本コンテンツでは、マネックス証券の日本株分析ツール「マネックス銘柄スカウター」で10万円前後で買えて直近数年の業績が好調な8月の株主優待銘柄をスクリーニング・分析します。新NISA成長投資枠で投資する銘柄を探している方や日本株取引を検討している方はぜひお役立てください。
また「他にもこういうテーマで銘柄を紹介してほしい」など、本コンテンツについてのご意見・ご要望がありましたらぜひお寄せください。
10万円前後で買える業績好調な8月の株主優待銘柄をスクリーニング
マネックス証券の日本株分析ツール「マネックス銘柄スカウター」の10年スクリーニングを使って、10万円前後で買えて直近数年の業績が好調な8月の株主優待銘柄をスクリーニングしました。
スクリーニング条件
10年スクリーニングの「新規作成」ボタンを押して基礎条件を設定し、「条件を追加する」ボタンを押して詳細条件を追加してスクリーニングします。なお、52週株価相対水準や予想PERなどの詳細条件を追加して数値を入力せずにスクリーニングボタンを押すことで、各銘柄の数値を一覧でご確認いただけます。目安となる数値が分からない場合などにもご活用いただける利用方法です。
【基礎条件】
- 投資金額:150,000円以下
- 株主優待:あり
- 権利確定月:8月
【詳細条件】
- [通期業績]売上高の平均成長率(3年):4%以上
- [通期業績]営業利益の平均成長率(3年):4%以上
- [株価]52週株価相対水準:数値指定なし
- [分析指標]会社予想PER:数値指定なし
スクリーニング結果
銘柄名(銘柄コード) | 株価 (7/29終値) |
優待獲得株数 | [通期業績] 売上高の 平均成長率 (3年) |
[通期業績] 営業利益の 平均成長率 (3年) |
[株価] 52週株価 相対水準 |
[分析指標] 会社予想PER |
---|---|---|---|---|---|---|
コシダカH(2157) | 990円 | 100株以上 | 8.1% | 88.4% | 30.8 | 12.0倍 |
いちご(2337) | 426円 | 100株以上 | 10.5% | 10.3% | 79.6 | 13.4倍 |
AFCHDアムス(2927) | 908円 | 100株以上 | 17.4% | 14.4% | 72.0 | 11.3倍 |
明光ネットワーク(4668) | 722円 | 100株以上 | 4.6% | 70.7% | 59.6 | 22.2倍 |
カーブスH(7085) | 819円 | 100株以上 | 6.2% | 48.9% | 84.8 | 25.0倍 |
TWOSTONE(7352) | 1,101円 | 100株以上 | 47.9% | 46.7% | 33.3 | 736.3倍 |
壱番屋(7630) | 1,052円 | 100株以上 | 7.6% | 22.6% | 10.7 | 54.1倍 |
AVANTIA(8904) | 867円 | 100株以上 | 12.7% | 18.3% | 54.3 | 17.7倍 |
(出所)2024年7月30日時点のマネックス銘柄スカウター
- 投資金額・52週株価相対水準・会社予想PERは2024年7月29日の終値を元に算出しています。
- 2024年7月30日時点で信用取引の規制措置が行われている銘柄はスクリーニング結果から除外しています。
一部の銘柄をピックアップして銘柄スカウターで分析
10年スクリーニングで抽出された銘柄のうち、一部の銘柄をピックアップして「マネックス銘柄スカウター」で分析します。
コシダカホールディングス(2157)
企業概要
カラオケ事業会社。カラオケボックス「カラオケまねきねこ」、ひとりカラオケ専門店「ワンカラ」を運営。店舗数は2024年2月時点で646店舗で国内トップクラス。海外は韓国、マレーシア等4か国に22店舗を出店。
業績の推移と今後の見通し
コロナ禍で一時落ち込みが見られたが順調に回復してきており、2023年8月期の売上高は43.8%増収で2期連続の大幅増収。2024年8月期の売上高も増収予想でコロナ禍前に迫る水準となっており、予想値に対する3Q時点の進捗率は73.9%とまずまず。過去1年間(=52週間)の株価推移と比較して現在の株価がどの程度の水準にあるかを表す52週株価水準は30.8と標準的な水準で、会社予想PERは12.0倍と低めであり割高感はない。
株主優待の内容
100株以上保有で2,000円相当の株主優待券など(3年以上継続保有の場合金額は2倍)が受け取れる。
株主優待獲得に必要な最低金額:99,000円(2024年7月29日終値を基に算出)
権利付最終日:2024年8月28日
(出所)マネックス銘柄スカウター、マネックス証券ウェブサイト
AFC−HDアムスライフサイエンス(2927)
企業概要
健康食品・化粧品の受託製造(OEM)メーカー。日本国内約400社、アジアを中心とした20社に対して健康食品や化粧品をOEM提供している。東証スタンダード上場の百貨店「さいか屋」や飲食店運営の「なすび」を子会社に持つ。
業績の推移と今後の見通し
コロナ禍以降健康意識の高まりや経営の多角化により業績を伸ばしている。2023年8月期の売上高は過去10年の最高を更新して3期連続の増収、2024年8月期の売上高も増収予想となっており、予想値に対する3Q時点の進捗率は78.5%と順調。過去1年間(=52週間)の株価推移と比較して現在の株価がどの程度の水準にあるかを表す52週株価水準は72.0と高めだが、会社予想PERは11.3倍と低水準であり過剰な割高感はない。
