取引できるチャンスが広がります。

初心者向けの「かんたん注文」画面を含め、操作方法や疑問を解説!

初心者コーナー 米国株 ~はじめての取引編~

銘柄選びに困っている場合、ランキングを参考にするのも1つの手

米国株の場合、なじみがない銘柄があったりするため、銘柄選びが難航するかもしれません。その場合は、他の投資家がどのような銘柄を取引しているのかを参考にするのも1つの手です。
はじめての方に人気の銘柄ランキングをご紹介しておりますのでぜひ、お取引の際の参考にしてみてください。

はじめての方に人気の米国株ランキング!年代別・投資方針別にご紹介

米国上場有価証券等のお取引に関する重要事項

<リスク>

米国株式および米国ETF、REIT、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等(以下「米国株式等」)の売買では、株価等の価格の変動、外国為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化等により、元本損失が生じるおそれがあります。米国ETF等の売買では、裏付けとなっている資産の株式相場、債券相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等(これらの指数を含む。)や評価額の変動により、元本損失が生じるおそれがあります。国外株式等の場合には、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために、元本損失が生じるおそれがあります。米国株式等は、国内金融商品取引所に上場されている場合や国内で公募・売出しが行われた場合等を除き、日本の法令に基づく企業内容等の開示が行われておりませんので、取引を行うにあたっては十分にご留意ください。外国為替相場の変動により、外貨お預り金の円換算価値が下がり、円ベースでの元本損失が生じるおそれがあります。

<保証金の額または計算方法>

米国株式等の信用取引では、売買代金の50%以上かつ30万円を下回らない範囲で当社が定める米ドル額以上の保証金が必要です。信用取引では、元本(保証金)に比べ、取引額が最大2倍程度となる可能性があるため、価格、上記各指数等の変動、または発行者の信用状況の悪化等により元本を上回る損失(元本超過損)が生じるおそれがあります。

<手数料等>

  • 現物取引
    米国株式等の委託取引では、約定金額に対し0.45%(税込:0.495%)(上限20米ドル(税込:22米ドル))の国内取引手数料がかかります。IFAを媒介した取引の取引手数料は、1注文の約定金額により異なり、最大14,000米ドル(税込:15,400米ドル)かかります。取引手数料のほか売却時のみ現地取引費用がかかります。現地取引費用は、市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、その金額等および手数料等の合計額等をあらかじめ表示することはできません。店頭取引では取引手数料はかかりませんが、取引価格は当社が直近の米国金融商品取引所の終値等をベースとして合理的に算出した基準となる価格に、概ね1.5%(最大5.0%)のスプレッドを加減して決定し、IFAを媒介した取引の場合は、概ね2.2%(最大5.7%)のスプレッドを加減して決定いたします。米国ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。
    円貨お預り金と外貨お預り金の交換時に所定の為替手数料がかかります。
  • 信用取引
    信用取引では、売買代金に対し0.3%(税込:0.33%)(上限15米ドル(税込:16.5米ドル))の国内取引手数料の他、信用金利、現地取引費用(返済時のみ)がかかります。詳細につきましては当社ウェブサイトの「手数料・費用」をご確認ください。

<その他>

お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「上場有価証券等書面」「契約締結前交付書面」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。