「相続」とは、ある人が亡くなったときに、その人が保有していた財産(権利・義務)を配偶者や子供、親、兄弟などの親族が引き継ぐことです。
相続では、亡くなった方を「被相続人」、財産を引き継ぐ方を「相続人」といいます。
相続人の調査・確定
このように、戸籍等の収集はかなり手間のかかる作業です。高齢の方の場合、5通程度必要となるケースが多いようですが、亡くなった方に子供がいない場合には、両親や兄弟の戸籍等が必要となることもあり、大変な時間と労力が必要となります。
不動産の名義変更(相続登記)
不動産の名義変更をする場合、その不動産の正確な情報を把握し、法務局にて登記申請をすることになります。
登記申請自体というより、戸籍やその他必要書類の収集が非常に大変なため、専門家へ手続きを依頼される方も多いようです。
遺産分割の方法は遺言書の有無によって異なります。
遺言書がない場合は、だれが、いくら相続するかを話し合って決める「遺産分割協議」
もしくは民法で定められた割合で相続をする「法定相続」という方法があります。
ご家族の方が亡くなると、残された方(相続人)は役所への死亡届の提出に始まり、相続人の確定、遺産の調査、遺産分割協議、遺産の名義変更、相続税の申告など様々な手続きが必要となります。
相続税の申告は被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10か月以内に行わなければ延滞税が課される可能性があります。
いざという時に、争族にならないために、家族を守り、老後を穏やかに過ごすために、事前に知っておきたい相続に関する情報を、オウンドメディア「マネクリ」にて発信しています。