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世界市場見通し:強気を維持

シュローダー グローバル市場見通し

本レポートは2026年4月上旬に英語で作成されたものを4月下旬に日本語に翻訳しています。

毎月世界有数の運用会社であるシュローダーのマルチアセット運用チームによる各金融市場の月次見通しをお届けしています。お客様の投資戦略の策定にぜひお役立てください。

今月のポイント

株式については、強気の見通しを維持しています。ただし、株式における国、セクター単位の投資判断は選択的であり、英国やカナダ、米国テクノロジーセクター、韓国、台湾に対して強気とします。

社債については、弱気の見通しを維持しています。バリュエーションは割高で、スタグフレーション・リスク、ボラティリティ上昇、プライベートクレジット市場を巡る懸念に対するバッファーを提供していないことから、特に米国投資適格社債に対して弱気とします。

資産クラスの見通し

株式 国債 社債 コモディティ
(商品先物)
強気 中立:対前月での見通しの引き上げ 弱気 強気:対前月での見通しの引き上げ

強気の見通しを維持しています。ただし、株式内での選好は選別的であり、英国やカナダ、米国テクノロジーセクター、韓国、台湾に対して強気とします。

見通しを中立に引き上げました。インフレは依然として懸念材料となるものの、経済成長に対する警戒感も生じています。

弱気の見通しを維持しています。バリュエーションは割高で、スタグフレーション・リスク、ボラティリティ上昇、プライベートクレジット市場を巡る懸念に対するバッファーを提供していないことから、特に米国投資適格社債に対して弱気とします。

見通しを強気に引き上げました。特に、農作物の供給リスクを反映しています。また、各中銀の需要も旺盛であることから、金に対しても強気とします。

見通しの表示:強気 中立 弱気
矢印:対前月での見通しの引き上げ/引き下げを示します。

資産クラス、分類(地域、通貨)毎の見通し

資産クラス 分類 見通し
株式 米国 強気

強気の見通しを維持しています。業績の上方修正、利下げ期待が追い風になるとみています。バリュエーションの割高感が薄れたこともあり、米国テクノロジーセクターに対して特に強気とします。

欧州 中立

中立の見通しを維持しています。エネルギー・ショックによるスタグフレーションリスクを警戒しています。

日本 中立

国内経済は改善基調にあるとみていますが、世界経済を巡る不確実性、日本銀行の金融政策正常化観測などを背景に中立の見通しを維持しています。

アジア
(除く日本)
強気

中国を除くアジア諸国に対して強気の見通しを維持しています。人工知能(AI)関連のハードウェア企業は、構造的な追い風を享受すると考えます。一方、中国については、輸出は堅調であるものの、内需の弱さを踏まえ、中立の見通しを維持しています。

新興国 強気

選別的に強気の見通しを維持します。テクノロジーセクターの構成比率の高さ、魅力的な金利環境を踏まえ、アジア(除く中国)を選好します。

資産クラス 分類 見通し
国債 米国 弱気

弱気の見通しを維持しています。インフレリスクから、米金利は高止まりする可能性があります。労働市場は安定しているほか、財政懸念が長期金利に上昇圧力をかけるとみています。

欧州 強気:対前月での見通しの引き上げ

見通しを強気に引き上げました。引き締め的な金融環境は欧州経済の成長を抑制するため、欧州中央銀行(ECB)はよりハト派的な姿勢をとる可能性があります。

新興国
(現地通貨建て)
強気

強気の見通しを維持しています。魅力的なキャリーや一部新興国におけるマクロ経済環境の改善を好感しており、インフレリスクやコモディティ関連のリスクに対する警戒を相殺しています。

米国インフレ
連動債
中立

中立の見通しを維持しています。エネルギー価格の上昇を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)はタカ派姿勢を強め、インフレ期待の抑制につなげるとみています。ただし、米国経済の堅調さを踏まえると、インフレは依然として懸念材料です。

資産クラス 分類 見通し
投資適格
社債
米国 弱気

弱気の見通しを維持します。スタグフレーション懸念を踏まえると、スプレッド水準は過度にタイトであるとみています。ファンダメンタルズは堅調であるとみていますが、人工知能(AI)によるディスラプション、プライベートクレジット市場を巡る懸念が波及するリスクを警戒しています。

欧州 中立

中立の見通しを維持しています。金融セクターに対するエクスポージャーが高く、当セクターのバランスシートは堅調であるとみています。

新興国
(米ドル建て)
中立:対前月での見通しの引き上げ

見通しを中立に引き上げました。中東諸国を中心にスプレッドが拡大し、バッファー機能は高まったとみています。また、中南米諸国は中東情勢悪化の影響を受けにくい立場にあります。

資産クラス 分類 見通し
ハイイールド
社債
米国 弱気

弱気の見通しを維持しています。割高なバリュエーション、金融環境に対する感応度の高さ、経済成長減速に対する脆弱性などを踏まえると、リスク・リターン特性が魅力的でないと考えます。

