投資信託を選ぶときは、まず、次の3点をチェックしましょう。
投資信託の価格のことを「基準価額」といいます。
ほとんどのファンドが、新規設定時は基準価額1万円から運用を開始し、日々その価格が変動します。
「騰落率」とは、一定の期間に、基準価額が何%上昇または下落したかを表したものです。
過去の価格の動向を知ることができます。
購入時や保有している間のコストがどれくらいになるか、しっかり把握しておきましょう。
投資信託にかかる費用には大きく分けて申込手数料と信託報酬の2つがあります。
ファンドを購入するときにかかります。手数料無料(ノーロード)のファンドもあります。
年率で表示され、ファンドを保有している間、日々の運用資金の中から引かれます。
申込手数料は、同じファンドを購入する場合でも金融機関によって異なる場合があります。同じファンドであれば、手数料が安い方が有利です。
信託報酬などは、ファンドを運用するための費用です。ファンドを運用、管理するにあたって、それぞれの業務に対する報酬として、運用会社、販売会社、受託銀行へ支払われます。
運用成績をはじめとして、コストに見合った運用が行われているかが重要です。