ご案内
テクニカル分析情報の提供は9月29日(金)をもって終了いたしました。
「テクニカル分析」とは、価格や売買高、期間など株価を構成する要素を分析し、多くの場合は株価のトレンドや売買タイミングを計るために用いられます。
「マネックスシグナル 米国株」の分析対象101銘柄を対象に、移動平均乖離率、サイコロジカル、RSI、ボラティリティ、β値(対ダウ平均)など代表的なテクニカル分析の数値、および、これらを総合的に評価した「短期テクニカル総合スコア(※)」を提供します。
※「短期テクニカル総合スコア」を、「総合スコア」と省略記載する場合があります。
テクニカル分析情報(掲載例)
ティッカーシンボル |
銘柄名 | 前日終値 | 総合 スコア |
移動平均乖離 (%) |
サイコロジカル | RSI | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5日 | 25日 | 5日 | 25日 | 5日 | 25日 | ||||
DDD | 3Dシステムズ | 58.45 | 5 | -1.0 | -14.0 | 40 | 32 | 21 | 27 |
TWTR | ツイッター | 47.88 | 4 | -4.0 | -10.0 | 40 | 44 | 18 | 25 |
LOW | ロウズ | 48.36 | 4 | -2.0 | -2.0 | 0 | 48 | 0 | 56 |
EBAY | イーベイ | 56.33 | 4 | -1.0 | -2.0 | 0 | 48 | 0 | 54 |
LLY | イーライリリー | 57.21 | 4 | -1.0 | -2.0 | 0 | 44 | 0 | 58 |
GILD | ギリアド | 73.03 | 4 | -1.0 | -8.0 | 40 | 36 | 14 | 29 |
ABT | アボット | 38.4 | 3 | -1.0 | -2.0 | 20 | 40 | 3 | 46 |
高井 克実氏
ファンダメンタル分析とテクニカル分析は、投資分析の両輪です。 ファンダメンタル分析で銘柄選定をした後は、テクニカル分析でタイミング分析を行うのが常道です。
本質的な価値を持つ優良銘柄への投資でも、良い材料が出ていて高値を更新しているときに買う行動(トレンド・フォロー)と、一時的に悪い材料が出て安値を更新しているときに買う行動(カウンター・トレンド)は、はっきりと分けて考える必要があります。
つまり自分の投資行動が、
安く買って高く売ろうとしているのか?
高く買って更に高く売ろうとしているのか?
をはっきり把握しておく必要があります。
今回ご提供するテクニカル分析情報では、各銘柄に「短期テクニカル総合スコア」という数値を導入し、カウンター・トレンドの観点からお客様の投資タイミングをサポートします!
また、銘柄の位置を示す52週株価位置や値動きの激しさを示すヒストリカル・ボラティリティなども投資する前に是非チェックしておきたい情報です。
<解説> トレード・サイエンス株式会社 高井 克実氏
米国株 テクニカル分析情報(1)で提供される情報
[総合スコア] 短期テクニカル総合スコアの略
移動平均乖離率(5日・25日)、サイコロジカル(5日・25日)、RSI(5日・25日)の各指標を-2~+2の点数に換えて、合算したものです。株価が、大きく下がった後は反発し、大きく上がった後は反落することが多いという回帰性に着目して算出したスコアです。逆張りの視点でこのスコアを見た場合、この値が高いほどその後の株価は上昇しやすく、スコア値が低いほどその後株価は下落しやすい傾向があるといえます。
目安としては+6以上は買い、-6以下は売りの機会を示唆しています。
※トレンド・フォローの観点では、通常の場合、上記と逆の判断となる点にご留意ください。
[移動平均乖離率] 5日/25日
終値が移動平均(指定日数の終値の平均)から何%高いのかを計算したものです。価格(終値)と移動平均線との乖離が大きなマイナスになったタイミングでは反発が狙え、大きなプラスになったタイミングでは一部売却の機会と言えます。有効性が強い指標ですが、材料を伴って大きく変動した場合には、材料を完全に織り込むまで日数を要するため、サイコロジカルライン等の指標を併せて見ることが必要です。
[サイコロジカル] 5日/25日
サイコロジカルラインのことで、その計算期間の占める株価が上昇した日の割合です。0~100(%)の間の値になります。値が0に近いほどその後の上昇可能性が高く、値が100に近いほどその後の下落可能性が高いことが分かっています。有効性はさほど強くありませんが、市場環境の影響が少なく、コンスタントに有効性が持続している指標です。
[RSI] 5日/25日
相対力指数のことで、その計算期間において、上昇/下落のどちらの勢いが強いのかを示す指標です。0~100(%)の間の値になります。数値は、上昇局面では、50%以上で推移し、下落局面では、50%以下で推移する傾向があることから、通常は、70~80%以上となった場合に買われ過ぎ、30~20%以下となった場合に売られ過ぎと判断されることが多い指標です。
米国株 テクニカル分析情報(2)で提供される情報
[60日ボラ] (60日ボラティリティ (年率%)の略)
ヒストリカルボラティリティのことで、60日間の値動きの激しさを年率に換算して表したものです。大きな株価変動があると、その後も大きな変動が続く傾向があるため、この値が高いとリスクが高いと考えられます。
[β値(対ダウ)]
NYダウ平均の値動きと個別銘柄の値動きの関係を示したもので、過去一定期間(250日)における結果から計算し、表したものです。例えば、β値が2という銘柄の場合、その銘柄は、NYダウ平均の値動きの2倍動く傾向があるということを意味します。ここで注意が必要なのは、上昇だけでなく、下落も2倍になっていることです。
[20日リターン(%)]
20営業日前からの株価変化率(終値ベース)を表したものです。
[60日リターン(%)]
60営業日前からの株価変化率(終値ベース)を表したものです。
[52週株価位置(%)]
前日終値が、過去52週間の高値と安値の間のどの位置にあるのかを表します。0%ならば安値と同じ、100%ならば高値と同じということになります。
米国株テクニカル分析情報は、どなたでもご利用いただけます。ご利用料金はかかりません。
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