欧州 弱気

バリュエーションは割高で、欧州経済成長のモメンタム、エネルギー価格の上昇やインフレに対する感応度などを踏まえ、弱気の見通しを維持しています。

資産クラス 分類 見通し
コモディティ
(商品先物)
エネルギー 中立

エネルギー市場は中東情勢に左右されることから、中立の見通しを維持します。高ボラティリティの継続が見込まれ、中東情勢の先行きが不透明であり、方向性について強い確信を持つことが難しい状況です。

強気

強気の姿勢を維持しています。各中央銀行からの需要、ドル資産への選好低下、中国をはじめとする各国公的機関からの需要など、構造的な追い風が存在すると考えます。

産業用金属 中立

中立の見通しを維持しています。中東情勢の悪化によりベースメタルに対する需要は減少し、価格の下落圧力となる可能性があります。ただし、アルミニウムについては供給制約が価格に織り込まれていないとみています。

資産クラス 分類 見通し
通貨 米ドル 弱気:対前月での見通しの引き下げ

見通しを弱気に引き下げました。エネルギー価格の急騰やリスクオフ環境における投機的な米ドルのショート・ポジションを受けて、米ドルは上昇する局面もありましたが、ボラティリティが低下した際には下落基調に戻ると考えます。

ユーロ 中立:対前月での見通しの引き上げ

ネガティブな要因が緩和したことを受け、見通しを中立に引き上げました。ただし、ユーロおよび欧州圏資産の反発は米国に比べて遅れており、同地域に対する景気懸念が根強いことを示しています。インフレ率の上昇から、ECBはよりタカ派的な姿勢を強めるとの見方も強まっています。

日本円 強気:対前月での見通しの引き上げ

見通しを強気に引き上げました。インフレ、正の需給ギャップ、労働市場の引き締まりは日銀のタカ派姿勢をサポートする可能性があります。春闘の賃金上昇率も力強く、後押しする内容です。

出所:シュローダー。社債に関する見通しは信用スプレッド(デュレーション・ヘッジを前提)の動きに基づくものです。ユーロと日本円は対米ドルの見通しとなります。

本レポートは2026年4月上旬に英語で作成されたものを4月下旬に日本語に翻訳しています。

マネックス証券で取り扱うシュローダーが運用している投資信託

シュローダーはロンドンを本拠地とし、200年以上の歴史を誇る、英国の老舗資産運用グループです。個別企業の調査・分析などのリサーチ力に強みを持つアクティブ運用を中心に、日本株式をはじめ、海外株式・債券、ESG投資、マルチアセット、オルタナティブ投資などのファンドを取り揃えて、日本の投資家の皆さまにグローバルな投資機会を提供しています。

シュローダー・アジアパシフィックESGフォーカス・ファンド(資産成長型)

ノーロード つみたて 100円つみたて NISA成長枠

ファンドの特徴

  • 日本を含むアジアパシフィック諸国の株式を実質的な主要投資対象とします。
  • 株式の銘柄選択にあたっては、ESG(環境・社会・ガバナンス)の観点を加味します。
  • ESGの観点を組み入れた運用アプローチを有するシュローダー・グループが運用を担当します。
  • 実質的外貨建て資産については、原則として為替ヘッジを行いません。

シュローダー日本株式オープン

ノーロードつみたて100円つみたてNISA成長枠

ファンドの特徴

  • わが国の株式を実質的な主要投資対象とし、信託財産の成長を目的として、積極的な運用を行います。
  • TOPIX(東証株価指数、配当込み)をベンチマークとします。

シュローダー・インカムアセット・アロケーション(1年決算型) Aコース(為替ヘッジなし)・Bコース(為替ヘッジあり)

ノーロード つみたて 100円つみたて

ファンドの特徴

マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に、複数のインカムアセット(世界の高配当株式、債券等)に投資し、市場環境に合わせて機動的に資産配分の調整を行う投資信託証券、および海外の債券等に投資する投資信託証券への投資を行います。
Aコース(為替ヘッジなし)の実質外貨建て資産については、為替ヘッジは行いません。
Bコース(為替ヘッジあり)の実質外貨建て資産については、原則として、為替ヘッジにより米ドルと円との間の為替変動リスクの低減を図ることを基本とします。
運用はファミリーファンド方式で行います。マザーファンドの運用にあたっては、ファンド・オブ・ファンズ形式で行います。

マネックス証券取扱い「シュローダー・インベストメント・マネジメント」のファンド一覧はこちら

【本資料に関するご留意事項】

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投資資産および投資によりもたらされる収益の価値は上方にも下方にも変動し、投資元本を毀損する場合があります。また外貨建て資産の場合は、為替レートの変動により投資価値が変動します。本資料中に記載されたシュローダーの見解は、策定時点で知りうる範囲内の妥当な前提に基づく所見や展望を示すものであり、将来の動向や予測の実現を保証するものではありません。市場環境やその他の状況等によって将来予告なく変更する場合があります。本資料は、作成時点において弊社が信頼できると判断した情報に基づいて作成されておりますが、内容の正確性あるいは完全性については、これを保証するものではありません。
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