2026年の新年にあたり、謹んでご挨拶申し上げます。
2025年は、日本そして世界の政治・経済が大きな転換点を迎えた一年でした。株式市場ではトランプ関税ショックで大きな調整局面があったものの、企業業績の底堅さやデフレ脱却への期待が高まる中、日本では10月に高市早苗氏が憲政史上初の女性内閣総理大臣に就任されました。新政権が掲げる積極的な経済政策への期待感を背景に市場心理は一段と高まり、日経平均株価は史上初めて5万円の大台に到達しました。米国においても、インフレの沈静化を受けてFRBが利下げに転じる中、経済は堅調さを維持し、主要株価指数は高値圏で推移しました。為替市場では、円安基調が続く中で、相場の動きに変化の兆しが感じられる場面もありました。このように先行きの不透明さと新たな期待が交錯する環境の中で、より多くの皆様が個人投資家として一歩を踏み出し、自らの意思で資産形成に向き合われた一年でもあったと感じています。
マネックス証券にとっても2025年は大きな飛躍の年となりました。3月には日本株積立(定期買付)を開始し、少額からでも着実に資産形成に取り組んでいただける環境を整えました。おかげさまで9月に預り資産残高が10兆円を突破し、10月には米国株のみの預り資産残高でも1兆円を超えるなど、多くのお客様にご支持いただいていることを改めて実感しております。また、生成AIを活用した「マネックスアシスタント(β版)」の提供を開始するとともに、社内においてもAI活用を積極的に推進し、新たな体験価値の創出に取り組んでまいりました。
NTTドコモとの提携においては、dアカウント連携口座数が順調に拡大し、「d払い®」アプリ内での「かんたん資産運用」サービスの提供も開始しました。さらに昨年末には、NTTドコモおよび住信SBIネット銀行との新たな業務提携契約の締結も発表しています。これらの取り組みにより、日常生活の延長線上で無理なく資産形成に取り組んでいただける環境がいっそう整いつつあります。提携によるシナジーはすでに具体的な成果として表れており、今後もサービスの充実を通じて、お客様の期待に応えてまいります。
2026年も、マネックス証券は進化を続けます。1月には米国株取引サービスの全面リニューアルを予定しており、より快適で、より力強い投資環境を提供してまいります。世界情勢は引き続き不透明な要素を含んでいますが、どのような環境下においても、私たちはお客様一人ひとりの「資産運用パートナー」として寄り添い、最良の金融サービスと信頼できる情報を提供し続け、皆様の人生の充実に貢献していくことをお約束します。
本年が皆様にとって、資産面だけではなく人生そのものがより豊かになる素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年もマネックス証券を何卒よろしくお願い申し上げます。
2026年元日
マネックス証券社長 清明祐子
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