4月は米国企業の決算発表が本格化する、米国株式投資家にとって重要な時期です。また、4/15にNasdaq総合株価指数は最高値を更新し注目をしている方も多いのではないでしょうか。マイクロソフトやメタ・プラットフォームズ等をはじめとして世界のマーケットをけん引する米国株式市場では、代表的な企業の決算内容が相場の方向性を左右することも少なくありません。本記事では、個別銘柄の決算スケジュール確認方法から決算結果の分析手法までをわかりやすく解説します。
米国株の銘柄分析
「銘柄スカウター」シリーズには、日本株分析ツール「マネックス銘柄スカウター」だけでなく、アップルやナイキなどの米国株を分析する「銘柄スカウター米国株」もあります。日本株で行えるスクリーニングや、決算情報をいち早くキャッチできる「決算フラッシュ」メニューもございますので、是非ご活用ください。今回はウェブ画面から銘柄スカウター米国株への遷移方法も併せてご紹介いたします。
MY PAGEからの遷移方法
MY PAGEログイン後、画面右下の「取引ツール起動」欄よりよくご利用になる取引ツール欄にチェックを入れると、ツールを起動するリンクが表示され、MY PAGEからワンクリックでツールに遷移することができて便利です。
今回は「マネックス銘柄スカウター」をはじめとする3種の「銘柄スカウター」シリーズにチェックを入れております。

決算発表は株価の重要な指標
決算は企業の成績表のようなものです。決算発表時には、前回からの数値の増減もさることながら、市場の事前予想とのズレの有無にも株価が敏感に反応する場面が多く見られます。銘柄スカウター米国株は、決算発表スケジュールや、前述の「決算フラッシュ」による決算発表結果や市場予想との差異に関する情報を素早くお届けすることで、米国株投資の強い味方となります。
4月の決算銘柄
4月の米国市場の決算発表は、金融大手の発表から始まり、後半にかけてハイテクなど大型グロース銘柄の発表が続きました。ここでは、本記事公開日翌日の4月23日以降の代表的な決算発表銘柄を一覧にまとめました。
| 発表予定日 (現地時間) |
主な決算銘柄 |
|---|---|
| 4/23(木) | (INTC)インテル、(AXP)アメリカン・エキスプレス |
| 4/24(金) | (PG)プロクター・アンド・ギャンブル |
| 4/27(月) | (DPZ)ドミノ・ピザ |
| 4/28(火) | (V)ビザ、(KO)コカ・コーラ、(BKNG)ブッキング・ホールディングス、(GLW)コーニング、(SPOT)スポティファイ |
| 4/29(水) | (MSFT)マイクロソフト、(META)メタ・プラットフォーム、(AZN)アストラゼネカ、(UBS)UBSグループ |
| 4/30(木) | (LLY)イーライリリー・アンド・カンパニー、(MA)マスターカード、(MRK)メルク、(AMGN)アムジェン |
また、銘柄スカウター米国株のトップページからも決算スケジュールを確認でき、当日の決算を手軽に把握する際に便利です。

一部の銘柄をピックアップして分析
上記の決算発表のある銘柄のうち、一部の銘柄をピックアップしてご紹介いたします。
PG プロクター・アンド・ギャンブル
企業概要
1837年の創業以来、世界最大級の消費財メーカーへと成長し、年間売上高は850億ドルに迫る。主力商品であるTide(洗濯洗剤)、Charmin(トイレットペーパー)、Pantene(シャンプー)、Pampers(紙おむつ)など、年間売上高が10億ドルを超えるブランドを20以上展開しており、売上高の半分強は米国外で得ている。
企業の成長率・売上高
売上高は8期連続増収、営業利益も過去10年で最高水準にあり、右肩上がりで推移している。ディフェンシブ銘柄として安定した成長を続けている一方で、これまでの価格主導の成長のような価格主導の成長が今後も持続可能かどうかが重要な論点となる。
また、直近の中東情勢の影響により、原油由来のナフサを原料とする界面活性剤などのコスト上昇リスクも意識される局面にある。4月24日の決算発表においては、引き続き値上げ動向と販売数量のバランスに加え、コスト上昇の与える影響に注目したい。

