S&P500に投資するなら、投資信託やETF(上場投資信託)を活用する方法があります。特に中長期で資産形成をしたい方には、毎日一定額で自動買付ができる「毎日つみたて」がオススメです。
今回は、「S&P500指数」に連動をめざす投資信託と積立投資の方法、ETFと投資信託の違いなどご紹介します。また、毎日積立と毎月積立の積立投資シミュレーションも掲載していますので、ぜひチェックしてください。
2020年10月時点
出所:Bloombergよりマネックス証券作成
1982年から現在までのS&P500と日経平均のパフォーマンスの推移を見ると、1987年のブラックマンデーや2000年代初期のITバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2020年3月のコロナショックも乗り越えて、S&P500は力強い成長を続けてきたことが分かります。
期間:1982年11月~2021年4月(1982年11月末を100として指数化)
上記は過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
出所:Bloombergのデータを基にマネックス証券作成
S&P500は、米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占めており、米国市場全体の動きを表す指標として注目されています。世界のIT市場をけん引しているGAFAと呼ばれる銘柄などを含む米国の大型株に一度に投資したい方はS&P500に連動する投資信託を活用するのも選択肢の一つかもしれません。
時価総額上位10銘柄
※上記銘柄については、個別銘柄の取引を推奨するものでも、将来の組入れを保証するものでもありません。
2021年3月末時点
出所:Bloombergよりマネックス証券作成
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
詳細・お申込みはこちらから
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)
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iFree S&P500インデックス
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iFree レバレッジ S&P500
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「ツミレバ」という運用手法をご存知でしょうか?大和アセットマネジメントが運用するiFreeレバレッジシリーズで米国株2倍を積み立てる方法として以下のページでご紹介しています。
マネックス証券では、米国の株価指数であるNASDAQ100、S&P500、FANG+、NASDAQ
Q-50の値動きの2倍程度となることをめざして運用する4本のファンドをご用意しており、100円から積立投資が可能です。ご興味のあるかたはご覧ください。
ご注意
日々の相場の値動きに対する倍率が高いレバレッジファンドは、大きなリターンが得られる可能性がありますが、一方で大きな損失を被る可能性もあります。ご自身の資産状況・リスク許容度に鑑み、お申込みください。
例として、S&P500に連動をめざす投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を当初設定日2018年7月3日から毎日または毎月の頻度で積立投資をした試算結果をご紹介します。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に毎日1,000円積立投資
出所:マネックス証券作成
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に毎月末2万円積立投資
出所:マネックス証券作成
2018年7月3日~2021年4月30日の期間中で、毎日1,000円か毎月末2万円の積立投資を比較すると損益率(リターン)は、この期間は「毎日積立」の方が僅差で良い結果となりました。「毎日積立」なら買うチャンスを逃さないので、日々の値動きとうまく付き合えます。
長期投資が前提ならば、積立投資の頻度は「毎日」「毎月」お好みで選んでも良いでしょう。
総投資金額(円) | 評価額(円) | 損益(円) | 損益率(リターン) | |
---|---|---|---|---|
毎日1,000円 | 688,000 | 960,513 | 272,513 | 39.6% |
毎月2万円 | 680,000 | 945,714 | 265,714 | 39.1% |
S&P500に連動をめざす投資信託で資産形成してみませんか?マネックス証券では100円から毎日コツコツ投資できます。
マネックス証券の「毎日つみたて」は、まとまったお金が無くても大丈夫。1日100円から積立投資できます。投資する対象が米国の「S&P500」に連動する投資信託に、日本円でコツコツ投資ができます。毎日100円など続けやすい金額から始められます。
例えば、投資信託の基準価額の推移を表す以下のようなグラフを見た場合、買うタイミングを悩んでしまい、結局買えなかったことはありませんか?タイミングを見極めて売買することは、投資のプロでも難しいのです。「毎日つみたて」なら、ストレスなく毎日しっかりと買えることがポイントです。値動きが激しい投資対象も、コツコツ買うことで値動きを味方にすることが資産作りに繋がります。
