
※本レポートは2026年1月上旬に英語で作成されたものを1月下旬に日本語に翻訳しています。
毎月世界有数の運用会社であるシュローダーのマルチアセット運用チームによる各金融市場の月次見通しをお届けしています。お客様の投資戦略の策定にぜひお役立てください。
今月のポイント
株式は、強気の見通しを維持しています。米国を筆頭に、好調な企業業績が支援材料となっている一方で、バリュエーション高騰や地政学的リスク、情報技術や人工知能(AI)関連銘柄の株価上昇の持続可能性を注視しています。
社債は、中立の見通しを維持しています。米国、欧州ともにバリュエーションが割高な水準にありますが、穏やかなインフレ・安定した経済成長というマクロ経済環境が支援材料になると考えます。
| 株式 | 国債 | 社債 | コモディティ (商品先物) |
|---|---|---|---|
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強気の見通しを維持しています。米国を筆頭に、好調な企業業績が支援材料となっています。ただし、バリュエーション高騰や地政学的リスク、情報技術や人工知能(AI)関連銘柄の上昇の持続可能性を注視しています。 |
弱気の見通しを維持しています。米国債券市場は米金融当局の積極的な利下げを織り込んでいますが、経済成長や堅調な消費者動向を踏まえると、利下げ予想は過度であると考えます。 |
中立の見通しを維持しています。バリュエーションは割高な水準にありますが、穏やかなインフレ・安定した経済成長というマクロ経済環境が支援材料になると考えます。 |
金属およびエネルギー市場における供給逼迫のほか、原油価格の水準を踏まえると上昇余地があると考えます。ただし、地政学的要因のコモディティ市場への影響は不確実であり、見通しを中立に引き下げました。 |
見通しの表示:●強気 ●中立 ●弱気
矢印:対前月での見通しの引き上げ/引き下げを示します。
| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
| 株式 | 米国 | ![]() |
強気の見通しを維持しています。労働市場は「雇用も解雇も低い水準」にあり安定しているとみています。また、消費者関連の経済指標も底堅さを示しています。 |
| 欧州 | ![]() |
中立の見通しを維持しています。大型銘柄以外にも上昇が波及しており、業績修正も底打ちの兆しがあります。ただし、欧州株式は相対的にディフェンシブ性を有しており、足元の環境を考慮し、中立とします。 |
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| 日本 | ![]() |
経済成長を促す政策は支援材料になると考えますが、直近の株価上昇を踏まえ、中立の見通しを維持しています。 |
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| アジア (除く日本) |
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中国について、輸出業の堅調さを好感するものの、内需関連セクターの低迷を背景に中立の見通しとします。台湾や韓国については、半導体やAIインフラに対する需要が支援材料になると考えますが、関税や政治要因を巡る不確実性を踏まえ、中立としています。 |
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| 新興国 | ![]() |
中立の見通しを維持しています。バリュエーションは良好であるものの、中国に対する見通しから、中立の姿勢とします。 |
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| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
| 国債 | 米国 | ![]() |
弱気の見通しを維持しています。米国の財政懸念から、イールドカーブはさらにスティープニングする可能性があるとみています。 |
| 欧州 | ![]() |
見通しを中立に引き上げました。ドイツの財政拡大に関する懸念は、既に金融市場に織り込まれたと考えます。 |
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| 新興国 (現地通貨建て) |
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見通しを強気に引き上げました。ドル安や魅力的なキャリー、一部新興国におけるファンダメンタルズの改善が支援材料になるとみています。 |
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| 米国インフレ 連動債 |
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中立の見通しを維持しています。2026年にインフレが再燃するリスクはありますが、バリュエーションは魅力的ではないとみています。 |
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| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
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投資適格 社債 |
米国 | ![]() |
中立の見通しを維持しています。バリュエーションは割高であり、M&Aの増加やAI関連の設備投資増額によるレバレッジ拡大の可能性を踏まえると、さらなるスプレッド縮小余地は限定的であるとみています。 |
| 欧州 | ![]() |
中立の見通しを維持しています。ただし、米国対比での選好姿勢を維持しています。バリュエーションは割高であるとみていますが、銀行銘柄のファンダメンタルズが堅調であると考えます。 |
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| 新興国 (米ドル建て) |
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中立の見通しを維持しています。米国クレジット市場と比較するとスプレッドは魅力的で、金利感応度も低く、レバレッジ拡大のリスクは限定的であると考えます。ただし、バリュエーションは割高であると考えます。 |
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| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
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ハイイールド 社債 |
米国 | ![]() |
中立の見通しを維持しています。スプレッドは歴史的な水準に縮小していますが、企業のバランスシートは健全な状況にあると考えます。 |
| 欧州 | ![]() |
中立の見通しを維持しています。魅力的なヘッジ後利回りや良好な経済環境が支援材料になると考えますが、その他のリスク性資産へのエクスポージャーを優先する方針とします。 |
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| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
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コモディティ (商品先物) |
エネルギー | ![]() |
強気の見通しを維持しています。金に並び、地政学イベントに対するヘッジ機能を期待しています。ただし、供給増の可能性を踏まえ、価格動向を注視する方針です。 |
| 金 | ![]() |
強気の姿勢を維持しています。政治的不確実性が高まる中、分散投資効果を期待しています。また、各中央銀行による需要も追い風となっています。 |
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| 産業用金属 | ![]() |
見通しを中立に引き下げました。ニッケルなど、一部の産業用金属価格の急騰を考慮し、反落を警戒しています。 |
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| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
| 通貨 | 米ドル | ![]() |
弱気の見通しを維持しています。ドルに対する信認低下、米国の財政赤字拡大など、構造的なドル安要因が存在すると考えます。 |
| ユーロ | ![]() |
強気の見通しを維持しています。欧州経済のダウンサイドリスクが低下したとみています。欧州中央銀行(ECB)が政策金利を据え置くとの見方も、ユーロ相場の安定につながると考えます。 |
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| 日本円 | ![]() |
中立の見通しを維持しています。財政・金融政策を考慮すると、短期的には米ドル円はレンジ相場が続くと考えます。 |
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出所:シュローダー。社債に関する見通しは信用スプレッド(デュレーション・ヘッジを前提)の動きに基づくものです。ユーロと日本円は対米ドルの見通しとなります。
本レポートは2026年1月上旬に英語で作成されたものを1月下旬に日本語に翻訳しています。
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