(出所)マネックス銘柄スカウター、企業IR資料
※投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。
V ビザ
企業概要
Visaは世界最大級の決済ネットワーク企業であり、クレジットカード等の決済インフラをグローバルに提供している。2024年度の総取扱高は約16兆ドルに達し、世界200以上の国・地域で事業を展開、160種類以上の通貨に対応している。
また、同社のネットワークは1秒あたり65,000件超の取引処理能力を有しており、高い処理性能と信頼性を強みとしている。
企業の成長率・売上高
売上高は5期連続増収で、10年最高値を更新しており、5年平均成長率は12.9%。短期業績トレンドも前年同期比14.3%と堅調で、グローバルな消費拡大およびキャッシュレス化の進展を背景に、安定した成長を継続している。決算においては、マクロ環境の影響を受けやすいことから、消費動向や地域別の成長率にも留意が必要である。

(出所)マネックス銘柄スカウター、企業IR資料
※投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。
BKNG ブッキング・ホールディングス
企業概要
売上高で世界最大規模のオンライン旅行会社。ホテル、代替宿泊施設、航空チケット、レンタカー、レストラン、クルーズ、体験、パッケージ旅行などの予約および決済サービスをオンライン上で提供している。同社が運営する主なプラットフォームには、ブッキング・ドットコム、アゴダ、オープンテーブル、Rentalcars.com、カヤック、モモンドなどがあり、グローバルに広範な旅行需要を取り込んでいる。
売上高の大半は宿泊予約を中心とした取扱手数料で構成されており、旅行需要の回復やオンライン化の進展に伴い成長してきた。
企業の成長率・売上高
5期連続増収で売上高は過去10年で最高値を更新しており、5年平均成長率は31.7%と高い成長を維持している。
直近では中東情勢の影響による旅行需要の減速が懸念されていたが、停戦に向けた動きも見られることから、今後の需要回復動向に注目が集まる。
決算においては、宿泊予約を中心とした取扱高の推移や地域別の需要動向に加え、旅行需要の回復状況が業績に与える影響を注視したい。

(出所)マネックス銘柄スカウター、企業IR資料
※投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。
MSFT マイクロソフト
企業概要
消費者および企業向けにソフトウェアやクラウドサービスを開発・提供する世界最大級のテクノロジー企業。Windowsオペレーティングシステム(OS)やOffice製品で広く知られている。
同社はソフトウェアのライセンス提供に加え、クラウドサービスを中心としたサブスクリプション型ビジネスへと転換しており、安定的な収益基盤を構築している。特にクラウド事業であるAzureが近年の成長を牽引している。
企業の成長率・売上高
9期連続増収で売上高は過去10年で最高値を更新しており、5年平均成長率は14.5%と安定した成長を継続している。直近ではAI関連銘柄が市場の上昇を牽引しており、同社も生成AI分野への投資を積極的に進めている。特にOpenAIとの連携を軸に、Azureを中心としたクラウド事業においてAIサービスの拡充を図っている。
今後はAI関連需要の取り込みが成長の持続性を左右する要因となるため、クラウド事業におけるAI寄与の拡大や収益化の進展に注目したい。

(出所)マネックス銘柄スカウター、企業IR資料
※投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。
銘柄スカウターなら決算が一目で分かる
銘柄スカウター米国株では、決算スケジュールや決算発表内容を分かりやすく確認することができます。
「決算スケジュール」タブでは、その月に決算発表を予定している銘柄を一覧形式で確認でき、例えば今週の注目銘柄を把握するのに役立ちます。事前に決算日を把握しておくことで、重要なタイミングを見逃さずに済みます。また、「決算フラッシュ」タブでは、決算発表後の銘柄について、内容を日本語で確認できるほか、実績とあわせて業績予想もチェックすることが可能です。さらに、条件を設定することで、業種別などの絞り込みを行い、効率的に銘柄を比較することもできます。

マネックス銘柄スカウターとは
マネックス銘柄スカウターとは、2017年10月の提供開始以来数多くのご好評をいただいている銘柄分析ツールです。「通常発表されない3か月に区切った業績推移」「10年スクリーニング」「業績予想修正履歴」「理論株価」「保有銘柄・配当情報」など投資判断に役立つ様々な情報をご提供しています。
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マネックス銘柄スカウターの起動方法
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