※「毎日」は各投資信託に定められたファンド休業日を除く、毎ファンド営業日となります。ファンドにより、1ヶ月間の買付日数が異なります。
「毎日つみたて」の「毎日」は各投資信託ごとに定められた非営業日を除く毎日をいいます。
S&P500に連動をめざす投資信託「eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)」や「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)」などが、「つみたてNISA」で購入可能です。(2021年4月19日時点)
積立方法 | 積立頻度 | 対応口座区分 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
特定・一般 | NISA | つみたてNISA | ジュニアNISA | |||
【おススメ】 自動つみたて |
① 毎日つみたて | 日額指定 | ○ | ○ | × | ○ |
月額指定 | ○ | |||||
② 毎月つみたて | ○ | ○ | ○ | ○ |
サービス概要 | マネックス証券で扱っている投資信託において、ご指定の銘柄を毎日、自動でつみたて買付が可能。 |
---|---|
つみたて方法 | 日額指定:毎日の買付金額を指定。指定した金額を毎日買い付ける。 月額指定:ひと月あたりの合計つみたて金額を指定。(指定した金額 ÷その月のファンド営業日)円分を毎日買い付ける。 |
つみたて買付日 |
毎日 ※個別の投資信託ごとに定められたファンド休業日には買付を行いません。 |
設定単位 |
日額指定:原則 100円以上1円単位 ※ファンドによっては、上記と異なる場合があります。詳細は積立申込画面にてご確認ください。 |
対象口座 |
証券総合取引口座での「自動つみたて」(証券総合口座からの引落し) |
対象銘柄 | 100円からつみたて可能な国内投資信託、1,529本(2023年10月26日時点) |
NISA口座を活用してS&P500に連動をめざす投資信託に投資する場合は、つみたてNISA・一般NISA・ジュニアNISAなど非課税口座で購入いただけます。ぜひ長期の資産形成にご活用ください。
ファンド名 | 運用会社 | 特定口座 ・一般口座 |
NISA | ||
---|---|---|---|---|---|
つみたてNISA | 一般NISA | ジュニアNISA | |||
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 三菱UFJアセットマネジメント | ○ | ○ | ○ | ○ |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500) | SBIアセットマネジメント | ○ | ○ | ○ | ○ |
iFree S&P500インデックス | 大和アセットマネジメント | ○ | ○ | ○ | ○ |
投資初心者には、つみたてNISAがオススメ!
つみたてNISAは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
つみたてNISAの対象商品は「手数料が低水準」「分配金の分配頻度が高くない」など、長期・積立・分散投資に適した投資信託などに限定されています。投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。マネックス証券のつみたてNISAなら「毎日つみたて」がご利用可能です。
ETF(上場投資信託)と投資信託には次のような特徴があります。
ETF | 投資信託 | |
---|---|---|
上場・非上場 | 上場 | 非上場 |
取引可能時間 | 金融商品取引所の取引時間 | 原則15時までに申込み |
取引価格 | 市場での時価 | 1日1回算出される 基準価額 |
注文方法 | 成行・指値注文が可能 | 基準価額が分からない状況で購入・換金の申込みを行う(ブラインド方式) |
信用取引 | できる | できない |
購入先金融機関 | 証券会社 | 証券会社、銀行など |
コスト:購入時 | 売買手数料 (証券会社によって異なる) |
申込手数料 (ファンドや販売会社ごとに異なる) |
コスト:保有時 | 信託報酬 (投資信託より低めの傾向) |
信託報酬 (ETFより高めの傾向) |
コスト:売却時 | 売買手数料 (証券会社によって異なる) |
信託財産留保額など (ファンドや販売会社ごとに異なる) |
配当・分配金 | 分配金 | 分配金 (運用方針によって分配金が出ないものもある) |
上場市場 | 銘柄コード・ティッカー | 銘柄名 | 取引通貨 |
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東証 | 2558 | MAXIS米国株式(S&P500)上場投信 | 円 |
東証 | 1655 | iシェアーズS&P500米国株ETF | 円 |
米国 | VOO | バンガード・S&P500ETF | 米ドル |
米国 | SPY | SPDR S&P 500 ETF | 米ドル |
選び方のポイント!
