信用取引では売買手数料の他に以下の諸経費が必要となります。
※「スタート信用」では、信用売りおよびワンデイ信用・スペシャル空売りはできません。
信用買い | 信用売り | |
---|---|---|
信用金利 |
制度信用:年利 2.80% 一般信用 …(無期限) 年利3.47% (1D) 年利1.80% (※1) |
- |
信用取引貸株料 | - | 制度信用:年利1.15% 一般信用:(無期限)年利1.10% (短期) 年利3.90% (1D・SP) 年利1.80%(※1) |
品貸料(逆日歩) | 受取れる場合がある(※2) |
支払う場合がある(※2) |
管理費 | 1ヶ月ごとに1株あたり10銭(税込:11銭)(※3) |
|
名義書換料 | 売買単位あたり50円(税込:55円)(※4) |
- |
配当金相当額 | 配当のある銘柄の場合、受取れる |
配当のある銘柄の場合、支払う |
各用語の説明
信用金利:
建玉の約定金額に対して発生する金利です。買い建玉の場合、証券会社から借りたお金に対してかかります。
信用取引貸株料:
証券会社から株を借りるために支払う費用です。
品貸料(逆日歩):
売り方が買い方に支払う費用です。市場で信用取引で貸借される株式が不足すると発生します。(※5)
管理費:
信用新規建の約定日から1ヶ月を経過するごとに建玉ごとに対して管理費が発生します。
名義書換料:
買い建玉が権利確定日をまたいで建てられている場合に必要となります。
配当金相当額:
建玉が権利確定日をまたいで建てられている場合、配当金支払い時期に、税金が源泉徴収された後の金額の授受が必要です。
信用買いの場合は「信用金利」、信用売りの場合には「信用取引貸株料」がかかります。「管理費」「名義書換料」「品貸料(逆日歩)」は、場合によって必要になります。
※下記の5つのケースでは、譲渡所得に対する課税は考慮していません。また、売買手数料は取引毎手数料でパソコンから成行注文で発注した場合のものです。なお、売買手数料、管理費、名義書換料においては、すべて消費税込みで計算していますのでご注意ください。
株価1,000円で新規買い建し、10日目に1,100円に達したところで返済
制度信用を利用してA銘柄を新規買い建
買い建玉・・・100万円(1,000円×1,000株)
1,100円まで値上がりしたので10日目に返済
現物との違いは信用金利
200日間保有し、途中で権利確定日を過ぎた場合
※制度信用をご利用の場合、6ヶ月を超える取引ができません。
一般信用を利用してA銘柄を新規買い
買い建玉・・・100万円(1,000円×1,000株)
1,100円まで値上がりしたので200日目に返済
(1,000株÷100株※×55円)
長期で保有するほど費用がかかってくる
株価1,100円で新規売りし、10日目に1,000円に達したところで返済
制度信用でA銘柄を新規売り
売り建玉・・・110万円(1,100円×1,000株)
1,000円まで値下がりしたので10日目に買い戻して返済
空売りの場合は貸株料がかかってくる
100日間保有し、途中で品貸料(逆日歩)が発生した場合
制度信用でA銘柄を新規売り
売り建玉・・・110万円(1,100円×1,000株)
1,000円まで値下がりしたので100日目に買い戻して返済
(1,000株×5銭※×5日)
※5銭の逆日歩が5日間発生した場合
逆日歩の発生に注意しよう
一般信用を利用してA銘柄を新規買い建(株価70円で100株単位)
買い建玉・・・70万円(70円×10,000株)
90円まで値上がりしたので返済
売買代金の低い銘柄は名義書換料に注意しよう
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