S&P500(S&P500種指数)とは?指数の特徴やチャートと共にわかりやすく解説します。S&P500に連動をめざす投資信託や、投資初心者におすすめの投資方法もご紹介します。
S&P500(S&P500種指数)は、米国の代表的な株価指数の1つです。S&P500は米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占めており、米国市場全体の動きを概ね反映していると言えます。(2021年5月末現在)
S&P500(S&P500種指数)とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数です。市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場および登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。
S&P500の組入銘柄として採用されるには時価総額が82億ドル以上、浮動株時価総額が41億ドル以上でなければならないなど、複数の条件を満たす必要があり、かつ独自のセクターバランスも考慮されています。
S&P500指数は時価総額の大きさにあわせて銘柄ごとのウェイトが異なる方式で算出されます(時価総額加重平均)。以下は、S&P500指数を構成する割合の多い上位10銘柄です。
銘柄 | 業種 |
---|---|
アップル | 情報技術 |
マイクロソフト | 情報技術 |
アマゾン・ドットコム | 一般消費財 |
アルファベット クラスA | コミュニケーション・サービス |
テスラ | 一般消費財 |
アルファベット クラスC | コミュニケーション・サービス |
メタ・プラットフォームズ | コミュニケーション・サービス |
エヌビディア | 情報技術 |
バークシャー・ハサウェイ | 金融 |
ユナイテッドヘルス・グループ | ヘルスケア |
出所:三菱UFJ国際投信株式会社(現三菱UFJアセットマネジメント)作成のファンド情報ご提供資料(2022年2月28日)
出所:三菱UFJ国際投信株式会社(現三菱UFJアセットマネジメント)作成のファンド情報ご提供資料(2022年2月28日)
S&P500およびNYダウの特徴は以下のとおりです。両方とも主に米国の銘柄が対象の株価指数ではありますが、構成要素や算出方法に違いがあります。(2021年7月末現在)
S&P500指数 | NYダウ |
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※(出所)Bloombergおよび各種資料を基に三菱UFJ国際投信作成
出所:三菱UFJ国際投信株式会社(現三菱UFJアセットマネジメント)作成のファンド情報ご提供資料(データ基準日:2021年7月30日)を抜粋
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S&P500のパフォーマンス推移をチャートで見ていきましょう。NYダウ、日経平均、全世界株式(MSCI ACWI)と比較してみると、中長期で右肩上がりに上昇しています。
期間:1990年1月~2022年8月(1990年1月末を100として指数化)
出所:Bloombergのデータを基にマネックス証券作成
※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
期間:1990年1月~2022年8月(1990年1月末を100として指数化)
出所:Bloombergのデータを基にマネックス証券作成
※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
期間:2001年1月~2022年8月(2001年1月末を100として指数化)
出所:Bloombergのデータを基にマネックス証券作成
※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
S&P500に投資をするには、S&P500の値動きに連動をめざす投資信託やETF(上場投資信託)などを購入する方法があります。
マネックス証券で取扱いのS&P500に連動をめざす投資信託の中からピックアップして紹介します。
S&P500に連動を目指す投資信託(ファンド)
ファンド名 | 運用会社 | 特定口座 ・一般口座 |
NISA | |
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つみたてNISA | 一般NISA | |||
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 三菱UFJアセットマネジメント | ○ | ○ | ○ |
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500) | SBIアセットマネジメント | ○ | ○ | ○ |
iFree S&P500インデックス | 大和アセットマネジメント | ○ | ○ | ○ |
上場市場 | 銘柄コード・ティッカー | 銘柄名 | 取引通貨 |
---|---|---|---|
東証 | 2558 | MAXIS米国株式(S&P500)上場投信 | 円 |
東証 | 1655 | iシェアーズS&P500米国株ETF | 円 |
米国 | VOO | バンガード・S&P500ETF | 米ドル |
米国 | SPY | SPDR S&P 500 ETF | 米ドル |
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投資信託 | ETF(上場投資信託) |
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NISAやつみたてNISAなどの非課税制度を活用することで、S&P500に連動をめざす投資信託から得た運用益が非課税になります。長期資産形成が目的の方は、節税しながらお得に資産作りができますのでおすすめです。
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S&P500に連動をめざす投資信託などに投資をするには、証券総合取引口座の開設が必要になります。
マネックス証券のオンライン口座開設なら書類の郵送は不要です。ぜひ口座開設のうえ、S&P500に連動をめざす投資信託等に投資をしてみませんか?
STEP1
口座を開設する
STEP2
入金する
入金方法はこちら
STEP3
購入申込み
※入金後の購入申込みは、ファンド詳細ページの「購入・積立ボタン」からお進みください。
ファンド概要画面下の赤の注文ボタンから購入手続きを進めてください。
投資信託取引に関する重要事項
<リスク>
投資信託は、主に値動きのある有価証券、商品、不動産等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた有価証券、商品、不動産等の値動き等(組入商品が外貨建てである場合には為替相場の変動を含む)の影響により上下するため、これにより元本損失が生じることがあります。また、外貨建て投資信託においては、外貨ベースでは投資元本を割り込んでいない場合でも、円換算ベースでは為替相場の変動により投資元本を割り込むことがあります。投資信託は、投資元本および分配金の保証された商品ではありません。<手数料・費用等>
投資信託ご購入の際の申込手数料はかかりませんが(IFAを媒介した取引を除く)、購入時または換金時に直接ご負担いただく費用として、約定日の基準価額に最大0.75%を乗じた額の信託財産留保額がかかります。また、投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用として、純資産総額に対して最大年率3.1%(税込:3.41%)を乗じた額の信託報酬のほか、その他の費用がかかります。また、運用成績に応じた成功報酬等がかかる場合があります。その他費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。手数料(費用)の合計額については、申込金額、保有期間等の各条件により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。なお、IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引から投資信託を購入される際は、申込金額に対して最大3.5%(税込:3.85%)の申込手数料がかかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「ファンド詳細」よりご確認ください。<その他>
投資信託の購入価額によっては、収益分配金の一部ないしすべてが、実質的に元本の一部払い戻しに相当する場合があります。また、通貨選択型投資信託については、投資対象資産の価格変動リスクに加えて複雑な為替変動リスクを伴います。投資信託の収益分配金と、通貨選択型投資信託の収益/損失に関しては、以下をご確認ください。NISA口座の開設およびお取引に関するご留意事項
<口座開設および金融機関変更に関して>
NISA口座は、同一年(1月~12月)において、1人1口座(1金融機関)までの開設となります。その年の買付けがすでに行われている場合、金融機関変更はできません。また、NISA口座の残高を他金融機関へ移管することはできません。<お取引に関して>
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国内外上場有価証券取引に関する重要事項