ETFの魅力の一つに、株式と同じように売買できることがあげられます。そのため、株式投資に慣れている方であれば、ETFの方がなじみやすいかもしれません。しかし、株式と同様に取引毎に売買手数料がかかります。さらに単元(ETFの多くは1口単位で売買可能)での購入になるため、金額指定の買付をすることができませんし、積立をするにも大きなハードルがあります。投資信託であれば、簡単な設定で、定期・定額の買付が可能ですので、忙しい方や初心者の方には向いているかもしれません。
マネックス証券チーフ・外国株コンサルタントの岡元兵八郎(ハッチ)が、資産形成に役立つ情報を発信する「米国つみたて投資クラブ」を毎月配信中です。積立投資の初心者にも、ベテランの方にも分かりやすくお届けいたします。
STEP1
口座を開設する
STEP2
入金する
入金方法はこちら
STEP3
購入申込み
※入金後の購入申込みは、ファンド詳細ページの「購入・積立ボタン」からお進みください。
ファンド概要画面下の赤の注文ボタンから購入手続きを進めてください。
(ご参考:投信積立の申込入力画面)
「毎日つみたて」は、マネックス証券へご入金後、投信つみたて申込入力の画面で積立頻度を「毎日」と設定してください。この設定をしていただければ自動で投資信託の買付が行われます。
詳しい手順は以下をご確認ください。
積立申込設定の詳細はこちら
マネックス証券のYouTubeチャンネル「マネックスオンデマンド」にリンクします。
投資信託取引に関する重要事項
<リスク>
投資信託は、主に値動きのある有価証券、商品、不動産等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた有価証券、商品、不動産等の値動き等(組入商品が外貨建てである場合には為替相場の変動を含む)の影響により上下するため、これにより元本損失が生じることがあります。また、外貨建て投資信託においては、外貨ベースでは投資元本を割り込んでいない場合でも、円換算ベースでは為替相場の変動により投資元本を割り込むことがあります。投資信託は、投資元本および分配金の保証された商品ではありません。<手数料・費用等>
投資信託ご購入の際の申込手数料はかかりませんが(IFAを媒介した取引を除く)、購入時または換金時に直接ご負担いただく費用として、約定日の基準価額に最大0.75%を乗じた額の信託財産留保額がかかります。また、投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用として、純資産総額に対して最大年率3.1%(税込:3.41%)を乗じた額の信託報酬のほか、その他の費用がかかります。また、運用成績に応じた成功報酬等がかかる場合があります。その他費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。手数料(費用)の合計額については、申込金額、保有期間等の各条件により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。なお、IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引から投資信託を購入される際は、申込金額に対して最大3.5%(税込:3.85%)の申込手数料がかかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「ファンド詳細」よりご確認ください。<その他>
投資信託の購入価額によっては、収益分配金の一部ないしすべてが、実質的に元本の一部払い戻しに相当する場合があります。また、通貨選択型投資信託については、投資対象資産の価格変動リスクに加えて複雑な為替変動リスクを伴います。投資信託の収益分配金と、通貨選択型投資信託の収益/損失に関しては、以下をご確認ください。個別投資信託のご留意事項
<ファンドの概要(投資対象)>
名称:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)<購入/換金時に直接的にかかる費用>
申込手数料率(税込):0%(ノーロード)<保有時に間接的にかかる費用>
信託報酬率(年率・税込):純資産総額に対して0.09372%以内上記の他にもファンドの保有期間中に間接的にご負担いただく費用がありますが、手数料等(費用)の合計額については、申込金額、保有期間、運用状況等により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。
個別投資信託のご留意事項
<ファンドの概要(投資対象)>
名称:SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)<購入/換金時に直接的にかかる費用>
申込手数料率(税込):0%(ノーロード)<保有時に間接的にかかる費用>
信託報酬率(年率・税込):純資産総額に対して実質0.0938%程度上記の他にもファンドの保有期間中に間接的にご負担いただく費用がありますが、手数料等(費用)の合計額については、申込金額、保有期間、運用状況等により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。
個別投資信託のご留意事項
<ファンドの概要(投資対象)>
名称:iFree S&P500インデックス<購入/換金時に直接的にかかる費用>
申込手数料率(税込):0%(ノーロード)<保有時に間接的にかかる費用>
信託報酬率(年率・税込):純資産総額に対して0.198%上記の他にもファンドの保有期間中に間接的にご負担いただく費用がありますが、手数料等(費用)の合計額については、申込金額、保有期間、運用状況等により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。
個別投資信託のご留意事項
<ファンドの概要(投資対象)>
名称:iFree レバレッジ S&P500<購入/換金時に直接的にかかる費用>
申込手数料率(税込):0%(ノーロード)<保有時に間接的にかかる費用>
信託報酬率(年率・税込):純資産総額に対して0.99%上記の他にもファンドの保有期間中に間接的にご負担いただく費用がありますが、手数料等(費用)の合計額については、申込金額、保有期間、運用状況等により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。
NISA口座の開設およびお取引に関するご留意事項
<口座開設および金融機関変更に関して>
NISA口座は、同一年(1月~12月)において、1人1口座(1金融機関)までの開設となります。その年の買付けがすでに行われている場合、金融機関変更はできません。また、NISA口座の残高を他金融機関へ移管することはできません。<お取引に関して>
情報提供に関するご留意事項
国内外上場有価証券取引に関する重要事項
レバレッジ型(ブル・ベア型)商品の取引に関する重要事項
レバレッジ型商品の価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。
上記の理由から、レバレッジ型商品は、中長期間的な投資の目的に適合しない場合があります。
レバレッジ型・インバース型ETF等の投資リスクについて