株主優待の内容
100株以上保有で2,500円相当の自社子会社商品割引券2枚など(5,000円以上の買物につき1枚利用可)が受け取れる。
株主優待獲得に必要な最低金額:90,800円(2024年7月29日終値を基に算出)
権利付最終日:2024年8月28日
(出所)マネックス銘柄スカウター、マネックス証券ウェブサイト
明光ネットワークジャパン(4668)
企業概要
大手学習塾会社。全国47都道府県で小学生・中学生・高校生向け個別指導塾「明光義塾」の直営&フランチャイズ展開。教室数は2024年2月時点で直営487教室、フランチャイズ1278教室。在籍生徒数は2024年2月時点で業界トップクラスの9.3万人。
業績の推移と今後の見通し
コロナ禍以降利益面で低調な推移が続いているが、売上高は順調に回復しており2023年8月期の通期売上高はコロナ禍前の水準を上回った。2024年8月期の売上高も増収予想となっており、予想値に対する3Q時点の進捗率は72.4%とまずまず。過去1年間(=52週間)の株価推移と比較して現在の株価がどの程度の水準にあるかを表す52週株価水準は59.6と標準的な水準で、会社予想PERも22.2倍となっており割高感はない。
株主優待の内容
100株以上保有で500円相当の株主優待券など(3年以上継続保有の場合金額は1,000円増)などが受け取れる。
株主優待獲得に必要な最低金額:72,200円(2024年7月29日終値を基に算出)
権利付最終日:2024年8月28日
(出所)マネックス銘柄スカウター、マネックス証券ウェブサイト
カーブスホールディングス(7085)
企業概要
フィットネスクラブ運営会社。50歳以上の女性を中心にフィットネス施設「カーブス」を運営。加盟事業者への経営指導やシステムの導入・ノウハウ・機材・商品・印刷物等の提供・販売などを行う。店舗数は2024年2月時点で直営77店舗、フランチャイズ1894店舗、海外135店舗。
業績の推移と今後の見通し
コロナ禍で一時落ち込みが見られたが順調に回復してきており、2023年8月期の売上高は2期連続の増収でコロナ前を超える水準となった。2024年8月期の売上高も増収予想となっており、予想値に対する3Q時点の進捗率は76.6%と順調。過去1年間(=52週間)の株価推移と比較して現在の株価がどの程度の水準にあるかを表す52週株価水準は84.8と高めだが、会社予想PERは25.0倍と標準的な水準であり過剰な割高感はない。
株主優待の内容
100株以上保有で500円相当のQUOカードが受け取れる。
株主優待獲得に必要な最低金額:81,900円(2024年7月29日終値を基に算出)
権利付最終日:2024年8月28日
(出所)マネックス銘柄スカウター、マネックス証券ウェブサイト
壱番屋(7630)
企業概要
カレー専門店チェーン最大手。ハウス食品グループ本社の子会社で、カレー専門の「カレーハウスCoCo壱番屋」を全国チェーン展開。店舗数は2024年2月時点で国内1245店舗、海外(中国・アジア諸国・米国)212店舗。
業績の推移と今後の見通し
コロナ禍で一時落ち込みが見られたが順調に回復してきており、2024年2月期の売上高は過去10年の最高を更新して3期連続の増収。2025年2月期の売上高も増収予想となっており、予想値に対する1Q時点の進捗率は23.2%とまずまず。会社予想PERは54.1倍と高めだが、過去1年間(=52週間)の株価推移と比較して現在の株価がどの程度の水準にあるかを表す52週株価水準は10.7と低水準であり過剰な割高感はない。
株主優待の内容
100株以上保有で1,000円相当の株主優待券などが受け取れる。
株主優待獲得に必要な最低金額:105,200円(2024年7月29日終値を基に算出)
権利付最終日:2024年8月28日
(出所)マネックス銘柄スカウター、マネックス証券ウェブサイト
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マネックス銘柄スカウターとは
マネックス銘柄スカウターとは、2017年10月の提供開始以来数多くのご好評をいただいている銘柄分析ツールです。「10年スクリーニング」「アナリスト予想」「通常発表されない3ヶ月に区切った企業業績」「セグメント業績」「業績予想修正履歴」「理論株価」など投資判断に役立つ様々な情報をご提供しています。
PC、スマートフォン、マネックス証券アプリでの銘柄スカウターのご利用方法
企業が決算短信等では発表しない3ヶ月に区切った業績を表示
理論株価と想定される株価の上値目途・下値目途を表示
「10年スクリーニング」の使い方
「10年スクリーニング」とは、2019年4月の提供開始以来ご好評をいただいている機能です。過去10年間の業績や直近の四半期業績、アナリスト予想などで高度なスクリーニングが可能です。下記では簡単な使い方をご説明します。
銘柄スカウターを開いたら上部の黄色いメニューの「10年スクリーニング」を押す。
※スマートフォンでご利用の場合は右上の三本線のメニューよりご選択ください。
10年スクリーニングを開いたら「新規作成」ボタンを押す。
絞り込みたい条件を入力する。詳細条件を設定したい場合は「条件を追加する」を押す。
絞り込みたい詳細条件をチェックする。チェックが出来たら「決定」ボタンを押す。
条件を設定したら「スクリーニング」ボタンを押す。
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