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世界市場見通し:強気を維持

シュローダー グローバル市場見通し

本レポートは2026年6月上旬に英語で作成されたものを6月下旬に日本語に翻訳しています。

毎月世界有数の運用会社であるシュローダーのマルチアセット運用チームによる各金融市場の月次見通しをお届けしています。お客様の投資戦略の策定にぜひお役立てください。

今月のポイント

株式については、強気の見通しを維持しています。成長サイクルの観点で成熟期に入りつつあり、上昇は一部の限られた銘柄に集中しているものの、堅調な業績成長が下支えしています。金融や資源関連株式を通じて分散投資を図っています。

社債については、弱気の見通しを維持しています。スプレッドがタイト化した水準にあり、インフレおよび金利上昇リスクに対する十分なバッファーを提供していないとみる米国投資適格社債を特に弱気とします。

資産クラスの見通し

株式 国債 社債 コモディティ
(商品先物)
強気 中立 弱気 強気

強気の見通しを維持しています。成長サイクルの観点で成熟期に入りつつあり、上昇は一部の限られた銘柄に集中しているものの、堅調な業績成長が下支えしています。金融や資源関連株式を通じて分散投資を図っています。

中立の見通しを維持しています。バリュエーションの観点で割高感は薄れ、魅力的なキャリー機会を提供していると考えますが、インフレリスクが依然として残っています。

弱気の見通しを維持しています。スプレッドがタイト化した水準にあり、インフレおよび金利上昇リスクに対する十分なバッファーを提供していないとみる米国投資適格社債を特に弱気とします。

強気の見通しを維持していますが、セクター別での見通しを変更しました。農作物や金への選好を弱め、足元では産業用金属を強気とします。

見通しの表示:強気 中立 弱気
矢印:対前月での見通しの引き上げ/引き下げを示します。

資産クラス、分類(地域、通貨)毎の見通し

資産クラス 分類 見通し
株式 米国 強気

強気の見通しを維持しています。好調な企業業績と人工知能(AI)関連インフラに対する設備投資を好感しています。市場の牽引役は限られているものの、業績成長が相場を下支えしています。

欧州 強気:対前月での見通しの引き上げ

見通しを強気に引き上げました。特に金融セクターに対する選好姿勢を強めました。当セクターは、魅力的なバリュエーション、堅調な利益を提供するほか、金利が高止まりした際にも恩恵を受けると考えます。また、AIテーマからの分散効果も提供するとみています。

日本 中立

国内経済は改善基調にあるとみていますが、日本銀行の金融政策正常化のペースや円金利に対する見通し、円相場のボラティリティの高さを背景に中立の見通しを維持しています。

アジア
(除く日本)
強気

強気の見通しを維持しています。半導体サプライチェーンにおける旺盛な需要がアジア経済を支えるとみています。ただし、景気サイクルは成熟期に近づきつつあるとみており、選別的なアプローチが必要だと考えます。

新興国 強気

選別的に強気の見通しを維持します。アジアを中心に、テクノロジーセクターにおける堅調な業績動向が追い風になると考えます。

資産クラス 分類 見通し
国債 米国 中立:対前月での見通しの引き上げ

見通しを中立に引き上げました。足元の金利水準は魅力的なインカムを提供していると考えます。一方、インフレリスクを警戒しています。

欧州 中立:対前月での見通しの引き下げ

見通しを中立に引き下げました。魅力的な金利水準にあると考えますが、インフレを巡る不確実性から、リスク・リターン特性の妙味が薄れたと判断しました。

新興国
(現地通貨建て)
強気

強気の見通しを維持しています。魅力的な実質利回りを好感しています。また、多くの国・地域において、ファンダメンタルズが改善しているとみています。

米国インフレ
連動債
中立

中立の見通しを維持しています。短期的なインフレリスクは、既にインフレ連動債市場に織り込まれていると考えます。

資産クラス 分類 見通し
投資適格
社債
米国 弱気

弱気の見通しを維持します。インフレやリファイナンス、金利上昇を巡るリスクなどを踏まえると、足元のスプレッドは過度にタイト化していると考えます。

欧州 中立

中立の見通しを維持しています。インフレや欧州経済成長を巡るリスクを踏まえると、スプレッド水準は魅力的でないと考えます。

新興国
(米ドル建て)
中立

ファンダメンタルズは支援材料となるものの、より制約的な金利環境、地政学的不確実性などを踏まえ、中立の見通しを維持しています。

資産クラス 分類 見通し
ハイイールド
社債
米国 弱気

弱気の見通しを維持しています。スプレッドはタイトな水準にあり、インフレや経済成長減速に対する不確実性を警戒しています。

欧州 弱気

弱気の見通しを維持しています。経済成長を巡るリスク、調達環境が変化する可能性を踏まえると、足元のスプレッド水準は魅力的でないと考えます。

資産クラス 分類 見通し
コモディティ
(商品先物)
エネルギー 強気:対前月での見通しの引き上げ

見通しを強気に引き上げました。供給はひっ迫し、在庫を補充する需要が支援材料になると考えます。また、ポートフォリオにおける分散効果も期待しており、エネルギー関連株式を通じてエクスポージャーを構築することを選好します。

