
※本レポートは2026年3月上旬に英語で作成されたものを3月下旬に日本語に翻訳しています。
毎月世界有数の運用会社であるシュローダーのマルチアセット運用チームによる各金融市場の月次見通しをお届けしています。お客様の投資戦略の策定にぜひお役立てください。
今月のポイント
株式については、強気の見通しを維持しています。ボラティリティが高止まりするリスクは認識しつつも、ファンダメンタルズは依然として堅調であると考えます。
社債については、見通しを弱気に引き下げました。足元のタイト化したスプレッド水準は、金融市場におけるリスクを十分に織り込んでいないと考えます。
| 株式 | 国債 | 社債 | コモディティ (商品先物) |
|---|---|---|---|
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強気の見通しを維持しています。ボラティリティが高止まりするリスクは認識しつつも、ファンダメンタルズは依然として堅調であると考えます。 |
弱気の見通しを維持しています。中東における紛争長期化により、インフレが再燃するリスクがあるとみています。 |
見通しを弱気に引き下げました。足元のタイト化したスプレッド水準は、金融市場におけるリスクを十分に織り込んでいないと考えます。 |
見通しを中立に引き下げました。原油価格の急騰を受け、リスクの性質は短期的なものから、長期化しうるものへ変化していると考えます。 |
見通しの表示:●強気 ●中立 ●弱気
矢印:対前月での見通しの引き上げ/引き下げを示します。
| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
| 株式 | 米国 | ![]() |
強気の見通しを維持しています。業績成長を好感するほか、堅調な個人消費が米国経済を下支えしています。大型銘柄に加え、広範な市場にも投資機会が存在すると考えます。 |
| 欧州 | ![]() |
財政政策は支援材料になると考えますが、欧州株式市場は銀行セクターへのエクスポージャーが高いこと、欧州経済は原油価格上昇に対して相対的に脆弱であることを踏まえ、中立の見通しを維持しています。 |
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| 日本 | ![]() |
中立の見通しを維持しています。ただし、追加的な財政拡大に対する期待感が国内経済を下支えする可能性があります。 |
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| アジア (除く日本) |
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中国を除くアジア諸国に対して見通しを強気に引き上げました。人工知能(AI)関連のハードウェア企業は、構造的な追い風を享受すると考えます。一方、中国については、輸出は堅調であるものの、内需の弱さを踏まえ、中立の見通しを維持しています。 |
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| 新興国 | ![]() |
見通しを強気に引き上げました。台湾や韓国などのアジア諸国は、AI関連テーマから恩恵を受けると考えます。 |
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| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
| 国債 | 米国 | ![]() |
弱気の見通しを維持しています。エネルギー価格が高止まりする可能性に加え、堅調な経済成長が相まって、金利上昇のリスクがあるとみています。 |
| 欧州 | ![]() |
中立の見通しを維持しています。ただし、欧州経済は湾岸諸国からの原油輸入に対する依存度が高く、エネルギー価格上昇に対してより脆弱であることを注視しています。 |
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| 新興国 (現地通貨建て) |
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強気の見通しを維持しています。魅力的なキャリーや一部新興国におけるマクロ経済環境の改善を好感しています。 |
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| 米国インフレ 連動債 |
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中立の見通しを維持しています。インフレは減速基調にありますが、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格上昇を受け、インフレ再燃リスクが高まっているとみています。 |
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| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
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投資適格 社債 |
米国 | ![]() |
弱気の見通しとします。スプレッドは割高な水準まで縮小しているほか、プライベート・クレジット市場を巡る懸念が波及するリスクを警戒しています。 |
| 欧州 | ![]() |
米国対比でのバリュエーション妙味を踏まえ、中立の見通しを維持しています。ただし、原油価格の上昇が欧州経済に与える影響を注視しています。 |
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| 新興国 (米ドル建て) |
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見通しを弱気に引き下げました。中東関連のエクスポージャーを嫌気するほか、アジア地域のスプレッドが拡大するリスクを考慮しています。 |
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| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
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ハイイールド 社債 |
米国 | ![]() |
AI関連企業に対するエクスポージャーが高いこと、一部テクニカル指標に軟化の兆候がみられたことを踏まえ、見通しを弱気に引き下げました。 |
| 欧州 | ![]() |
見通しを弱気に引き下げました。バリュエーションが割高であるほか、原油価格上昇による影響を懸念しました。 |
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| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
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コモディティ (商品先物) |
エネルギー | ![]() |
見通しを中立に引き下げました。中東情勢の動向に確実性が増すまで様子見としますが、原油価格が急騰した水準を維持する可能性は低いと考えます。 |
| 金 | ![]() |
強気の姿勢を維持しています。足元、ボラティリティが高まっていますが、中銀需要という中期的なテーマが支援材料になると考えます。 |
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| 産業用金属 | ![]() |
中東情勢の悪化を受け、アルミニウムの供給混乱の恐れがある一方、産業用金属全般に対する需要が高まっているとの根拠に欠けるため、中立の見通しを維持しています。 |
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| 資産クラス | 分類 | 見通し | |
|---|---|---|---|
| 通貨 | 米ドル | ![]() |
見通しを強気に引き上げました。米国は石油の純輸出国であり、中東情勢の悪化を背景とした供給制約による米国経済への影響は相対的に小さいとみています。また、良好な米国景気が短期的にはドルにとって追い風になるとみています。 |
| ユーロ | ![]() |
見通しを弱気に引き下げました。欧州経済はエネルギー・ショックに対する感応度が高く、投資家がドルへ資金シフトする際に、ユーロは調達通貨になりやすいと考えます。 |
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| 日本円 | ![]() |
中立の見通しを維持しています。金融政策の正常化は段階的になるとみています。 |
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出所:シュローダー。社債に関する見通しは信用スプレッド(デュレーション・ヘッジを前提)の動きに基づくものです。ユーロと日本円は対米ドルの見通しとなります。
本レポートは2026年3月上旬に英語で作成されたものを3月下旬に日本語に翻訳しています。
シュローダーはロンドンを本拠地とし、200年以上の歴史を誇る、英国の老舗資産運用グループです。個別企業の調査・分析などのリサーチ力に強みを持つアクティブ運用を中心に、日本株式をはじめ、海外株式・債券、ESG投資、マルチアセット、オルタナティブ投資などのファンドを取り揃えて、日本の投資家の皆さまにグローバルな投資機会を提供しています。
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Aコース(為替ヘッジなし)の実質外貨建て資産については、為替ヘッジは行いません。
Bコース(為替ヘッジあり)の実質外貨建て資産については、原則として、為替ヘッジにより米ドルと円との間の為替変動リスクの低減を図ることを基本とします。
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