中立:対前月での見通しの引き下げ

見通しを中立に引き下げました。中央銀行による需要は引き続き支援材料になると考えますが、金相場は金利見通しに左右されており、足元の地政学的不確実性が高まる期間においては、十分な分散効果を提供していないと考えます。

産業用金属 強気:対前月での見通しの引き上げ

見通しを強気に引き上げました。AIインフラや電化、電力網投資を背景とした需要が高まる中、供給面では様々な制約に直面しており、需給環境が支援材料になると考えます。

資産クラス 分類 見通し
通貨 米ドル 中立

中立の見通しを維持しています。堅調な経済指標の発表や、妙味を増しつつある米金利の水準がドル高を支えるとみています。ただし、ポジショニングの動向から、確信度を強めるには至っていません。

ユーロ 中立

中立の見通しを維持しています。ユーロ圏においては、一部の地域や分野に対するセンチメントが改善しつつありますが、全体的にはマクロ環境は厳しい状況にあると考えます。

日本円 弱気

弱気の見通しを維持しています。米国との金利差が引き続き重しとなると考えます。日本銀行による金融政策正常化は進展すると考えますが、そのペースは段階的になることが見込まれます。

出所:シュローダー。社債に関する見通しは信用スプレッド(デュレーション・ヘッジを前提)の動きに基づくものです。ユーロと日本円は対米ドルの見通しとなります。

本レポートは2026年6月上旬に英語で作成されたものを6月下旬に日本語に翻訳しています。

マネックス証券で取り扱うシュローダーが運用している投資信託

シュローダーはロンドンを本拠地とし、200年以上の歴史を誇る、英国の老舗資産運用グループです。個別企業の調査・分析などのリサーチ力に強みを持つアクティブ運用を中心に、日本株式をはじめ、海外株式・債券、ESG投資、マルチアセット、オルタナティブ投資などのファンドを取り揃えて、日本の投資家の皆さまにグローバルな投資機会を提供しています。

シュローダー・アジアパシフィックESGフォーカス・ファンド(資産成長型)

ノーロード つみたて 100円つみたて NISA成長枠

ファンドの特徴

  • 日本を含むアジアパシフィック諸国の株式を実質的な主要投資対象とします。
  • 株式の銘柄選択にあたっては、ESG(環境・社会・ガバナンス)の観点を加味します。
  • ESGの観点を組み入れた運用アプローチを有するシュローダー・グループが運用を担当します。
  • 実質的外貨建て資産については、原則として為替ヘッジを行いません。

シュローダー日本株式オープン

ノーロードつみたて100円つみたてNISA成長枠

ファンドの特徴

  • わが国の株式を実質的な主要投資対象とし、信託財産の成長を目的として、積極的な運用を行います。
  • TOPIX(東証株価指数、配当込み)をベンチマークとします。

シュローダー・インカムアセット・アロケーション(1年決算型) Aコース(為替ヘッジなし)・Bコース(為替ヘッジあり)

ノーロード つみたて 100円つみたて

ファンドの特徴

マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に、複数のインカムアセット(世界の高配当株式、債券等)に投資し、市場環境に合わせて機動的に資産配分の調整を行う投資信託証券、および海外の債券等に投資する投資信託証券への投資を行います。
Aコース(為替ヘッジなし)の実質外貨建て資産については、為替ヘッジは行いません。
Bコース(為替ヘッジあり)の実質外貨建て資産については、原則として、為替ヘッジにより米ドルと円との間の為替変動リスクの低減を図ることを基本とします。
運用はファミリーファンド方式で行います。マザーファンドの運用にあたっては、ファンド・オブ・ファンズ形式で行います。

マネックス証券取扱い「シュローダー・インベストメント・マネジメント」のファンド一覧はこちら

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シュローダー/Schrodersとは、シュローダーplcおよびシュローダー・グループに属する同社の子会社および関連会社等を意味します。